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すごく楽しかったです
2018/07/17 by jp-miura
ONE PIECE 第2/67巻(未完結)頼もしい味方ゾロを加え、意気上がるルフィ。悪役が中途半端と言うか、ふざけ過ぎなのが残念だった。ナミにはめられ、道化のバギー率いる海賊どもの前に囚われの身となるルフィ。そこに駆けつける剣豪ゾロ!と、さぁ千両役者登場!と、力んだものの、今回はゾロの見せ場は少なかった。とにかくバギー一味がショボいのが難点。バギーに加え、猛獣使いのモージ、曲芸のカバジと、サーカス団さながらの構成だからか、おふざけが過ぎます!と突っ込みたくなるような虚脱感に終始包まれているようだった。ただ、見せ場は用意されていて、かなり追い込まれながらも、本気モードになり、目が据わったゾロには迫力が有った。きっと、これから先も魅力的なキャラクターが登場することになるのだろうが、剣豪という一点だけでも、ゾロは自分の中で特別な存在で有り続けるような気がする。まだ明言されるには至らなかったが、おそらく航海士として行動を共にすることになるで有ろうナミ。更なる仲間を加え、続きが気になって仕方がない。自分たちが開拓した街を守るために捨て身で敵に立ち向かったおじいさんにはウルっと来た。(涙腺故障中) >> 続きを読む
2012/10/09 by ice
ONE PIECE 第3/67巻(未完結)道化のバギーとの決着をつけ、ナミを加えた新たな布陣で迎える船出。早くも繋がり始める伏線に、否が応にも今後への期待が高まる。道化のバギーをサクサクと片付ける中で語られる、若かりしシャンクスとのエピソード。正直ふざけすぎのバギーには飽きていたのだが、シャンクスの若い頃の話が聞けたのは収穫だった。バギーが悪魔の実を食べる前からピエロの鼻だったのは少し笑えたし、シャンクスを逆恨みしている風のダメっぷりもバギーにはお似合いだと腑に落ちた。途中、本筋に影響しないとおもわれる箱にハマった男の島のエピソードが挟まれる。ここで甦ってきたのは、ガンダムでも有ったザクを隠し持つ男の話である「ククルス・ドアンの島」どうして本筋に全く関係ない話を挟むのか?と当時わけがわからなかったが、こうして記憶に残っている以上、その世界観を構築するために必要だったのかもしれないと思い直した。今回登場のキャラでは、ウソップが立っていた。執事クラハドールとの確執そして陰謀という話よりも、その父親ヤソップとの関係性が良かった。わずか3巻にして、1巻で登場した赤髪のシャンクス一味のヤソップという伏線が、その子供ウソップの登場で生かされたことに、作品のエンターテイメント性に対して大きな安心感を得た。頭脳明晰で冷徹なキャプテン・クロとの戦いが、どのように展開するのか楽しみである。 >> 続きを読む
2012/10/12 by ice
ONE PIECE 第4/67巻(未完結)押し寄せる海賊を前に、立ちはだかるウソップ。力はなくても、故郷の仲間たちを守る気持ちだけは誰にも負けないウソップがカッコよく映った。カヤの生命を狙う、執事のクラハドールことキャプテン・クロ。必死でカヤを守ろうとするウソップだが、完全にオオカミ少年扱いされ、全く取り合ってもらえない。こうなってはと自分1人で身を呈して海賊を打ち払う決心を固めるウソップの男気に感銘を受け、力を貸すことにしたルフィ一行。戦闘シーンの面白さは間違いないのだが、今回印象に残ったのはウソップのつく嘘の質。人を驚かすことは有っても、決して傷付けない。また、配下の子供たちに厳しい指示を出しているようで、その実は優しさに満ちている。計算づくで冷酷なクラハドールとのコントラストが際立っていて、本当の優しさとは何なのかを考えさせられた。大きなストーリー展開は無いのだが、心地良い印象を残してくれた巻で有った。 >> 続きを読む
2012/10/14 by ice
