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うまくいかないのは周りの人達のせいだ自分は被害者だそう思っていても何も変わらない箱の中と外では、同じ出来事に対して感じる事が全く違う自分への裏切りをした瞬間から自己正当化が始まり箱の中へ入ってしまう箱の外に居続けるにはどうしたらよいだろうかレビューにまとめようとしてもうまく書けない・・・でも周囲との関係に悩む人、自分自身を振り返ってみたい人には絶対読んでほしい! >> 続きを読む
2019/01/17 by アスラン
--科学者が自然を研究するのは、自然が有益だからではない。喜びをもたらしてくれるから研究するのであり、なぜ喜びをもたらすかというと、自然が美しいからだ。自然が美しくなければそんなものは知るに値せず、自然が知るに値しないものだとすれば、人生も生きるに値しないものなのだ-- いや、もう衝撃の連続で、開いた口がふさがらないまま一気に読みました。。。 数学史上の事実を連ねたノンフィクションなので、衝撃というのは単に僕が素数やリーマン予想の下知識0だったがためですが、素数が、公式で掴める(掴めそう)とは。。。 衝撃が多すぎて何に衝撃を受けたか記憶が曖昧ですが、 リーマンがゼータ関数に虚数を入れて描いた素数のグラフの奇怪さはやはり群を抜きます。 インドの無学の天才ラマヌジャンの登場も衝撃的でしたし、素数判別式をフェルマーが見つけていたというのも、さすが、という思いでした。 でもやっぱり極めつけは、素数の性質を表す数式(奏でる音階)が、まさか、原子のエネルギー量を計算する数式と同じとは。。。そしてそれをリーマンが気づいていたということも。。。 数学の難しいことはよくわからなかったですが、天才が次々と出てきて、信じられない捻りを歴史に加えていく展開には心が震え続けました。 死ぬまでにリーマン予想の証明を見たいですね。 >> 続きを読む
2018/05/02 by フッフール
ゲーム理論誕生の歴史から始まり、現代の社会科学分野にいかにゲーム理論が影響を与えているかを、様々な学術分野の事例を取り上げながら述べている本。読み物としては非常におもしろいが、筆者の「ゲーム理論が全ての化学分野を統合する自然の法典のカギとなりうる」という主張には疑問が残る。それでも筆者の「世界を調べるためのツール」というゲーム理論の位置づけは、共感できる部分があった。(教養という観点からであれば、それはゲーム理論に限らずどんな学問分野にも言えることだと私は思うが。) >> 続きを読む
2017/01/05 by Ochista
子供むけに書かれた本なのだけれど、とても面白かった。 独立戦争後、十三の「邦」(state)をひとつの国にどうまとめるか。 そのために、四か月も夏の暑い盛りを挟んで延々と激しく、深刻な、深い議論をした55人(からだんだん人数は減って42人になったが)の人々の様子が、ユーモラスに、生き生きと描かれていた。 会議が難航すると、議長のワシントンは、独立戦争の時の最も苦しい戦場と同じ厳しい表情でただ黙っていたらしい。 一方、マディソンは、終始しゃべり続け、他の発言のメモを取り続け、憲法制定のために八面六臂の活躍をしたようである。 フランクリンが馬車だと体が痛むと言って駕籠に乗ってやってきたというエピソードと、つまらない発言者の発言の時はすやすやと眠っていたというエピソードと、 そして、憲法ができあがった時に、この憲法は不完全だが、私も不完全な人間であり、ここにいる誰がもが不完全な人間です、どうかこの憲法を無駄にせず、我々のここでなされた議論を無駄にしないようにお願いしたい、という感動的な(?)演説をしたというエピソードが、なんだかとても心惹かれて、面白かった。 憲法ができあがった時の、フィラデルフィアのお祭りの様子も興味深かった。 さまざまな反対意見や困難を調整して、無事に議論によって憲法をつくり、建国に持っていったという点で、アメリカ建国の父たちの力量というのは、本当にたいしたものだと思う。 「建国」と言った時に、おそらく、日本のような自然発生的な国とはぜんぜん違う、制度への工夫や人間の人為的な努力へのイメージが、こういう本を小さいころから読んで育つアメリカ人にはおそらく強くあるのだろうなあと感じた。 アメリカのような人工国家がいいのか、日本のような長い歴史を持つ国がいいのか、というのは、一概には言えない話で、べつにその点ではアメリカをうらやましがる必要はさらさらないのだけれど、 ただ、「建国」という起点が明確で、人間の人為と創意工夫の歴史的イメージがはっきりし、政治への作為や努力の契機が国家の物語の中にビルトインされているという点では、どうしてもアメリカの方が日本よりも政治やデモクラシーには自覚的になりやすいような気はする。 日本は日本の歴史で良いと思うけれど、時にはアメリカの建国の父たちの物語を参照にして、国制への自覚的な態度というものを養ったりするのも良いのかもしれない。 日本も、伊藤博文らはかなりそうした意識はあったとは思うのだけれど、なかなか今もって、必ずしも日本人一般が、国制や憲法について自覚的な高い意識を持っているとは言えないのではないかと思える。 日本の子どもや大人こそ、読んでみたら面白いのではないかと思う一冊である。 >> 続きを読む
2012/12/22 by atsushi
途中までしか読んでないからまだ把握しきれていないが、数学を研究している人がどういうことをしているかということが、抽象的なというかふわふわとした表現で書かれ過ぎていて、表現されたことがらを捉えきれなかった。文章で表現されたことそのものに焦点を当てるのではなく、その周辺の事柄に焦点を当てて読めば数学という輪郭を掴めたのだろうか?数学を言葉で表現するのが難しいということは認識できた。 >> 続きを読む
2018/03/30 by 月岩水
【冨永星】(トミナガホシ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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