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酒井雄哉

著者情報
著者名:酒井雄哉
さかいゆうさい
サカイユウサイ
生年~没年:1926~

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このランキングは1日1回更新されます。
      一日一生
      カテゴリー:各宗
      4.0
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      • 【総括】
        クレイジージャーニーでも取り上げられていましたが、7年かけて毎日数十キロの山道を歩き続ける「千日回峰行」をなんと2度も行った酒井雄哉住職の作品。
        1度でも満行することが困難とされる修行を2度も遂げた人の感性がどのようなものなのかを知れる作品です。
        すごくおしとやかで落ち着きのある、ある意味すべてに達観している感性を感じることができる作品だと思います。
        一日を一生だと思って大事に生きようと感じることができる作品なのかなと思います。

        【心に残った一節】
        1.歩き方は人それぞれ行者によってみんなちがうものなんだ。
        僕なんか小柄でコンパスが小さいからちょこちょこいかないと。
        今の人たちは体が大きいから幅を大きく取って歩けるんじゃない?
        毛っこく人は自分んお歩き方でしか歩けないんだよな。

        2.今の若い人は良く勉強するからとても頭はいいんだけど、実践する力が弱いのかな。
        勉強して知識を広げ、物事をわきまえるってことも、もちろん大切だけれど、それをそのままにしておかないで、自分のできることを実践していくということなんだな。

        3.天台では「教行一致」といって、教えと行うことは一体にならなきゃだめだと説いている。
        知ることと実践すること、どちらも大事なんだ。
        孔子も「両輪のごとく」と言ってるけれど、同じ轍ではしらないと車が傾いてしまって走れないように、物事にはその二つの要素が必要なんだね。

        4.仏教でいう「感得」とは字のごとく、”感じて会得すること”だけど、自分なりに消化して、心の糧にすることなんじゃないかな。

        5.子供にとっては貧乏でも金持ちでもいいんだよ。親が一生懸命いきている、その背中を見せてやることじゃないかな。

        6.八十年生きたからどうの、これまで何をしてきましたのではなくて、大事なのは「いま」。
        そして「これから」なんだ。いつだって「いま」何をしているのか、「これから」何をするかが大切なんだよ。

        7.たとえば若くして亡くなった人の悲しい話を聞く。
        だけど、その人が一生懸命生きて、世の中の人たちになるほどなぁ、っていうような何かを残して亡くなったんだったら、それは素晴らしい。
        大きな存在から見れば、10年も80年もそれほど違いはないのかもしれないよ。だからこそ、なんのために生きているのか、何をやって生きているのか。今何のためにこの場所にいるのか。今何のために息をしているのか、ということを一生懸命考えなくては。とても無駄なことはできない。
        >> 続きを読む

        2019/03/12 by べるさん

    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      今できることをやればいい
      カテゴリー:各宗
      3.0
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      • さすが阿闍梨。
        徳の高いお坊様の言う事は判りやすいね。
        疲れてる人とかが読むといいんでないのかなぁ。
        疲れてる人悩んでる人におススメ。

        人生を生きていくには自分をよく知ることが大事
        最終的に物事の判断をするのは自分
        自分の人生、他人が代わりに生きる事は出来ない!!
        疲れた時は疲れた自分を乗り越えようとしないで自分の心と対話
        弱音を吐いた自分を受け止めて自分のやりたい事を言い聞かせる…

        すぐに結果を求めない!!
        焦ってばかりでは頭が先に動いて(考え過ぎ)も心が動かない
        人の心や気持ちはゆとりが大事。

        人生=日々の積み重ね→地味に経験を重ねるとみんなそれなりに…

        人生ムダになるものはない=失敗は成功の前触れ、経験に生かされる

        人間が生きている期間はあッという間
        人はいつ死ぬか分からないんだから自ら命を絶つのはダメ

        悩みが多くて困ってる人もいるけど悩めるのは命があるから

        とかためになる事が書いてある!!(b^ー°)
        >> 続きを読む

        2013/02/21 by あんコ

      • コメント 8件
    • 1人が本棚登録しています
      がんばらなくていいんだよ
      カテゴリー:各宗
      3.0
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      • 宗教関係者ってみんな同じ事言うんだなぁ~と、思った。
        読んでて宗教学者の《ひろさちや》さんを思い出す。

        私みたいにある年代になったら、
        まぁ~人生ってこんなもんだべな、って思えるけど
        今、色々悩んでる若い人は頭で判ってても………「(´へ`;

        でもいい事は書いてるので
        何かの参考になるし発想の転換になるのでは。

        何事にもおいて良い時と悪い時がある
        物事は考え方ひとつでいかようにも捉えなおすことができる!!

        生きる事に苦しいのは執着や欲があるから…
        上手くいかないと駄々をこねたり人に当たったり。
        自分が出来る事と出来ない事を見極め出来ない事には執着しない。
        生きていく上で案外大切!(b^ー°)

        自然の流れは人生の流れでもある、その時、その時で流れが違うだけ
        いつも心に幅を持たせて自然のままに生きていく。


        などなど…↑みたいな事が書いてある。

        さすがお坊様。有難いお言葉。
        >> 続きを読む

        2013/09/17 by あんコ

      • コメント 18件
    • 2人が本棚登録しています
      この世に命を授かりもうして
      カテゴリー:各宗
      4.0
      いいね!
      • 短い本だった。インタビューを文字に落とした体裁だった。
        私は作者である酒井さんに説得力を求めている気がする。特別な仏道修行をした人の話は、重みが違うのではないか、という権威主義的な錯覚により、読みたくなっている。内容は、結局よく色んな本に書いているものと余り違わないと思う。
        明日死ぬかもしれないという無常感、それゆえ一日一生と考えて大切に生きようということ、例え死んでも生まれ変わるのだという輪廻感、閻魔大王が生前の所業を見て審判するという発想、情を捨てて自然に任せるということ、そして実践することの大切さなど。
        ただ、修行がただひたすら毎日歩くという修行であることから、実際に歩く時のコツを記載しているのが目新しいところだった。
        >> 続きを読む

        2016/03/05 by harubou

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