あいうえお順に今までの登場キャラクターの情報が簡潔にまとめられています。2年後の世界に移行した、麦わらの一味の情報はまだ不透明な部分が多いだけにその辺の情報を整理するにはおすすめできます!ですが、ワンピース内に登場するキャラクターが膨大の数のため、内容の大半が人物紹介となっており、「これからどういう風になるの?」や「あの点よくわからなかったけど解説書ならなにかわかるかな」など、話の核に迫りたい方には少し物足りないかもしれません。 >> 続きを読む
2012/05/19 by tomo_chan
ONE PIECE 第5/67巻(未完結)ついに始まったキャプテン・クロの恐ろしい計画。盛りだくさんの巻では有ったが、サンジの登場が文句なしのメインイベントだった。ルフィ達の協力により、ついにキャプテン・クロを退けることに成功したウソップ。直接的にはもちろんルフィ達の活躍の方が決定的だったわけだが、やはり手柄はウソップのものだと思う。これだけ身体を張って島をそしてカヤを守ったウソップだが、島民を不安に陥れるのを避けるため、一切を秘密にしようと言い出す。むしろ若干盛って(笑)武勇伝を広めたいと思うような気がする自分を恥じた...こんな熱くてクールな男なら、きっとカヤもハートを鷲掴みされたのでは無いだろうか。ウソップがウソをつきはじめることになる母親とのエピソードは、私自身母を亡くしていることも有り、しばらく涙が止まらなかった。海に戻るルフィ達にウソップも参戦。何となく聞いたことが有る名前だったので、仲間になるのかもしれないとは思っていたが、正直彼の使いドコロに悩んでいた。しかし、なるほど狙撃手か。これだけ多くの伏線が張って有ったにも関わらず気付けなかったのが悔しい。場面は変わって海上レストラン。海軍大尉 鉄拳のフルボディなる、キメキメに振る舞うも、どうにも後一歩で決まらない愛すべきオサーンと、そんな彼に一蹴される強いんだか弱いんだかわからない賞金稼ぎコンビのヨサクとジョニー。まぁいろいろ有るものの、結局は何と言っても副料理長のサンジ!剣豪という設定とクールに道を極める姿勢からゾロに強烈に惹かれたのは良いのだが、彼に匹敵する魅力を盛ったキャラクターは創れるのかと心配になっていた。でも、サンジの魅力は約束されたも同様だし、シャンクスも男惚れするイイ男なので、もはや心配は無用だと思い知らされた。きっとサンジも合流して、クソウメェ料理を作るんだろうな。彼はカッコイイ。言葉がワル過ぎるけど、そこも含めて。 >> 続きを読む
2012/10/17 by ice
ONE PIECE 第6/67巻(未完結)偉大なる航路から逃げ帰って来た首領クリークとの死闘。「ONE PIECE」の人気の理由は男のロマンなんじゃないかと思った。サンジが飯を施した男が、帰還した船は首領クリークの海賊団。海上レストランのことを聞きつけた首領クリークは、食料不足解消と船の乗っ取りを目指し強襲する。かなりムチャクチャな強さを誇るサンジを、頭からドヤしつけるほどの迫力を持つオヤジ(料理長兼オーナー)の過去がクリークにより「赫足のゼフ」だと明かされる。蹴りが自慢の海賊が片足を失ったエピソードにも深い理由が有りそうで今から期待してしまうし、サンジも蹴りが自慢みたいなので、そこの繋がりにも興味が有る。襲撃しているはずのクリークだが、偉大なる航路から追ってきた「鷹の目のミホーク」から再び襲われる。最強の剣士で有るミホークに勝負を挑むために探し続けて来たゾロにはまたとないチャンス到来で、一騎打ちの持ち込むも全く刃が立たず一蹴。実力の差を悟ったゾロが「背中の傷は剣士の恥だ」と潔く死を受け入れようとするシーンに震えた。現代日本において生命のやりとりをするような局面はほとんど考えられないが、羽織袴からスーツの着替えた現代の武士達は、ビジネスの世界で胸を張って、このセリフを言うべきだろう。経験したことがないからとか、リスクが大き過ぎるからと臆病風に吹かれ、みすみすチャンスを逃している人はカッコ良くない。正面はズタボロに斬られても、決して背を向けずに背中だけはキレイでいたいものだ。船を奪い浮かれ気分で逃走したと思われたナミだが頬を伝う涙。ここの理由も気になるところ。 >> 続きを読む
