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【読後、不快感が残る】 不快。別に悪い意味ではないが、読了後に心を満たしたのはそれだった。 主人公は高校生で、それ故の幼さがあるのだろうが、とにかく視野が狭く周りが見えていない。自分の感情にしたがって行動し、要らぬ火を投げ込んで事態が悪化しても、それに気づかず責任転嫁する。しかも彼の視点で描かれる物語において、彼は終始善人のままである。読んでいると苛々して、何度も本を閉じてしまい、中盤までは一向に読み進めることができなかった。 しかし、事故とも殺人ともつかない事件の真相が暴かれる終盤は、どんでん返しに次ぐどんでん返し。ぐいぐいと読み進めることができた。 主人公、不良、教師…登場人物の多くに苛々した結果、読了後には不快感が濃く残ってしまった。ミステリとしての筋は良いので好みの問題ではあるのだが。 >> 続きを読む
2015/04/05 by かやっこ
【古処誠二】(コドコロセイジ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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