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大倉崇裕

著者情報
著者名:大倉崇裕
おおくらたかひろ
オオクラタカヒロ
生年~没年:1968~

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このランキングは1日1回更新されます。
      小鳥を愛した容疑者
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 薄圭子巡査は動植物が大好きだ。

        この作品はこの一文に集約されると思う。

        怪我をして捜査の前線から離れてしまった須藤警部補。
        その須藤がリハビリのために行けと言われた部署が総務部総務課。そして本当の部署名は「動植物管理係」。いわゆる左遷。

        そこに見た目は子供、中身は動植物が大好きでそれなりに資格も持っている件の薄巡査。このふたりの出逢いからこの作品の物語が始まっていく。

        内容は刑事モノのミステリ。
        そこに動植物が絡んでくる。薄巡査は動植物に目がない。でもってそれ以外の事には疎い。言葉も漢字も知らない。でも、動植物にはすごく詳しい。←これがこの作品のミソで肝。動植物の生態やちょっとした疑問などから次々に推理をし事件を解決へと導く。


        須藤はいわゆる捜査の前線に出て陣頭指揮を執る頑固者の昔気質の刑事。対して薄巡査は前にも書いたが動植物を愛し日々動植物の世話をしながら警察博物館でいつくるかわからない仕事の依頼を待っている。このふたりが組んだ時劇的な化学反応が起きる。←これもミソで肝。


        会話パートはコミカルで噛み合っているようで噛み合っていない感じが良いのだろう(自分はちょっと引いたけど)

        ひとつの作品としては面白いのだろう。
        (自分はちょっと「ん??」って思う所が多々あったけど)


        薄巡査に萌えられるかどうかにこの作品を好きになれるかどうかがかかっていると思う。


        続編があるようですが・・・・


        因みに動物を飼うって難しいし大変なんだなぁと改めて思った。
        自分も子供の頃犬を飼っていたけど世話や面倒はすべて母に任せっきりだったから母はさぞかし大変だったろうなぁと今なら思う。この作品を読んでいても大変だなぁと思った。


        という感じでレビューを締めさせていただきます。
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        2017/05/03 by 澄美空

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      丑三つ時から夜明けまで
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 幽霊の存在が確認され、静岡県警に幽霊専門の部署 捜査五課 が試験運用された時代を舞台とした短編集。

           
        捜査五課による捜査&五課七種警部補による推理
        捜査一課米田警部補による推理

           
         どちらも外れて捜査が行き詰った後、捜査一課の「私」が真相に辿り着くという、なかなか凝ったパターンが基本。
         1篇だけ、「私」と米山が雪の山中の山小屋に7人で閉じ込められ、誰かに憑依するという霊と戦うという、『そして誰もいなくなった』風のクローズドサークル密室サスペンスもあって、それも良かった。
         同じ事件について、幽霊も絡めて3種類の説明ができる(当然2つは間違いですが)のが面白いところです。
         捜査五課の面々もコスプレしてて面白いですね。意外と活躍場面は少なかったのでしたが。
         五課の面々が活躍する続編に期待、と思ってたら、もう続編は出てないのでしょうか。本書収録作品が書かれたのは10年ほど前というし。
         霊が絡んだり説明を3種類考えたりと、制約があって難しい作品だから。大変な割に、ネット上のレビューを拝読すると、いまいちの評価が目立ったり。皆さんよく読んで辛口ですね。ミステリーも読みすぎるとすれっからしになっていくんですね。私は絶対的な読書量が少ないので、何を読んでも面白く感じられます。

           
         しかし語り手の「私」の姓名はとうとう最後まで出てきませんでした。
         作品中も「お前」とか「おい」とか呼ばれて名前で呼んでもらえないとは。(ネット上のレビューでも語り手の姓名の謎に触れたのは見つけられなかった。)
         本作品では五課の連中始め、加害者や被害者に変わった姓名の方が多かったので、明らかになっていない「私」の本名も、変わった姓名が設定されていたのかもしれません。

