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「光」が書く「光」について?短編がいっぱい収録されてます。内容は「SF」である!そして微妙に関連性があるものもあってプロローグ~エピローグのようにまとめてある感じ。上手い感じは...ないですけどね(;´Д`)(amazon解説)地球、そして地球とは別の進化を成し遂げた星の過去と未来に秘められた謎。新たな文明へと踏み出すために動き始めた子供たち。果たして人類の行く末は生か死か? 絡み合うパラレルワールドが紡ぎ出す壮大な物語! 斬新なスタイルで描かれる太田光、渾身の書き下ろし小説。 >> 続きを読む
2018/08/13 by motti
当時の日本人の状態、アメリカの状態と世界の状況に関しての詳しい知識はまだないので政治的にというか第9条に対しての自分なりの見解というものは他人に披露するには及ばない。2人のお話はいろいろ参考になった。現在からみると第9条のこの発想と実現はユニークで時代の変貌とともにこのタイミングでしか決して、なしえなかった憲法なんだなとそう理解した。国家というものはいざという時は戦ってでも国民を守るというのが普通というか、それでこそ国家というふうな成り立ちをするものなんだと思うがそこに非戦を掲げて、国民も賛同してさらにそこに誇りを持っている国はユニークというか異常というか正常というか正解なのか。答えは恐らく1つにはならない事だと思うが、この結果には興味を持っても良いものであろう。他国の話ではなく、自分の生活をしている国であるから。 >> 続きを読む
2014/11/23 by KMHT
2010初夏、かねてより療養中だった談志さんからたけしさんに、「久しぶりに会おうか」のメッセージ、一人ではもったいないと、太田光を連れだっての三人での座談会、その時の様子。芸談はちょっぴり、あとはアブナイ話、下ネタ、ゴシップのみ。こわいもの無しの、お二人、(太田さんはちょっと控え目)。その中でも、おもしろいマクラになるような笑いのところを、談志さんが石原都知事とあったとき、ご本人に教えたジョーク「これが、都庁ですか。さすが日本の首都・東京を動かしている役所だけあって、立派で大きな建物ですねえ。この中では、どれぐらいの人が働いているんでしょうね。」「さあ、少なくとも半分以下だろう」って・・・・・・いいね。談志師匠が集めた外国の小噺を「ミッシェルさんのお宅はこちらですか?」「ええ、そうですが」「・・・・・嵐の日に外に出るな」「えぇ?」「「嵐の日に外に出るな」「ああ、あなたが尋ねているのはKGBのミッシェルさんですよね。三軒隣ですよ。」これと一緒なん、三喬さんの「月に群雲(小佐田定雄作)にもでてきますが・・・・。警官が休み時間に推理小説読んでるんだよ。先輩が「面白いか?」って訊いたら、「面白くも何ともありませんよ。嘘ばっかりです。最後に犯人が必ず捕まるんですよ」スパイものでもうひとつ「強情な奴だな、あいつは。五ヶ国語で黙秘権を使いやがる」下ネタは、省きますが、三人はあちらこちらへ脱線しながら愉しいトークをこのあと、一年五カ月後、談志師匠はお亡くなりになりました。 >> 続きを読む
2016/04/25 by ごまめ
太田光さんの原作は読んでないが、十分にその意味・意図が伝わってくる。おそらく、それは藤城さんの世界と一緒になって、何倍も凝縮されて、かつ、わかりやすくなっているからだと思う。世界はつながっている、そして、だからこそ気をつけなくてはいけないものがある。太田さんの作品のコアな部分がそこにある。今の権力機構、その周辺の人も含め、陥っている視点だ。人間の弱さ、愚かさの部分なのかもしれない。そこを超える人が、まさに、清貧の世界に至るのだろうと思う。 >> 続きを読む
2014/07/17 by けんとまん
