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本書は自転車競技における世界最高峰といわれるツール・ド・フランスで前人未到の7連覇という偉業を成し遂げたランス・アームストロングの自伝です。 その実績だけでもとんでもないのですが、彼の物語を忘れがたいものにしている もう一つの要因は、彼が癌からの生還者だということでしょう。 原題は”It's Not About the Bike”自転車についてのことじゃない。ここからも彼の信条が感じられます。 翻訳版の題名に出てくるマイヨ・ジョーヌとは、3週間にもおよぶツールを戦う選手たちのうち、一番速い選手に与えられる栄光の黄色いウェアのことですが、とてもよく内容を伝えていると思います。 「癌こそ自分の人生に与えられた最良のものだ」「僕のツールでの勝利は、一種の象徴なのだ。癌を乗り越えることができるだけでなく、そのあとでもっとより良い実を結ぶことができるという証拠なのだ。」という言葉に彼のメッセージが凝縮されているように思います。 本書の内容の大半は非常に攻撃的で奔放なランス・アームストロングという一個人の生活の記録ですが、ところどころに人生の真実を感じさせる記述があります。 私は癌になったことはありません。だから彼の行動や彼の言葉が本当に癌に悩む人たちを勇気づけるかは分かりません。ですが、人生をよりよく生きようと願う人には参考になる一冊だと思います。---------------------------------------------------------------------- 2008年に本を読み終えた後にドーピング問題が発覚し「永久追放」宣告を受けてしまったことは残念な出来事でした。 >> 続きを読む
2015/02/01 by kengo
これを読んだときにはドーピングではないと思っていた。失望の事実を知ってからこの本の評価は下がりました。しかしながら感動はその部分ではなく「ガンからの生還」のほうだから。 >> 続きを読む
2018/07/07 by motti
【ArmstrongLance】(ArmstrongLance) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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