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SumanasaraAlubomulle

著者情報
著者名:SumanasaraAlubomulle
SumanasaraAlubomulle
SumanasaraAlubomulle
生年~没年:1945~

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このランキングは1日1回更新されます。
      ブッダ 大人になる道
      カテゴリー:法話・説教集
      4.5
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      • 仏教という世界宗教の大本の初期の教えがどんなものか、というのを説明しているのが、筆者である。
        初期の仏教では、「神がいるのを信じなさい」というような目に見えないことや昔起こった奇跡を事実として信じるようなことを教えていない。抽象的で証明できない納得しづらいことを信じこませるのではなく、目の前の現象と結果から導かれる論理的な帰結こそが教えとなっている。それは例外なくあらゆる事象を網羅していて、哲学者も否定できない「最終的な結論」と言っている。本書を読むと確かに順番に沿って論理を追っていくことで、仏教的な答えへと導かれていく。
        「生きているとはどんな状態?」「なぜ生きることは苦しいか」「大人になるとは?」「自分とは?」
        論理を追って私でも納得できる。

        私の日頃抱いている素朴な疑問。生きるのは今の一瞬であって過去でも未来でもないことは分かる。では、なぜ色んな人の意見が、その一瞬を一生懸命生きようとか、大切にしようとか、人に優しくしようとか、人格を向上させようという結論になるのだろうか。急に論理が飛躍している。何か納得できる論理はないだろうか。その論理に隙がなければ、今よりもっと余所見をせずに力強く生きていける気がするのだが。
        本書では直接触れられなかった私の疑問だが、本書を通じて初期の仏教の考え方は、私の疑問に対して答えに近づけて行けそうな考え方だと思った。
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        2016/04/02 by harubou

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      不安を鎮めるブッダの言葉
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
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      • 【「慈悲喜捨」を学び、誰でもできる実践方法を伝授。「加減を知る生き方」「頭がよくなる善行為をしよう」「ブッダの説く「慈しみ」の世界とは」「『慈悲喜捨』の実践のしかた」など心を整える術を伝える。
        先の見えない時代、生きる苦しみから救ってくれる「慈・悲・喜・捨」のシンプルな習慣と考え方。】

        社会が”一丸”となったら危ない。”多様”な意見が”自由”に議論できない社会は恐ろしい。報道は中道、冷静理性的で客観的な事実を伝えるべき。敵を作れば争うことになる。憎しみや暴力の連鎖。悪循環。戦いたい人。軍事産業で儲けたい人etc・・・?
        世の中を見てるとなんだかちょっと不安になりますね。

        なぜ人は歴史に学ばないか。いや、学べないのです。自分の都合のいいようにしか、自分の主観でしか学べないのです。そして学びたくもないのです。エゴがあるから、自分がかわいいから、自分の思うようにやりたいのです。そういう人がホントに多い。

        人間は、自分の気持ちが善なのか悪なのか区別ができない、というよりも自分の行為は善い行為だと勝手に思っているのです。みんな自分のやっていることは正しいと思っているのです。地位や肩書きがある人は特に。そして、心の弱い人は自分が正しいと思いたい。そういうもの。

        人はなぜ罪を犯すのでしょうか?自分のためです。エゴの錯覚があるからです。他の生命を軽視しているからです。エゴが敵を作ります。敵を作ったら安心して(穏やかに)生きることはできません。残念ながら。

        人間の幸福論は自分に限った幸福論。なので、他人にとっては迷惑な生き方になるのです。(お互い様。みんな迷惑を掛け合っている。・・・となかなか思わない^^;)

        あのね、でもね、
        自分(や仲間)だけが唯一ありがたい存在ではなく、
         一切の生命は平等

        なのです。

        少しでも理性のある人、苦しみから解放されたい人は「慈悲の実践」をするしかない。曖昧な(特定の人や仲間内の偏った、エゴに近い)「愛」ではなく、すべての生命に対する「慈悲喜捨」(慈しみ友情・憐れみ・喜び・冷静平等)の心。「慈悲の実践」でしか幸福にはなれません。もう、人間のエゴをなくす努力をするしかない。

        他の生命の協力なしに、助けなしに、自分の命は成り立ちません。ですから、自我を張るのではなく、どうすれば皆、味方になってくれるのかと考えるべきです。

        慈悲の実践は、誰でもできるし、始めたその日からすぐに効果が出ます。慈悲喜捨の心さえあれば、すべての問題が解決します。(人はもともと慈悲喜捨の心をもってない、だから意識して育てるのです)。怒りは猛毒です。慈しみはその解毒剤。一切の差別なく、冷静に、すべてのあらゆる生命を慈しみ、憐れみ、共に喜ぶ心をもてば、一遍に解決。誰にも迷惑をかけることがない。みんな幸せ。

