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小内一

著者情報
著者名:小内一
おないはじめ
オナイハジメ
生年~没年:1953~

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      てにをは辞典
      カテゴリー:語彙
      4.0
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      •  「おまえ、て・に・を・はの使い方がおかしいぞ」
        先生や先輩からこんなことを言われたことありませ~ん? 小さい頃から、しょっちゅう指摘されていました、わたし。まあ、筆が速いし、あまり推敲もしないから仕方ない。原稿用紙五枚を超えないかぎり、全て頭のなかで作文する。それを万年筆で走り書きしながら、ワードにも打ち込み、活字で見た印象をたしかめたらそれで終わりですよ。
         でもね、辞書はよく引くんです。もう長いあいだ、季節の変わりめが来る毎に一冊ずつ買っているので、60冊はゆうにある。大体日本語か英語のものですよ。それに仏語がすこし混じっているくらい。ちょっと日頃使うやつを列挙していいですか?(読み飛ばして下さい)
         ・『角川必携国語辞典』(まず、これを引く)
         ・『大辞林』(次はこれ)
         ・『角川類語新辞典』(類語辞典はこれしかない!)
         ・『てにをは辞典』(今回紹介する辞書、けっこう便利)
         ・『岩波古語辞典』(日本の古典文学を眺めるときに)
         ・『熟語本位英和中辞典』(翻訳のプロも使う一冊)
         ・『小学館ランダムハウス英和大辞典』(これになかったら一時諦める)
         ・『ロングマン英和辞典』(ニュースなどを読むにはこれで十分、現代英語に対応)

         けどね、パソコンでちょろちょろっと調べるときもありますよ。筋トレにはなるけどメンドくさいからね。しかし、「てにをは」はすこし調べにくいんですよ、パソコンでは。だから紹介しようと思い立ちました。お高いけれど。
         その前に、辞書を読まれることってあります? 「オール読物」に筒井康隆さんの『現代語裏辞典』が掲載され、当時は辞書読み人口が微増していたと思いますが、まあ辞書を読むのは贅沢な行為ですね。たとえば、白川静さんの『常用字解』と中村明さんの『日本語 語感の辞典』、この二つは読んで退屈しませんよ。しかも役に立つから書棚の肥やしで終わらない。あとは、コリン・ウィルソンの……、いいやまた今度にしましょう。
         最後に、この『てにをは辞典』の使い方について。おもな使いみちは、しっくりくる組合せを探すときですね。一例を挙げると、

         あいぼう【相棒】 ▲を こしらえる。誘う。指名する。
                  ▲に 依存する。選ぶ。
                  ▼  信頼できる。頼りになる

         6ページの相棒を引くとこんな記述に出くわします。これは、「を」でつなぐなら、相棒をこしらえる。相棒を誘う。相棒を指名する。この三つの表現などが適切だということです。▼の方は、相棒に掛かる形容詞的表現を指し、信頼できる相棒。頼りになる相棒。こういう表現などが適切だということです。
         他にも色々な使いみちがあり、手元にあるとけっこう調法します。気がそそられた方は書店で手に取ってみてはどうかしら。
        >> 続きを読む

        2015/04/09 by 素頓狂

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