2012/10/20 by ice
ONE PIECE 第7/67巻(未完結)クリーク海賊艦隊に襲撃された船上レストラン。なんと言っても、サンジと赫足のゼフのエピソード。魂で結びついた男ってやっぱりカッコイイ。クリーク海賊団から、まずは鉄壁のパールが攻撃を仕掛けて来る。海賊だけに、個人の戦闘ではなく、集団でうわーっと攻めて来る戦術をいかにも取りそうなので、正直、違和感満載だが、無傷で船を奪うためという理由で納得するようにしよう。今回は、サンジが飯を振舞った男が、実は鬼人の異名を取るクリーク海賊艦隊、戦闘総隊長のギンで有ったとか、クリークがまさかの毒ガス兵器を使用するとか、サプライズ要素は幾つも有ったけれど、サンジと赫足のゼフのエピソードの前に全てが霞んだ。既に彼らの間には何か有ることが匂わされていたために、想像していた部分が有ったのだが、想定を超えるレベルだったのが心地よかった。他に印象的だったのは、サンジとゼフが蹴り技でしか戦わない理由。彼らが料理人で有ることを考えれば、想像がつく理由では有るが、なかなかこれもカッコイイ。さすがにルフィもブチ切れたと思うので、次回は血祭りに上げられるクリークを楽しみにしよう♪ >> 続きを読む
2012/10/29 by ice
ONE PIECE 第8/67巻(未完結)首領クリークとの対決を終え、仲間に加わるサンジ。サンジの加入!この巻はもうそれが全て!善戦するものの、所詮はもはや雑魚扱いされることが見えている首領クリーク。悪あがきもそこそこにルフィに成敗されて胸がすーっとした。何とか一命を取り留めたギンも、気持ちも新たに海賊稼業に戻るようで、いずれ来るで有ろう再会が楽しみ。なかなか素直じゃないサンジだが、オーナーの赫足のゼフが仕組んだ、大根役者ばかりのバレバレ芝居に背中を押して貰い、ルフィ達の仲間入りをする。サンジと赫足のゼフの決別のシーンには、ちょっと胸を突かれた。普段から言葉を飾り流暢に話す人は、どこか信頼が置けないが、サンジみたいに普段は汚い言葉しか使わない人や、朴訥であまり言葉を発しないような人が放つ心からの一言は、人を感動させる効果が有るんだと思う。ナミを追って旅に出た先では、魚人の海賊アーロンに遭遇。ナミがそこの幹部だという衝撃の事実が明かされるものの、いかにもワケ有り。囚われたゾロを逃がすところで終わるのだが、野郎所帯ではいかにも寂しいので、彼女の復帰も待ち遠しい。とにかくサンジ!彼のクソウメェ料理を食べてみたいものだ。 >> 続きを読む
2012/11/03 by ice
ONE PIECE 第9/67巻(未完結)アーロン一味の幹部としての顔を持つナミ。彼女がこの道を選んだ理由が明かされる。本当にストーリー展開の上手い著者だと思う。気付けば、さぁルフィ頼むぜ!と力んでいる自分に気付く。ナミを追って、アーロンの君臨する島に辿り着いたルフィ一行。そこで、ナミがアーロン一味の幹部だったことが判明。しかしあからさまに、そこには秘められた理由が有ったわけだが、それは突如訪れたアーロン一味から島を守るためで有った。懐古シーンで登場するナミの育ての親であるベルメールさんが、女性ながら気風が良くてステキ。幾らアーロンが強いからとは言え、あんなステキな女性を守れないなら男性としての存在価値は無いなと思った。騎士道精神では無いけれど、守るべき女性のためにいつでも生命を賭けられるように生きて行きたいものだ。その後、アーロンの事実上の裏切りを目の当たりにし、自我崩壊の一歩手前まで追い込まれるナミ。そんなギリギリの状況の中、ナミが涙ながらに放った「助けて・・・」の言葉。ルフィ、ナミのそしてこの町の悲劇を終わらせてやってくれ!とスゴイ勢いで力んでいる自分に気付き、この作品にハマる大人が多い理由に改めて気付かされた。本筋からは外れるが、ホルスタイン牛にしか見えない海獣が登場。リアル牛飼いの子孫だからか、ホルスタインには思い入れが有るようで、自分でも信じられないくらい和んだ(笑)また、こんな時に揉めている大人気無いゾロとサンジ。ただ、いつか彼らの決着も見てみたいものだ。物凄くどうでも良い話だが、アーロンと言えばアーロンチェア。いつかオーナーになりたい夢の椅子で有る。 >> 続きを読む