良い本だった。奥仲氏は禁煙を勧める医者の立場にもありながら社会的な常識に基づいた健康論を重視するのではなく、太田光の人生観に沿って話を受け答えしている。科学的で合理的なデータに基づくなぜタバコをやめたほうが良いのかを奥仲氏が説明し、太田光は自らの人生観ではそもそも健康を害することが不幸ではなく、さらに言えば不幸自体すら自分にとって不幸ではないと考える。すごく正しい議論を行っていて、妙な正義感を振りかざしていない。p172では奧仲哲弥氏が、自分がタバコの教育に何故力を入れるのかについて語る。その内容が切実で真摯なもの。想いの誠実さが伝わってくる。その他面白い点太田のタバコの吸い方ー慢性的ではなく意識的に吸っているので健康なのかもしれないニコチンが入ってるときに禁煙しようと考えるのは無駄。ニコチンが切れたときに辞めるかどうかを考えるべき。どんな職か限らず仕事で自分の考えを伝えることをするのは楽しい。 >> 続きを読む
2016/04/11 by ryochan333
トリックスターから、空へ・・・爆笑問題・太田光が、道化(トリックスター)として、色物として、世の中を見すえる。空へは、羽ばたきたいという作者の願望か。前書きと後書きがすべてを語る・・・何が言いたいのか、解るようで、よく解らない。・・・・・いや、理解できない。当時の小泉政権に不満、テロに対する不満、日本という国に対する不満、歴史感に対する不満、アメリカに対する不満、大きなモノ、力のあるモノには、屈しないという作者独自の反骨精神がくどいぐらい繰り返される。目立つ為には、一般の者とは違う事を言わなければ、違う発想をしなければ、受けないという。芸人のネタづくりで得た発想法がそのまま、呟き、不満になった様な本。ライブドアの堀江氏は、「価値を取り損ねた人」といい、発想はそれ自身が価値あるもので、例えばその本がベストセラーになって、莫大なる財産を築いたとしても、本当の価値はその著者の発想であり、その人の脳の中にあり続けることだと、金ではないと・・・・作者が、今月、小説を発表したが、ベストセラーになった時、中身に価値あると断言できるのか。あらゆることに興味を持ち考えるということは、大事なこととは思うが、すべてのことにまずは疑ってからではの発想は如何なものか、そこが私と一番違うところか。・・・・商売には醍醐味がある。金を回して増やすことは、商売人として快感である。しかし、経済には人格がある。その人格を親しみやすいものにすることが、プロの腕だと。「騙さないよ」と云いながら、常に騙す事を考えている、詐欺師の匂いを感じるのは、私だけか。まずは、読んで、考えるというだけで、元はとれる本ですが。 >> 続きを読む
2013/06/02 by ごまめ
筒井康隆さんの昔読んだことあるような壊れかかった頃の小説みたいな「人類諸君!」は芸人である作者がハマりきってました。自身の芸人としての心の中も見え隠れする表題作「マボロシの鳥」なども興味深かった。小説としておもしろいかどうか微妙だけど太田氏がしゃべってる口調で読んでしまったwいやホント。そうやって読むのが合ってる文体なんだもん。それだけ"我"のある作家(?)としての器を"もってる"ね! >> 続きを読む
2018/07/22 by motti
爆笑問題、太田光の初の小説。ファンタジーの短編。とても勉強家なので太田光は好き。彼がどんな文章を書くのか興味があった。読んでみて彼はとても繊細な人なんだろうなと思った。が、それ以外、正直何が言いたいのかよくわからなかった。太田光の本だから興味を持って読めたかもしれないけど、他の著者でこの内容だったらどうなのだろう。たしかこの本は絵本にもなっていたような気がするが、雰囲気は良いので絵本はけっこうよさそうな気がする。やはり芸人としての太田光の方がよい。 >> 続きを読む
2012/11/04 by mahalo
【夢を捨てられない。上司が意見を聞いてくれない。家族に尽くしてきたこれまでの人生に疑問を持ってしまった…。誰もが共感を覚える現代人の悩みの解決策を、二人の論客が真剣に考えた!深刻に思える悩みは、実は本人の思い違いからきていることが多い。広い視野で問題を捉え、自分の思い込みに気づけば、もっと気楽に生きていける!笑いあり、名言あり。目から鱗の人生相談。】養老先生も太田光さんも好きです。納得のいく答えばかりです。というか、養老先生の持論を展開しています。都市化された社会になりすぎた。つまり「脳化した社会」が問題である。都市は非常に意識的な存在で、人間が考えて作り出したもの。あるのは人間の意識ばかり。