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三浦しをん

著者情報
著者名:三浦しをん
みうらしおん
ミウラシオン
生年~没年:1976~

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このランキングは1日1回更新されます。
      舟を編む
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! Tsukiusagi makoto yam caramel yana
      • 何だろう、この読後の満足感は。
        鼻から上質ないい空気が抜けていくような…?
        自分で何言ってるか分からないけど、いい本だった。

        数年ぶりの再読だが、一文字一文字引き寄せられるように読んだし、展開や表現に心が動いた。

        辞書を作る人なんて想像すらした事がないが、とても果てしなく、大変な所業なのだと思った。

        よく言われることだけど、言葉って生き物みたいだな。
        同じ言葉でも状況によって変わったり、一見同じようでも違っていたり、進化し続けたり…。

        そんな言葉の海を渡り、繋いでいくために舟を編み続ける真締達。
        辞書はあまり読む事が少ない人生を歩んできたが、無性に手に取りたくなった。

        登場人物は、なんとなく主人公、真締にとって都合のいい人達だらけ、というのが気になった。まぁそこが本質ではないから読みやすいと言えば読みやすかったが。
        特に好きなキャラは西岡。

        本気になれるものがなく、他人に嫉妬心を抱いてしまう彼だが、真締と関わることで自分を見つけていく過程が狂おしい程人間臭くて、胸がいっぱいになる。

        そして装丁。意味が分かってからはずっと眺めてられます。むしろ勝手に愛おしさも感じてしまいます。

        文庫本ではなぜか装丁が変わっているのが非常に残念だが。
        >> 続きを読む

        2018/11/01 by 豚の確認

      • コメント 6件
    • 他43人がレビュー登録、 153人が本棚登録しています
      まほろ駅前多田便利軒
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! Micchaaan
      • 少し前に読み終わっていた。
        遅ればせながら、備忘録。

        まず思いっきり設定が東京の町田で笑った。
        生活圏が近かったので、設定された場所がどこだか手に取るようわかる。

        特に謎の趣味の喫茶店は、まさにその通り(笑)

        逆を言えば、町田という街を知らない人が読んだら、どう受け取っているのだろうか。
        直木賞受賞作品だし、真っ新な気持ちで読んでみたかった気もする。
        >> 続きを読む

        2019/12/29 by 寺嶋文

    • 他20人がレビュー登録、 60人が本棚登録しています
      風が強く吹いている
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! zunco Peco27
      • 【駆け抜けるランナーのようなスピードでページをめくらされてしまった】
         本書も『スポーツものでお勧めの作品』ということで、塩味兄貴から勧められて読んでみた作品です。
         お勧め作だけあって良い作品でした。

         物語は竹青荘(通称アオタケ)という木造のオンボロアパートに住む寛政大学の学生たちが箱根駅伝を目指すというものです。
         とは言え、アオタケの住人のうち、まともに陸上競技をやったことがあるのは2人だけ。
         しかもそのうちの一人であるニコチャン先輩は、とっくに陸上競技を引退した大学5年目の学生で、現在はヘビースモーカーとなり、ちょっと肥満気味という状況です。

         もう一人の陸上経験者清瀬灰二(通称ハイジ)は、4年生なのですが、足を故障したこともあり、強豪大学からの誘いもあったのにそれを蹴って陸上部があるとは言っても名ばかりの寛政大学に進学したのでした。
         それは陸上競技からの決別のつもりだったのかもしれませんが、走ることに対する情熱は捨てきれず、何とかアオタケの住人たちで箱根を目指したいという気持ちを持ち続けていたのです。

        とは言え、現時点ではアオタケの住人は9人だけで、全部で10区を走らなければならない箱根駅伝に必要なメンバー数すら揃えられない状態です。
        そこで偶然見つけたのが高校陸上で名を轟かせた蔵原走(かける)だったのです。
         ハイジは、走がコンビニで万引きをして逃げ出したのを見かけその走りを目にします。
         「こいつが10人目だ!」と確信したハイジは、半ば強引に走をアオタケに連れ込んだのでした。

        走は、優れた走者だったのですが、高校時代、監督の指導方法に納得できず、思わず監督を殴ってしまうという不祥事を起こしたため陸上界から消えていった男でした。
         走は、走ることだけは続けていましたが、もはや競技に出る意思をなくしていたのでした。

         アオタケの他の住人はと言えば、運動能力に優れた者や、陸上競技の適性がある者もいるとは言え、全員が陸上未経験者です。
         そんなメンバーで、しかもギリギリの10人だけで箱根を目指すと言ってもそれは無理というものでしょう。
         ハイジは熱っぽく箱根を走ることを誘うのですが、さすがにすぐには承諾する者などいません。
         しかし、ハイジの粘り強く、半ば脅すような強引な説得により、結局は全員が箱根を目指すことに同意してしまい、以後、やったこともない陸上競技の世界に入っていくのです。