        残念な人間社会です。だから、政治や社会に期待しても無理。
        自分で慈悲喜捨の心を育てながら生きるしかない。自分が身近な人といい社会を作る。そこからしか、始まらない。
        不安を鎮めるのは「慈悲喜捨」。これさえあれば、恐れることはなにもない。

        (慈悲の実践とは・・・あらゆる生命、生きとし生けるもの全ての幸せを願う。慈悲喜捨の心を育てること)

        精神論です。心がすべての行動をつくりだすのですから。真理に基づき、理想に向かって歩かなければ待っているのは苦しみだけです。
        「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。ー車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように」(真理の言葉)
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        2015/02/11 by バカボン

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      ひとりで生きるということ
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
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      • 「人は自由でいたいと思っても、一人では生きてはいけません。
        命は個の存在ですが、人はつながって生きていて、組織・共同体をつくります。
        しかし、つながりの社会の中で自由な生き方や言論を求めすぎると、強烈なエゴが吹き出します。
        他人に管理されるのは大嫌いなのに、自分は他人を管理したくてウズウズしているのです。

        どうすれば、つながりの(社会の)中で個人が心の自由を獲得でき、安らかに生きていけるのか。ひとりで生きていくこととはどういうことなのか。」(amazon内容紹介)

        「過剰なエゴを捨てれば、楽になる。汚れた欲のない心を養う。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)の長老が、最古の経典『スッタニパータ』の第一章「犀角経」の言葉などから、ブッダの教えを伝える、つながりの社会の中で、心を安らかに保つ智慧。」(「BOOK」データベースより)

        組織、共同体と個人の関係を考える。

        会社、クラブ、市町村、国…友人関係も家族も共同体。人間はつながりの中でしか生きられない。でも、自分の心は自由でありたいし、押しつけられたくない。

        では、この矛盾に満ちた社会の中でどう生きていくか。


        それは、欲・怒り・無智(エゴ)を捨て、慈悲喜捨の心で生きること。
        全ての生命は平等あることを知り、みんな仲よく助け合えばいいのです。そうすれば、おだやかで明るい心で生きることができる。

        心がおだやかであれば、平和であれば、テロを起こそうという気にもならないのでは・・・。だから、“みんな”が幸せであることが大切なんですよね。(自分だけの幸せなんてありえない)

        苦しみの原因である怒り(やエゴ)をなくすためには、自分の怒り(やエゴ)に気づくこと。人のせいにせず、自分でなくす努力をすること。慈悲喜捨(のやさしさ)の心をもつこと。

        命は永遠ではないので、怒りやエゴの心で過ごす時間がもったいない。どうせ生きるなら、慈悲喜捨のおだやかな心で生きたいと思う。

        どんな組織や社会にあっても、八正道によって慈悲喜捨の心を養うこと、自分を律しつづけること。(人は自分の思い通りにはできない。押しつけられない。できるのは自分がどうするか、ということだけ)

        つまり、ひとりで生きるとは・・・エゴだらけの社会の中でも、やさしさを忘れず清らかな心でしっかりと生きる、なかよく助け合って生きる、ということなのです。(・・・多分)



        スマナサーラさんの本は、こういうお釈迦様の教えをていねいに分かりやすく解説されてるのでとても読みやすい。
        そして、読めば読むほどに心が落ち着き、おだやかになれます。
        >> 続きを読む

        2013/04/17 by バカボン

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      原訳「法句経」一日一話
      カテゴリー:経典
      5.0
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      • お釈迦様の言葉(ダンマパダ)が50紹介されてます。1つの言葉につき2~4ページくらいの簡単な解説がついています。中村元先生の本はすべての言葉が収録されているけど、解説(法話?)がない。スマナサーラ長老の解説はとても分かりやすいし、仏教初心者でも理解しやすいと思います。読書が苦手な人でも短くて読みやすく、お釈迦様の言葉は押しつけがましくなくて納得しながら癒されます。(母も時々読んでるよ^^)

        ちなみに、1つめの言葉は

        ①怒るといちばん最初に自分が汚染される

        じつにこの世においては、
        怨みにたいして怨みを返すならば、
        ついに怨みの鎮まることがない。
        怨みを捨ててこそ鎮まる。
        これは普遍的な真理である。(5)