何らかの問題が生じると、その責任の所在を探すようになる。自分で考えていること以外のこと、予想もしていないアクシデントがあると、その責任は誰かのせいになる。都市の中は完全に人間の意識で作られている。自然は消えていく。しかし、子どももわれわれの「体」も人の思うようにならない自然なのだ。「生老病死」はどうにもならないし、よくよく観察して、適切な時に適切な手入れが要るのですよ。脳はおかれた条件に左右される。その条件(住む所)がおかしくなったから、脳(意識)もおかしくなり、異常な行動を起こすようになったってこと。要は自然を相手にしないと、人間第一主義の「自己中な妄想社会」ができてしまう(しまった)ということでしょうね。都市で人間だけを相手に暮らしてると、にっちもさっちもいかなくなる。問題のほとんどは人間関係だからね。人間が問題。(引きこもりも人間関係)「自然に帰ろう」って言ったのは誰だっけ?ルソー?ずいぶん昔から、言われてましたね。妄想してないで、体を使いなさい。もっと自然とつき合いなさい。自然に学びなさい。てことだね。 「夫の転勤によって暮らしのリズムが断ち切られ、心のバランスを崩してしまった。会社中心の日本はどうかしていると思う」というお悩み(疑問)には・・・、地域のコミュニティというのは、女性がそこの土地に居ついて、関係を作って生み出されるのが基本。男性はそういったコミュニティからそれぞれの仕事場に行く。しかし、今の日本は逆に、会社を中心にしたコミュニティから家に帰っていく。高度経済成長からバブル経済が崩壊するまでの間、会社が共同体になっていた(定年まで安定して、あらゆる面倒をみてくれる)時代には成り立ったが、リストラが当たり前な時代になってくると、会社は共同体としての責任をもたなくなった。だから、社員やその家族が自分の都合を主張する権利はある。子どもがいる場合、地域のコミュニティの重要性はさらに高まる。今の日本社会、特に大都市ではコミュニティがなくなってしまった。安心できるコミュニティがないのが少子化の原因でもある。会社と社員、その家族がオープンに、きちんと話し合う必要がある。(養老)・・・もっともです。無責任に一方的な転勤命令を出す会社は問題だね。話し合いましょう。そして、安心できるコミュニティをつくること、これが大事なのです。(ベビーシッター事件もそうだ…)個人と会社の関係は、常に変化している。世の中が移り変わっているという意識を常に持ってないとダメ。会社の組織に入って安心してしまい言いなりになりがちだが、状況によっては、会社に対して社員の側から訴えていくということも必要。夫婦の関係も同じ。(太田)太田さん、その通りですね。自分も相手も会社もみんな変わっていくのです。それに気がつかないから熟年離婚ということになる。他に、「ダイエットに振り回される」→「体を使って働きなさい」 「夢を捨てられなくてつまらない仕事が嫌になる」→「創造性は仕事の中から見つけ出せ」 「家族のために生きてきたが、むなしい」→「家族だけを生き甲斐にするな。世間は大きく動いている」「子どもの育て方で夫と価値観が合わない」→「価値観なんて屁みたいなもの」などまとめてしまえば、そりゃそうだなってことだけど、こういうことをきちんと丁寧に言ってくれる人や話し合ったりする事って案外少ないのでは?こういうことを言ってくれるおじいちゃん(尊敬を込めてます)は貴重です。勉強になります。 >> 続きを読む
2014/03/19 by バカボン
随分前になるが、向田邦子さんをよく読んだ時期があった。思い出トランプがそのきっかけだった。今、この本を読むと、当時のことがうっすらと思い出される。改めて、向田さんの凄さと面白さの根っこにあるものが、太田さんの向田さんへの思いとあわせて、よくわかるように思う。まるで、向田さんの入門書・解説書・文学論を合わせたようなものだ。また、読み直しをしたくなってしまった。 >> 続きを読む
2014/09/18 by けんとまん
【太田光】(オオタヒカリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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