         まあ、冷静に考えれば相当に無理のある設定ですよね。
         物語では、アオタケの住人たちはどんどん力をつけていき、予選会も突破し、なんと、箱根駅伝に出場することになってしまうわけですが、実際には多くの大学が一生懸命練習を重ねてもなかなか箱根駅伝には出場できないわけで、これはもう荒唐無稽、夢物語としか言いようのない非常に無謀な展開です。

         その辺りは作者ももちろん承知の上で書いているのでしょうから、読者としては、もう、作者が仕組んだ夢物語につき合うしかないではありませんか。
         あとはもう一直線に物語の世界に突入するだけです。
         アオタケの10人が、それぞれの思いを抱いてどんどん速く走れるようになっていくのに合わせて、ページをめくる速度もどんどん速くなって行きます。
         最後の箱根駅伝のシーンなんて、完全に物語に入り込んでしまい、ページをめくる速度も加速しようというものです。
         こういうところが本作の魅力であり、また、多くの人から高評価されている由縁なのでしょうね。

         登場人物が疑問や悩みを抱き、それを解消していく場面などを読むと、「え~。そんな理屈で納得しちゃうの?」と思わざるを得ませんし、心理描写などがちょっと都合良すぎませんか?と感じたり。
         いかにもという、分かりやす過ぎる嫌われキャラが出てきたり、盛り上げ必至のレース展開にしたりと、「見えやすいなぁ」と感じる部分も多々あるのですが、本作は眉間に皺を寄せて読むような作品ではないのですから、そこは大目に見るのが吉です。

         非常に分かりやすく読みやすい作品で、また、泣かせにかかっているところで手もなく泣かされてしまうわけですが、それも良いじゃないですか。
         スポーツものの気持ちの良さを堪能できる作品であることは間違いありません。
         小難しいことを抜きにして、読者も積極的に楽しもうという姿勢で読むと良い作品だと思いました。


        読了時間メーター
        □□□     普通(1~2日あれば読める)
        >> 続きを読む

        2020/02/07 by ef177

    • 他16人がレビュー登録、 65人が本棚登録しています
      神去なあなあ日常
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 【本棚整理中】

        都会から田舎に出稼ぎ(?)に行くという内容だけで面白そう!と購入。
        林業というなかなか触れたことのない世界がなかなか面白く、村人たちのキャラや、山の神秘的なことなどわくわくしながら読めた。

        ただ、主人公の日記というスタイルにしなくても良かったのでは…と終始感じた。
        >> 続きを読む

        2018/02/28 by 豚の確認

    • 他8人がレビュー登録、 37人が本棚登録しています
      きみはポラリス
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 「冬の一等星」はとても好きでした。素敵な話です。

        でもそれ以外はどうもピンと来ない感じでした。なんかイマイチ素敵じゃないです。

        三浦先生とファンの皆様ごめんなさい。

        >> 続きを読む

        2018/01/02 by lafie

    • 他7人がレビュー登録、 53人が本棚登録しています
      まほろ駅前番外地
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね!
      • ただ、びっくりギョウテン!

        またシリーズものの後作ものから読んでしまいましたw
        とにかく感じたのは、読みやすさと落としどころがテレビドラマ向きな感じ。
        妙におもわせぶりな憂いを含んだ人物描写が前作を読んだファンサービスなのだろう。
        前作を読んでみようと思いました!
        >> 続きを読む

        2018/07/07 by motti

    • 他7人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      光
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 予備知識なくタイトルの印象に希望に満ちた物語と思い込み読み始めたら裏切られた。

        んな小説を書く作家だったんだ、と半端なくヘビーな余韻に『罪と罰』か?と逡巡。自然災害が無差別に人の命を奪う絶望感と、人が人の命を奪うやるせなさの先に答えが見出せないまま「暴力」と向き合うしかない。

        秘密を背負って、明日も笑顔で生きていかねばならぬ破綻した現実感が、ものすごく怖い。覚悟を決めて読むべし。
        >> 続きを読む

        2018/06/22 by まきたろう

    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      神去なあなあ日常
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! Tukiwami
      • モデルはあるものの架空の神去(かむさり)村を舞台にした林業を主とした物語。主人公は横浜育ちで、高校の担任と母親の策略で神去村に放り込まれた平野勇気。神去村での経験を勇気が過去を振り返りながら、一人称で語る形で進められる。初めて林業の概要がわかり、予想以上に大変な仕事なのがわかった。神去村に不思議な風習があるのと登場人物が個性豊かなのと勇気の奮闘する姿に面白味を感じた。映画化もされたらしいから一度観てみたい。 >> 続きを読む

