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心理学の本や、様々な啓発本の内容に「今を生きる」「今この瞬間に集中する」というニュアンスの教えが、今まで読んできた本の中で、必ずといっていいほどあり、それだけ「今この瞬間」を生きれていない人が多いんだなとこの本を読んで改めて思った。よく、不安や後悔などの陰性感情は、過去や未来を思って作り出される産物で、今この瞬間のリアルタイムな問題などほとんどないという。だから、「今この瞬間」にフォーカスできれば、問題のほとんどが消えることになる。だから、良くも悪くもあまり未来に思いを馳せたり、良い思い出に浸ることも良くはない気がする。(良い未来に一喜するなら、不安な未来で一憂するから)過去や未来に理想を求めて幸福になろうとする前に、今この瞬間、手に届く範囲の現状から幸福を見出せないと、きっとなにを成し遂げたって満たされることはないのだと思う。結局なにごとも、なにをするかより、「どう思うか」「どう解釈するか」が問題で不安、心配、幸福などは、物質的なことでは解決できないと思う。 >> 続きを読む
2018/02/24 by seinen-boy
美しい動作を図などを用い説明するのではなく、なぜその立ち振舞が美しい所作であるのかについて説明されている本でした。 所作というものは相手を思いやる行動であると思います。相手を思いやっている行動だからこそ相手の心に響き、美しいと思われるのです。どの所作も意識をしていれば決して難しいものではありませんが、無意識にできるものかというと難しいものだと思います。三世代家族や子供の減少により、一番思いやるべき人たちが減少していることが、相手を思いやる練習の場を減らしている原因なのかもしれません。 真に美しい人とは一流ブランドで身を固めた美人ではなく、相手のことを常に思いやることのできる人であると思います。最近では自分だけが良ければ他の人は苦しんでいてもいいという考えが世界中に蔓延し始めているように感じます。世界中に利己的な考えが蔓延すれば争いが起きるでしょう。争いを防ぐためには各々が他人を思いやる心を保つ必要があります。いきなり世界中の人々に対して思いやりを持つことは難しいですが、毎日顔を合わせる人に対してならば思いやりを向けることは可能ではないかと思います。次に会った人に対して聞こえるように挨拶をする。この行動が世界を平和にそして、自分を美しくしてくれる第一歩なのかもしれませんね。 >> 続きを読む
2016/11/10 by taka0316
禅の言葉に学ぶ・・・この頃、手にする本が、生き方、心のあり方ちょっと宗教じみてきた。この本のタイトル、「ていねいな暮らしと美しい人生」もまさに外見ではなく、自分本来の心のなかを、穏やかな人生を送るために必要な禅の思想を、わかりやすく解説・・・・・くやしいが、すんなりと心に染み入るだけに、私も年をとったのか。折りかえした言葉をひらうと松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)・・「大切なものは、いつも眼の前にある」白雲自在(はくうんじざい)・・・「こだわりなく自由自在に」一期一会(いちごいちえ)・・・「ただこの一時に生きる」誰家無明月清風(たがいえにかめいげつせいふうなからん)・・・「チャンスは誰にでも平等に来る」莫妄想(まくもうぞう)・・・・「なすべきことのみなせ)これのみ、解説を写すと、ここでいう「妄想」は俗にいう誇大妄想とは違い、相対的二元論、つまり、生死、愛憎、美醜、貧富というような対立的分別には、選り好みが生じて執着心が起こるから、このような分別心、つまりものを二つに分けて考えることをやめなさいということ・・・・莫妄想(まくもうぞう)なんだって・・・。求めない、こだわらない、悩まない。「禅の教え」、日々の生活に生かせまっせ。心豊かに生きるためのヒント集。あまり、仕事には生かしたくないですな・・・その時点で、縛られている自分に嫌気が差しますな。禅とは「本来の自分に出会う」こととか・・・・ものごとに対する考え方、見方を変えてみる。心静かに、一日が終えれるよう、本棚に入れるのではなくしばらくベットの枕元に置いておく、そんな本でおます。 >> 続きを読む
2013/07/20 by ごまめ
著者は、「禅の心」とは、物事にとらわれず今この瞬間を大切に生きること。執着を手放し日々満足して生きること。よけいなものをそぎ落としシンプルに生きることだ、と述べています。 禅には、トゲトゲした心が楽になり、安らかな気持ちで毎日を送るためのヒントがたくさんあります。 本書は、禅門で伝えられている逸話や禅話も織り交ぜながら、怒りから自由になるためにはどうしたらいいのか、その作法について分かりやすくまとめた一冊です。 詳細なレビューはこちらです↓http://maemuki-blog.com/shohyou/mental/masuno-ikaranai/ >> 続きを読む
2013/08/28 by ヨッシィー
『禅が教えてくれる美しい人を作る「所作」の基本』の続編に当たる本です。禅の心や所作について前著よりも深い内容になっています。さらに前著ではなかったお辞儀や座禅の組み方などがイラスト付きで解説されているので実践的かつ、わかりやすくなっています。 私が特に気に入ったお話は「お賽銭の意味と所作」でした。私はお賽銭を投げることは基本的にありません。それは自分の投げたお賽銭ぶんの見返りが返ってくるとは思えないからです。私にとってお賽銭というものは神社やお寺で何か願掛けをする対価として支払うものなのです。しかし、この本では「自分の欲を捨てる」という意味でお賽銭を投げるということが美しい所作であると述べられています。一般的に人間には自分が一度手にしたお金やものを「手放したくない」という気持ちがあるそうです。この気持ちこそ執着や煩悩というのです。お賽銭を投げるという行為はこの執着や煩悩をお寺や神社に捨てさせていただくという行為だということです。このように考えるとお賽銭というものは仏や神にお金とご利益を交換してもらう行為ではなく自分の醜い部分を引き取ってもらう行為だと思えるので、お賽銭も感謝の気持ちを込めて投げさせていただくことができそうです。 この本はページは200ページと薄いものですが自分の行動を照らし合わせて読むと非常に奥の深い内容の本であると思いました。書かれていることは至極当たり前のことが多いです。しかし、当たり前だからこそ、意識せずになあなあに過ごしている行動も数多くあります。この本を読むことによってなあなあに過ごしている部分を確認することができたので私にとって価値のある本であると感じました。 >> 続きを読む
2016/11/18 by taka0316
「人生の答え」は、けっしてひとつではなく、それぞれの人たちに、それぞれの答えがある。ひとつの人生の中にさえ、星の数ほどの答えが隠されています。 著者は、損得勘定のない、計算のない世界にこそ「真理」があり、「仏」の姿が現れると説きます。 本書は、偉大な前人たちの智慧の結晶である禅の教えを通じて、「人生の答え」を探す多くの人々のヒントとなるべく書かれた一冊です。 人を幸せから遠ざけるものは「執着」です。 執着は、外からくるものではありません。自分の中から生まれるものです。 本書の中の「禅の教え」は、自分の中の執着を一つひとつ取り除いていくためのヒントを与えてくれる、そんな素晴らしい言葉が詰まっています。 詳細なレビューはこちらです↓http://yosshy0322.blog.fc2.com/blog-entry-902.html >> 続きを読む
2013/03/13 by ヨッシィー
”一日ひとつ、すぐできる”と表紙に書いてあるように、50以上の禅的格言やヒントとそれに関する1ページ程度の説明が集約されています。ブログ集のような感じで、私としては物足りなさが読後に残りました。 >> 続きを読む
2014/07/14 by Cloud_9ers
【枡野俊明】(マスノシュンミョウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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