        心の修養のため、平和を目指す(まずは自分からです)ために、手元に置いておきたい1冊。
        >> 続きを読む

        2014/08/24 by バカボン

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      人生を変える練習。 ブッダの意志強化術
      カテゴリー:法話・説教集
      4.0
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      •  意志というのは、良い方向だけでなく戦争や復讐など、悪い方向にも限りなく強化することができるものです。

         著者は、「〜したい」「〜しよう」という思いが、「意志」なのか「欲」なのか。この違いをきちんと理解することが、意志を強化するときには非常に大切なことで、意志の力を「欲=汚れた願い」を満たすために利用するのではなく、「善=幸せ」のために強化すれば、軽やかに、清々しく、幸せに生きることができる、と強調しています。

         詳細なレビューはこちらです↓
        http://maemuki-blog.com/shohyou/keizoku/sumanasara-ishi/ ‎
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        2014/01/24 by ヨッシィー

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      ブッダの幸福論
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
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      • ちくまプリマー新書。(plimer入門書)
        子どもの階に置いてあったけど、大人が読んでもいい。大人も読んだほうがいい。
        お釈迦様の言うことは、実にシンプルで、クールで、今からすぐにできることばかり。
        そして、全ての生命にやさしい。

        メモ
        どうせ学ぶなら楽しく学ぼうと、学ぶことから楽しみや喜びを得ようとしてみる。
        どうしても仕事をしなければいけないんだから、仕事をしながら仕事の中から生きる楽しみ、喜びを得ようとしてみる。
        社会との関わりをもつときにも、何とかしてその中から生きる楽しみ、喜びを得るようにしてみる。
        そうやって、何があっても楽しみ、喜び、充実感、幸福感を得るようにしようと思ってしまえば、
        すべてストレスなく、失敗することなく人生がうまくいく。

        「しっかり生きている人」というのは、他の生命との関係がこじれておらず、うまくいっている人
        自分の生命を支えてくれるものに対しては、それなりに親切な態度で仲よくすること。自分の生命に危険をもたらす危険な生命からは、離れて関係を持たないということ。

        勉強も仕事も、「好き、嫌い」ではなく「できる、できない」が肝心。「できるから楽しくなる、好きになる」

        仕事の評価は「生命への貢献度」ではかる
        生きる能力を磨くことが勉強
        自分が何をして社会に、人類に、生命に貢献できるかということだけを考えればいい。自分が何で貢献できるかということを探して、それを極めていく。自分にできることをやればそれこそ立派。
        だから、みじめな思いをする必要はみじんもない。いつでも、私は私ができることをやっているのだと、それを自慢できればOK。

        生き方=五戒 (やってはいけないこと)
        不殺生  
        「生命を殺さない」命を守る人こそ守られる 全ての生命には生きる権利がある
        「誰も殺してはならない」 殺されるような状況になったらとにかく逃げればいい。
        殺人など重犯罪に関わる明らかな悪人の場合は?その人が悪いことをして、報いを受けて勝手に不幸になるのですから、こちらには関係がない。悪人を捕まえて裁くことは、警察と司法にまかせておけばいい。

        不偸盗  
        「盗まない」 とは「一人分」で生きること
         一人の生命を支えるための適量というものがある。私たちは適量でストップして生きていかなければならない。

        不邪淫  
        性欲を満たそうとしてはいけない
        ある一人の生命を完全に自分が面倒を見るのだと覚悟なら、その人と一緒に満たしてもかまわないが、それ以外は、コントロールしなくてはいけない。
        満たしても満たさなくても、性欲は本来は生命に関係ない。

        不妄語   
        ウソをやめることは智慧を育てる。どう言えばいいか自分で考えることで智慧が出てくる。
        事実であっても言ってはいけないこともある。人の幸せになることだけ言うべき。

        不飲酒  
        酒もドラッグも大切な「智慧」の土台を壊す
        酒を飲んだときが一番楽しいというのは、自分が失敗しているという証拠。仕事で苦しいのなら、仕事が楽になるように能力向上するよう努力すべき。脳細胞は壊してはいけない。


        人の役に立つ生き方=四摂事 (やってほしいこと)
        布施   人に何かしてあげるのは楽しい
             いつでも何か自分が他人にしてあげる生き方

        愛語   やさしい言葉を話す
             少ない言葉でちゃんと整理整頓して、ピンポイントでおもしろくしっかりと
             語ってしまう話術。
             大事な内容を、おもしろく、誰でも理解できるように言うこと