        2017/11/06 by konil

    • 他6人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      本屋さんで待ちあわせ
      カテゴリー:読書、読書法
      3.3
      いいね!
      • ・書評というよりエッセイ
        ・取り上げた書籍のそれぞれの分量が少ないので、もう少し詳しく知りたかった
        ・所々に文楽の宣伝が入りファンとしては嬉しい
        >> 続きを読む

        2017/06/11 by michi2011

    • 他5人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      まほろ駅前狂騒曲
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • ・シリーズ3作目
        ・1作目に比べるとやや見劣りする

        2017/06/18 by michi2011

    • 他4人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      格闘する者に○
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • まったりとした中に、強靱な意志がある可南子を「がんばれ!」とつい応援したくなります。面接の場面は、ハラハラドキドキ。200ページ過ぎからショックな出来事が次々に起こり、ストーリーにメリハリがあって飽きさせません。 >> 続きを読む

        2015/03/08 by 長元坊

    • 他3人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      ロマンス小説の七日間
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 作中作のクオリティーの高さに引き込まれる。作中作のその先もみてみたい。

        2019/05/26 by kaoru-yuzu

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      月魚
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! karamomo
      • 三浦しをんさんは、表現がとても綺麗で、読みやすくて、エッセイもおもしろくて大好きな作家です!
        月魚も、
        綺麗だし背景設定もすごいしっかりしていて読みやすかったけど(笑)
        しをんさんの趣味がおもいっきりはいってました。
        マイルドに、でしたけどね(笑) 
        >> 続きを読む

        2016/03/21 by 文子。

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      白いへび眠る島
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 夏休みに読みたい本。
        読んでいてワクワクしました。

        2017/06/17 by keisan

    • 他2人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      風が強く吹いている
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! kengo Tukiwami
      • 駅伝や運動に限らず、何をするにも考えさせられる一冊。1度しかない人生をどう生き抜くかは自分自身が決めることであり、真の強さとは何か、読者自信の境遇次第で感じかたは違うのかも。 >> 続きを読む

        2017/11/13 by nya

    • 他2人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      まほろ駅前多田便利軒
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 誰もが心に闇を抱えて、それでも生きている。便利屋の多田の目の前に現れる、高校の同級生ってだけの知り合い、行天。この二人が中心の物語。このタイミングで二人が再会したのはきっと必然なんやろうな。章名が書かれている各ページの絵好きです。(10.07.05 読了) >> 続きを読む

        2015/06/17 by のこ☆

    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      まほろ駅前番外地
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • まほろ市にある多田便利軒にまつわる短編小説集。多田・行天のコンビが面白い。

        2017/04/25 by konil

    • 他2人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      シティ・マラソンズ
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • NY、東京、パリ。それぞれの都市で開催されるマラソン大会を舞台に、三人の作家がそれぞれの視点で描く。
        私の趣味は、読書とランニング。
        体育の授業で走らされていたのとは全く違う、自分のペースでトコトコ走る心地よさに、とりつかれたひとり。
        フルマラソンを走った経験もあるし、ここ数年、練習日記をつけたり…と、まあどっぷりハマっているのだが、それだからこそ、走る楽しさやランナー心理など、行間をたっぷり楽しんで読んだ。
        >> 続きを読む

        2015/11/21 by shizuka8

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      木暮荘物語
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • おんぼろアパート木暮荘の住人が出てくる短編集。登場人物がクロスオーバーしているのでだんだん木暮荘に愛着が湧いてくる。 死ぬ間際の友人の言葉がきっかけで猛烈にセックスをしたくなったおじいさんの話がとても面白かった。どうしたら拒絶されることなく、いたすことができるのか?その奮闘する思考があまりにも猛然としていて笑えた。 風来坊のカメラマン並木の独特の世界観も好き。覗き見される女子大生と覗き見する男の話もちょっとドキドキしながら楽しく読めた。性表現が多いけれど、気持ちの悪いエロさではないので私はOK >> 続きを読む

        2018/08/12 by かなかな

    • 他2人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      月魚
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 古書店を営む主人公と、その友人とのお話。
        危うさあり、爽やかさあり。
        (10.05.03 読了)

        二人の距離感が絶妙で、手元に置いておきたいなと思えるお話でした。いろいろな事情で図書館派ですが(*^ω^A;)
        >> 続きを読む

        2015/05/09 by のこ☆

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています

【三浦しをん】(ミウラシオン) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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