2012/11/26 by ice
ONE PIECE 第10/67巻(未完結)ついに、アーロン一味との全面対決。サンジを加えたルフィ達の総力戦がやっと見られるのが痛快。ナミとアーロン一味の関係性の背景描写も終わり、いよいよ全面対決。ルフィは、悪魔の実の能力者という点で、純粋な人間とは言えず、どうしてもゾロとサンジに期待してしまう。かと言って、彼らもほぼ無敵の強さを誇るわけで、カッコよさは感じるものの感情移入はし辛い。その点、カッコ悪いウソップの方に感情移入し易いのは凡人だから仕方がないことだろう。そんなウソップも今回、見せ場を作ってくれたのが、なかなか良かった。少年マンガだし、カッコ悪くても頑張れば勝てるんだ!という場面も有って良いと思う。もはや、わかる人は少ないとは思う例えだが、キン肉マンにおけるジェロニモと同じくシンパシーを感じている。矛盾するようだが、それでもやはり盛り上がるのは、ゾロとサンジが活躍するシーン。強過ぎるアーロン一味との戦闘では、余裕勝ちという感じではないけれど、やはり彼らが本気モードで戦いに臨んでいる時の目の迫力は手に汗握る。これにて、やっと10巻に到達したわけだが、全国的に、いや世界的に人気を博す作品だというのを身を持って思い知った。敵は強くないと歯応えがないけれど、魚人が強過ぎ。魚人がイッパイいたら絶対勝てないだろ!と突っ込まずにはいられない。 >> 続きを読む
2012/12/13 by ice
ONE PIECE 第11/67巻(未完結)アーロンとの死闘。そして新たなる旅立ち。ちょっとしか登場していないが、赤髪のシャンクス!!の再登場に胸が高鳴る。ナミに8年間も海図作成を無理強いした挙句、今後も続けさせようとするアーロンに激怒するルフィ。人間では到底倒すことはできないと思われた魚人だったが、悪魔の実の能力者の怒りのパワーで、ついにアーロンを倒すことに成功する。結果、3000万ベリーの賞金首となってしまったルフィだが、いわば海賊として公認された事実に喜んでいる辺りが微笑ましい。その後、海賊王が死んだ町「ロークダウン」へ到着する一行。バギーの再登場みたいな、もはやどうでもエピソードは置いておくとして、なかなか惹かれるエピソードが多かった。例えば、ゾロの愛刀は「和道一文字」。ただし彼は三刀流。残りの2本の名刀「三代鬼徹」「雪走」の調達に成功する。また、何よりも、赤髪のシャンクス!!の再登場が嬉しくて仕方が無い。しばらくは、海軍本部大佐「白猟のスモーカー」との戦いになるのかも知れないが、なるべく早く、シャンクスとコンタクトして欲しいものだ。 >> 続きを読む
2013/01/31 by ice
ONE PIECE 第12/67巻(未完結)危機一髪で島を脱出し、ついに「偉大なる航路」の入り口に立つ一行。前巻に赤髪のシャンクスが再登場したことで、思いっきり期待していたのだが、絡みが無いなんて思いっきり裏切られた...スモーカー大佐やドラゴンと呼ばれる謎の男の助けも有って、島を抜け出す一行。もちろん向かった先は「偉大なる航路」だが、今回は本当に辿り着くに至った。そこで出逢った傷ついたクジラ。それほど大きなエピソードでは無いのだが、信じていた人間に置き去りにされ、それでも健気に待ち続ける姿勢。また、それを見かねたルフィのぶっきらぼうに見えて実は非常に優しいフォローが少し泣けた。クジラの腹の中で出会ったじいさんに一笑いしつつも、一行は「偉大なる航路」を前進する。最初に着いた島では、予想外に大歓迎され、超豪華な接待を受ける。しかし、それは秘密結社「バロックワークス」の罠だった。ルフィ達が酔い潰れ倒しているため、大人数を1人で相手にせざるを得なくなったゾロだが、島で手に入れた新しい刀の切れ味を試す機会ができたというくらい余裕の対応に、またもシビレさせられた。