        利他   人の役に立つような人間になる

        平等   一切の生命に対する差別を捨てること



        慈悲喜捨
        生命は誰でもエゴイスト。だから自分のことしか考える能力がない。
        でも、エゴイストでは生きることが苦しくて成り立たないし、そのままいくと周りから潰されてしまう。
        幸福に生きるためには、他の生命との関係がうまくいくべきで、一切の生命に対してみんな仲間だ、という気持ちを育てないといけない。
        自分のことでしか喜べない人が、幸福になろうとしたって無理。その代わり、他人のことでもちょっとしたことで喜びを感じられるように、自分の心を育ててみる。そうなってくると、いくらでも喜べるものが見えてくる。

        私たちはなぜ生きているのか。人生に意味はあるのか。
        「死んでないんだから生きている」それだけ。
        それより、「なぜ、いま、これをしているのか?」と問うべき。
        すぐそこに答えがある。もし答えがなくて変だなと思ったら、その行為はやめればいい。
        いま、したことを説明できれば十分。

        「神のみぞ知る」ことは相手にしないこと。



        シンプルだけど、一つ一つ、丁寧にわかりやすく説明されている。
        手元に置いて、何度でも読み返したい一冊。
        >> 続きを読む

        2013/09/03 by バカボン

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      自殺と「いじめ」の仏教カウンセリング
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
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      • 人間には、本能として「五欲」「生存欲」「非生存欲」(三つ合わせて「渇愛」といいます)がある。誰でもみんな「非生存欲」という本能をもっているのだから、自殺したくなるのは当たり前のことなのです。

        といって、自殺をすすめるわけではなく、心を奮い立たせて生きる方がいいのです。自殺を美化してはいけません(自殺する人はただ気の毒です)。特に日本人は死んだら楽になるとか成仏とかの考えがあって、自殺に走りやすい傾向にある。

        長老は、本能に負けた自殺者を「腰抜け」と、ちょっと過激な表現をしてますが、要は心のエネルギーが弱くなってしまっている、だから「腰抜け」のままじゃいけない、元気を出そうよ、ということなのです。本能とは煩悩です。誰にでもある。ワタシは大丈夫、なんて他人事ではありません。

        死んでも解決しないし、解脱してない人が自殺すればまず成仏できないでしょう。

        「自殺すれば永遠に地獄」は西洋の考えです。(永遠はない)。
        仏教では「人それぞれ、違いがある」と言います。そして、解脱しない限り輪廻を繰り返すのですから、「生きるのが苦しい」といって自殺しても、次の生でもまた苦しむことになります。終わりません。

        苦しみをなくしたいなら、今のこの世で苦しみから脱するよりないのです。

        自殺願望とは、死にたくなったらどうしたらいいか、命の教育、いじめの心理といじめに負けない方法など。具体的な事例をあげて、大変分かりやすく書かれています。人生はサバイバルゲーム。勇気と忍耐で、明るく生きていくのがいいのです。

        自殺願望もいじめも、もとは「怒り」です。怒りの取り扱い方は、仏教の右に出るものはないのではないかと思います。さすがです。

        心が病気になってしまう前に読んで理解しておけば、何があっても元気でいられると思います。事例カウンセリングもとっても面白いです。すぐ使えます。

        大人や周りの人が、苦しんでいる人に対してどういてあげればいいかのヒントにもなります。いじめ社会で生きるすべての人の指針にも。

        よかったら、ブログ(http://blog.goo.ne.jp/bakabonn1009)参考にどうぞ。明日まで、関連記事です。
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        2017/11/30 by バカボン

    • 1人が本棚登録しています
      執着しないこと = LIVE FREE
      カテゴリー:法話・説教集
      4.0
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      • 人は、成長するにつれて、エネルギーを減らしていってしまいます。
        著者は、その理由を、「エネルギーがどんどん漏電していってしまうから」だと指摘しています。
        その原因は、「怒り」「嫉妬」「欲」などです。
         しかし、大人になっても、子どものようにエネルギーを満たし続ける人たちも僕らの身の回りにも存在します。彼らの秘密は、「明るさ」です。
         著者は、この明るさは仏教的にいえば「捨てる道」を選択できているからであり、あらゆることに対して執着しない潔さが彼らにはあると強調します。

         詳細なレビューはこちらです↓
        http://maemuki-blog.com/shohyou/mental/sumanasara-shuchaku/
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        2013/11/07 by ヨッシィー

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    • 3人が本棚登録しています
      一生役立つブッダの育児マニュアル 親の「どうしたら?」と子供の「どうして?」に答えを出します
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
      いいね!
      • 【「親の仕事はこんなに楽しい」「小学三年生からお坊さんへの質問」の2部で構成。アルボムッレ・スマナサーラ長老の講義をもとにまとめる。】

        親の仕事は、立派な人間を育てること。両親は子供にとって最初の教師、先生。自分が教えることが、その子が死ぬまで役立つのです。最初の先生がいい加減な人だったら?