           
        「最後の事件」で一連の作品は終わりということですが、実は初出は2番目に古く、「栗端家の犬」を大幅に加筆訂正したということです。
         静岡県警幽霊捜査課シリーズ愛読者としては、この幻の作品を初出形と完成形と読み比べてみたくありませんか?
          http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20140920/p1
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        2014/09/21 by 荒馬紹介

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      七度狐
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 落語の「七度狐」をモチーフにした本格ミステリーでした。
        本元の落語を知らなくても中々楽しめる内容です。雨で遮断された村。その村にある一軒だけの旅館に集まった春華亭一門の人たち。七代目 古秋を指名する一門会が始まるとき連続殺人の幕がきって落とされる。そんなストーリーですが、真相に至るには中々難しい複雑さでミステリー要素がてんこ盛りです。結局木を隠すなら森の中ですが普通気付きませんよね。私自信は落語も好きなので楽しく読めました。 >> 続きを読む

        2013/08/25 by moonIihght

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      福家警部補の再訪
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 捜一に見えない女性警部補を主人公とした推理もの。古畑シリーズのような、というかコロンボのような犯人をゆっくりと追い詰めていく展開でした。テレビドラマになったようです。

        推理ものやSFで知られる東京創元社だけあって、キャッチーなのにちゃんとしてる、そんな気がします。面白かった!
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        2014/05/18 by ブービン

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      オチケン!
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
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      • 大学の落研が舞台の物語。落語についてもっと語られると思いきや、主人公の越智健一君が単に入部したのが落語研究会(通称、落研)であって、落語についての中身は薄い。

        寿限無のはなしが主題になっているが、何度も、「寿限無、寿限無・・・・・・長久命の長助」のフルの台詞がでてきて、それだけで、何ページもの活字を埋めている。・・・・ズルい。

        「寿限無、寿限無・・・・・・長久命の長助」と書いているだけで、コブがひっこんだではなく、物語が終わってしまったというような本。
        付録として、ウェブサイトに連載されていた、落後ってミステリーと題して、落語についての小エッセイが記載されているが・・・印象に残ったのは、小三治師匠が独演会での言葉、(新作でも)「作者以外の人がその噺を演るようになったら、それは「古典」になったと言ってもいいのではないか」と、なるほどと思う話。

        まあ、ミステリーでもなく落語でもない、掴みどころの無い本でおましたな。
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        2013/06/16 by ごまめ

      • コメント 4件
    • 2人が本棚登録しています
      オチケン、ピンチ!!
      カテゴリー:小説、物語
      2.0
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      • 「オチケン」に続く第二弾。

        またもや、廃部寸前の落研で事件が・・・・三人部員がきると自動的に廃部。
        他のサークルが、その部室をとる為に三枚出せば退学処分になるのを狙って
        あの手この手で落とし入れる策略をねる。

        落研の三人、いやここに登場するすべての学生は勉強もせず、
        サークルの活動、雑用に日々明け暮れる。

        落語のおもしろさより、昔の良き学生時代を思いださせる青春物語である。

        我が学生時代にもっと身近に落語があれば、どんな青春をおくれたか・・・・・
        ふと考えさせる本でおますな。
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        2013/06/22 by ごまめ

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      無法地帯 幻の?を捜せ!
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! chibadebu
      • 完全なオタクを題材にしたスラップスティックもの。
        オタクというか病的なコレクターか
        そこにまるでベクトルの違うアクションや、
        ハードボイルド、ミステリー要素まで
        詰め込んでサービス満載な一冊。

        書いたモノ勝ちな世界ですが、上手くストーリーも運ぶし、
        様々な小ネタの使い方もニヤリとするし、非常に楽しめる
        エンターテイメント小説になってます。

        しかし...落語家フィギィアは...売れないでしょう(笑)。
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        2013/04/14 by za_zo_ya

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