やはり男は1人になった時の自分を強いと思えることが、自信に繋がると思うので、子供の頃に武道を経験させるのは重要ではないかと考えている。裸一貫の自分に自信を持つことができれば、後は積み上げて行くだけなので話は早いと思う。自分の場合は、残念ながらそういう経験はないのだが、両親がしっかり愛情を注いでくれたのが自信の源になっている気がする。ありのままの自分でも愛してくれる人がいるのだと信じられたからこそ、大切な局面で自分を曝け出す勇気が持てたと思うから。会社だ組織だ肩書きだと威圧してくる人はどこにでもいるが、案外サシで話すと自分に自信を持っていない人はすぐに馬脚を表わすものだと思う。まさかワンピースのゾロの戦闘シーンを読んで、両親への感謝になるとは思わなかった(笑) >> 続きを読む
2013/03/12 by ice
ONE PIECE 第13/67巻(未完結)最初に訪れた島での窮地を脱し、次の島を目指す一行。背中に乗れる大きさのオチャメな超カルガモ(笑)カルーがカワイイ♪悪の秘密結社、バロックワークスの先兵、ミス・ウェンズデーとMr.8が率いる成らず者達。飲んだくれ、食い倒れる仲間達を尻目に、ほぼ1人での殲滅に成功するゾロ。新たに立ち塞がったのは、ハナクソを弾丸のように飛ばすというアレな必殺技を持つMr.5とミス・バレンタインであった。彼らにより、ミス・ウェンズデーには、バロックワークスに潜入したアラバスタ王国の王女で有るという真の姿が明かされる。歓待してくれた人々に対して、牙を剥いたと勘違いしたルフィがゾロと始める真剣勝負。2人とも悪魔の実の能力者で有り、明らかに相当強いはずの、Mr.5とミスバレンタインだが、真剣勝負中の彼らにとっては、ただの雑魚扱いで、まさに一蹴する辺り、あまりのカッコよさにゾクゾクした良かったのが、次の島を目指す船上のシーンでルフィから出たセリフ。「この船の進路を、お前が決めるなよ!!」仲間を大切にいつもバカやっている彼だが、船長としての自覚というか誇りと言うか、「決断」という部分に関し、リーダーとして譲ってはならない部分をしっかり認識しているからこそ、仲間の信頼を勝ち得ているのだと納得した。幾つになっても男の子。自分の中に冒険をワクワクする対象として感じる部分が有ることに喜びを感じる。ゾロとサンジの低レベルな意地の張り合いも含め、ある意味、男の子としての面子みたいなものを彼らのように、あっけらかんと大切にしていきたいと思った。 >> 続きを読む
2013/04/16 by ice
ONE PIECE 第14/67巻(未完結)2体の巨人が決闘を繰り返す島に伸びてくるバロックワークスの魔の手。今回全く活躍しないにも関わらず、サンジが一番印象に残った。2体の巨人族が飽くなき決闘を続ける島。ルフィ一行を追って来た、No.5そしてNo.3。酒だと思って飲み干した中に爆発物が仕込まれており、胃の中で炸裂したことで大ダメージを負った巨人族のドリー。しかし、そんな中でも戦士の誇りを守るため、決闘に臨むがこのコンディションの差は埋め難く切り倒される。巨人族の1世紀続いた誇り高い戦闘の邪魔をしたのはNo.5だという事が明かされ、激昂するルフィ一行。そこに合流したロウを使いこなすNo.3。特大キャンドルサービスセットなる技で、全員を生きたまま蝋人形にしてしまおうと試みる。絶対絶命の危機に思われたが、やっと戒めから脱出したルフィが、まぁいつもの通り、宜しく助けてくれる。笑えるのが、今回全く戦闘に参加しないサンジ。皆を探しに出かけ、ジャングルの中で見つけた家に入った中で一言。はっ!!・・・・おい、ちょっと待て・・・!!おれァ紅茶なんておしゃれに飲んでる場合じゃねェんじゃねェのか。そこにMr.0からかかって来た電話への応答。ヘイまいど、こちらクソレストラン、ご予約で?あのクソふざけたキャラクターには、やはり愛すべき点が有るなぁと再認識した。 >> 続きを読む
2013/05/20 by ice
