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2020年18冊目。同じ作者の「アスラクライン」は読んだことがあるけれど、こちらは初読み。内容を簡単に言ってしまえば、異能力バトル+ハーレム物。最強の吸血鬼の力を受け継いだ主人公に、「正妻」候補の監視者、主人公に好意を抱いているハッカーのクラスメートなど主人公の周りにはかわいい子が一杯。また主人公の周りにいる人たちも、主人公の吸血鬼の力を何らかの形で利用しようとして策謀を巡らす人達ばかり。これからどんな事件に主人公が巻き込まれるのかという話への期待が膨らむ。とにかく無料で読める分は読んでいきたいと思う。 >> 続きを読む
2020/01/23 by おにけん
三雲岳斗は1998年、電撃ゲーム小説大賞で銀賞を受賞、YA作家として出発し、この「M.G.H.楽園の鏡像」で、日本SF作家クラブが主催する第一回日本SF新人賞を獲得し、その後、YAと一般小説とにまたがったマルチな活躍を続けている作家だ。この作品の時代背景は、近未来で、惨劇の舞台となったのは何と、地球周回軌道に浮かぶ宇宙ステーション白鳳。従妹の森鷹舞衣とともに白鳳を訪れた青年研究者・鷲見崎浚は、そこで事件に遭遇するのだった-------。与圧服に身を包んだその屍体は、まるで墜落死を遂げたようにみえた。「無重力空間の墜死体」という詩美性に満ちたに謎を、合理的に解明するこの作品は、まるで島田荘司の本格ミステリ論を彷彿とさせる魅力に満ち溢れている。ただし、生命科学の最先端にさえ生臭い人の情念を嗅ぎ取る島田荘司と異なり、三雲岳斗が人間に注ぐ視線は、あくまでもクールで、しかも優しい。人工知能が発達し、仮想空間が生まれたこの時代、人間存在の自明性は揺らぎつつあった。人の在り様の儚さを諦念しつつ、その儚さの中にこそ愛おしさを見い出す著者の思想は、この作品の姉妹作ともいえる「海底密室」や、ライト・ミステリ「ワイヤレス・ハート・チャイルド」においても等しく追及されていると思う。 >> 続きを読む
2019/02/21 by dreamer
瞑のキャラクターに惹かれてあっという間に読了。欠落した少女と青年が出会い、血なまぐさい事件に巻き込まれていく物語。リトルダッドの話はちょっと無理がありすぎた気はしたけど、呪われた少女の話は危うい10代という感じのひやひや感があってよかった。シリーズものなら探してみたいのだけどどうかしら。 >> 続きを読む
2019/03/31 by aki
決して表紙のイラストに目が眩んだ訳ではないです...。SFやライトノベル系の作家さんという認識でいたんですが、こういった本格っぽいミステリも書いてるんですね。とは言え設定的にはラノベ風なテイストが結構強くて癖があってアクの強い美少女や美女が主人公の周りにワンサカ登場します。世の中そんな狭い世界にエキセントリックな美少女ばっかり...いませんw。ミステリな部分もトリックや動機的にはさほど衝撃や目新しさはないですが、ヒドいという程でもないですが、探偵役の美少女「瞑」の超キレまくりの推理が最終的には読んでいて心地よい。スーパー安楽椅子探偵です、この娘。それにしても表紙のイラストは秀逸っすね(笑)。 >> 続きを読む
2013/04/18 by za_zo_ya
【三雲岳斗】(ミクモガクト) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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