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松田伊作

著者情報
著者名:松田伊作
まつだいさく
マツダイサク
生年~没年:1926~

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      旧約聖書
      カテゴリー:聖書
      5.0
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      • 聖書の日本語訳にはいろんな種類があるのだけれど、これはいわゆる「岩波訳」の詩篇である。

        詩篇も、訳によって随分印象が変わるもので、私は日ごろは新共同訳で読んでいるのだけれど、岩波訳で読むとぜんぜん印象が違う箇所があったり、はじめて新しく新鮮な感動を受ける箇所も多々あり、とても良かった。

        岩波訳は、おそらく原文に語順が似ているのだろう。
        日本語としては倒置が多い印象を受けるけれど、おそらく原文の語順はそんな感じなのだと思う。
        新共同訳の方が日本語としては流暢な気もするけれど、岩波訳の方が生の新鮮さが伝わってくるような気もした。
        一番いいのはヘブライ語の原文で読むことなのだろうけれど、なかなかそれも難しいので、この岩波訳は本当にありがたい。

        たとえば、詩篇の十八章の二十九、三十節は、今回岩波訳で読んでいて、とても新鮮な感動を受けた。

        「まことにあなたがわが灯火をともす、ヤハウェよ、
        わが神がわが闇を明るくする。
        まことにあなたにあって私は障壁を走り抜け、
        わが身にあって私は壁を飛び越える。」
        (岩波訳 詩篇 第十八章 二十九、三十節)

        新共同訳と口語訳だと以下のような感じで、ちょっと印象が変わってくる。

        「主よ、あなたはわたしの灯を輝かし
        神よ、あなたはわたしの闇を照らしてくださる。
        あなたによって、わたしは敵軍を追い散らし
        わたしの神によって、城壁を越える。」
        (新共同訳)

        「あなたはわたしのともしびをともし、
        わが神、主はわたしのやみを照されます。
        まことに、わたしはあなたによって敵軍を打ち破り、
        わが神によって城壁をとび越えることができます。」
        (口語訳)

        それぞれ良さがあると思う。

        思考をときほぐし、新たな発見をするために、いろんな種類の訳で読むことはとても良いことなのだろう。

        今度、出エジプト記や申命記、箴言やヨブ記も、いろんな訳で読んでみたい。
        >> 続きを読む

        2013/09/21 by atsushi

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