ONE PIECE 第15/67巻(未完結)巨人族の島を旅立つ一行は、新たな島へ上陸する。船で留守番をしていたサンジだが、結局は彼が一番の殊勲賞だったんじゃないかと思った。2人の巨人が飽くなき勝負を続ける島。ついにそこを出発することになったルフィ一行だが、この島を出る者は全て、怪物金魚「島食い」の餌食にならざるを得ない状況で有った。しかし、彼らを友人と認めた巨人族の2人は、種族の誇りに賭けて「島食い」に斬りかかり、彼らの進路を確保する。そして、斬りかかる瞬間の彼らのポーズが、昔懐かしいONが向い合ってバットを構えている姿に見えて雄壮に感じた。無事海洋に出た彼らだが、程なくしてナミが高熱に倒れてしまう。目的地へ急ぐ一行では有るが、ナミの回復が先決と言うことで意見は一致し、見つかった島、名前の無い国に上陸することになる。そこには上手いことに、139歳の「マスターオブ医者」Dr.くれは なる婆さんのスゴ腕の医者がいたため、おそらくナミは救われるのではないかと思われる。気になるのは、その婆さんの愛トナカイ、トニートニー・チョッパー。できるだけ見ないようにしてはいるものの、これだけの超有名作品だと、どうしても断片的に情報は入ってしまうもので、ルフィ一行にはチョッパーという仲間が確かいたはずという予備知識が有る。と言うことは、このトナカイも仲間になるのか?と、そんな目で見てしまうのが少し悲しい... >> 続きを読む
2013/08/15 by ice
ONE PIECE 第16/71巻(未完結)青鼻のトナカイ、トニー・トニー・チョッパーの生い立ち。流石は超人気作品。サブキャラクターの立て方が抜群に上手い!前巻で登場した、青鼻のトナカイ、トニー・トニー・チョッパー。超人気作品だけに、チョッパーと言うキャラクターが、ルフィ一行に加わることは、何となく知っていたのを残念に感じていたが、期待を上回る背景の書き込みで、納得させられた。たぶん、ベタな人気キャラクターなのだとは思うが、ゾロそしてサンジが好きだ。彼らの超人的な強さと、振り切ったキャラクターが好きなのはもちろんだが、やはり、合流前の生い立ちと言うか、背景がしっかり書き込まれているところに感情移入できるのが大きいと思う。まだ合流には至っていないが、チョッパーにしてもそこは例外ではなく、青鼻というだけで異分子扱いされ、ヒトヒトの実を食べてからも、やはり仲間に入れて貰えなかった彼が、名付け親でも有るDr.ヒルルクに受け入れられ、泣きながらフランスパンを齧るシーンにはちょっと泣けた。残念ながら、人間と言うものは、人の痛みがわかるようになるためには、自らも痛みを経験しないといけないものなのかも知れない。ましてや、人の痛みを治すのが仕事の医者と言う職業なのだから、彼のこれまでの経験はきっと無駄にはならないだろうと思った。 >> 続きを読む
2013/09/10 by ice
ONE PIECE 第17/76巻(未完結)青鼻のトナカイ、トニー・トニー・チョッパーがカワイくて泣ける。名シーンが多過ぎて、もはやどうでも良い感じの存在である王様が、自分の島、そして城を奪還しに戻って来る。彼の専制君主振りに対抗すべく、島の住人が結束。ルフィ一行も力を貸す形で、返り討ちにすることに成功する。そして本当のドラマはここからだった。手塩にかけて、チョッパーを育て、医術を仕込んで来た、ドクターくれは。旅立ちを前に、踏ん切りの付かないでいるチョッパーに対して、心を鬼にして背中を引っ叩くように送り出すシーンは、送り出す方、出される方、双方の気持ちになって泣けた。そして、個人的には、船に乗船してからのルフィの言葉が最も刺さった。「船医が欲しかったから誘ったんじゃなくて、面白いヤツだから誘った」なんて、逆に素敵だ。仲間っていいな♪ >> 続きを読む
2015/02/05 by ice
【尾田栄一郎】(オダエイイチロウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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