        ただ怒って「ダメだ」と言っても子供は理解してくれない。先生というのは、そこを工夫して、どう言えばこの子が理解してくれるのかを考えて対応していく必要がある。

        子供は、決して「私の私物」や「財産」ではないということ。自由な人間でいるということ。『自由にさせることが自分の仕事』だと理解して欲しいのです。子供は小さいときから独立して頑張ろうとしているのです。それを・・・・楽しく見ながら、ちょっとお手伝いをしてあげる。

        子供は(親の)所有物ではなく、一人前の人間である。権利は平等である。生まれて、自分でしゃべったり行動したりできた瞬間から”社会人”なのです。

        親は何も訓練を受けてないのです。それなのにものすごく大事な仕事、世の中で一番大事な仕事を任されているのです。・・・・この世の中で一番難しい仕事を、まったく経験のない人に委託、任せているということなのです。・・・自分たちには子育ての経験もないし、訓練も受けていない、上手にできないということをよく覚えて、徹底的に勉強しなくてはいけないのです。どこで勉強するかというと、自分の子供からです。・・・「子供は大学です」

        「愛情を捨てて慈しみで育てる」
        「この子は地球の人間であって、自分のものではない」という慈しみで育てるなら、互いの信頼関係はずっと続いていくのです。

        親の仕事は「子供の人格を形成すること」



        ・・・というように、親の心構えや、どのように子供を教えたらいいか、子育ての秘訣など、親になる人のとてもいい教科書です。Q&Aも納得。
        子育てに悩んでいる親はきっと心が軽くなることでしょう。子供と仲良くなれると思います。
        親だけでなく、全ての大人には子供を育てる義務があるので(子供は親の所有物ではない。社会や全ての大人には子育てを助ける義務があります)、どの大人にも必読かも知れません。

        私がPTAとか校長なら、これを使って勉強会を開くかも。
        100ページ余りの新書で、文章も易しくて読みやすいです。
        >> 続きを読む

        2016/04/28 by バカボン

    • 2人が本棚登録しています
      13歳へ よい親も、よい先生も、あなた次第
      カテゴリー:法話・説教集
      5.0
      いいね!
      • 【13歳のときに出家したスマナサーラ長老が、「現代の13歳たちに伝えたかったこと」とは、いったいどんなことでしょうか? 本書は、雲雀丘学園中学校における実際の講演会と中学生との交流をもとにした作品】


        学校が面白くないとか、先生がむかつくとか、親がうっとうしいとか思い始める思春期の中学生。

        でも、うるさくてうっとうしい親も先生も簡単にやさしくてよい親や先生に変えられるんだよ。

        学校も勉強も楽しくなるよ。

        自分の人生は自分で運転するしかないんだよ。自分で運転できるんだよ。

        人のせいにしても何にも変わらない。

        文句や不満を言う代わりに、ブスッと無視する代わりに、恥ずかしいかもしれないけど、相手が喜ぶことをしてごらん。(本文には具体的に書いてある)

        つまり、感謝の気持ちを伝えると言うこと。

        親とも先生とも友達ともみんなと仲良くなれるよ。 (縁について)




        ・・・というようなことが、押しつけでなくユーモアを交えて分かりやすく書かれている。

        なら、ちょっとやってみようかなって思えるんじゃないかな。

        大人でも、なるほどなあって納得である。

        姪たちにも読んでもらいたい。
        >> 続きを読む

        2013/01/15 by バカボン

      • コメント 5件
    • 1人が本棚登録しています
      生きる勉強 軽くして生きるため、上座仏教長老と精神科医が語り合う
      カテゴリー:仏教
      4.0
      いいね!
      • 仏教は心理学、人間科学というのはたしかにそうだと思う。

        「信じなさい」といういわゆる宗教とはちょっとちがう。

        反対に、客観的に冷静によく見て、簡単に信じてはいけない。確かめなさい。私の言葉も簡単に信じてはいけない。…というんだから。


        精神科医の香山リカさんとの対談を通して 

        心を病む人が多い今、仏教は人がよく生きるために必要なものであることがよく分かった。

        対談形式でとても読みやすかった。
        >> 続きを読む

        2013/01/14 by バカボン

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【SumanasaraAlubomulle】(SumanasaraAlubomulle) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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