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幸村誠

著者情報
著者名:幸村誠
ゆきむらまこと
ユキムラマコト

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      プラネテス
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.5
      いいね!
      • 宇宙や海、広くて静かな場所に惹かれる人は好きになる漫画。以下のくだりが胸に刺さりました。

        PHASE 5:点火
        ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
        放射線の嵐の中を漂いながら感じただろ?「くたばるかもしれない」って。でも本当は救われる気分だったろ?

        わかってるんだろ?一介のデブリ屋にすぎない今の自分には宇宙船を手に入れることなんてできっこないって。それでも吠え続けたのはいつまでも夢の途中でいたかったからさ。

        たたかいきれないお前は、ようやく今頃になって言い訳を探し始めている。この病はお前が望んだんだぜ?地球に降りて、結婚して年くって。シリウスの輝きを眺めながら「あの病がなければオレも今頃は・・・・」そう言い逃れる権利をお前は欲したんだ。

        認めろ。受け入れて楽になって、嘘をわびるんだ。宇宙はお前を愛してはくれないが許してはくれる。
        ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

        まあ、主人公はこの後反発します。
        >> 続きを読む

        2015/08/11 by こいこい

      • コメント 2件
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      ヴィンランド・サガ = VINLAND SAGA
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
      いいね!
      • 十一世紀の北欧でのヴァイキングたちの戦いを描いたヴィンランド・サガの最新巻です。本編で<奴隷編>と呼ばれる主人公 トルフィンが奴隷として過ごした時期の話しは終わり、次巻からは新展開があるようです。

        奴隷として勤めるケティルの農場をかつての知己 クヌート王に襲撃されたトルフィン。一方的な殺戮を受けるトルフィンたちは、和平の交渉へと向かう—。

        アルネイズの本当に悲惨な死を糧に、楽土(ヴィンランド)の設立をトルフィンとエイナルの二人で誓いあったのが前巻です。前巻がかなりかっこよく終わったので本巻はどうなるのかと思っていましたが、やはりなかなかの展開を見せます。

        クヌート王とトルフィン。この二人の男の描き方が、本巻だけでなく本作全体を通じての肝なのは間違いありません。王位継承者として生まれながらも全くやる気の無かったクヌートと、父の仇のアシェラッドを殺すためだけに生き続けてきた、殺人マシンのようだったトルフィン。二人は長い年月と様々な様々な経験を通じて成長し、変わっていきます。王として生きることを決意し、どんな汚い手を使ってでも版図を広げようとするクヌート、そして自分のしてきたことの愚かさを知り、戦いのない国の設立を目指すトルフィン。

        どちらの生き方が良いとか、悪いとか、そんな話ではなくとにかく二人の生き様の描き方がすごく濃いです。そして本巻を読んでようやくクヌートが何を目指しているのかがわかり、結果、トルフィンとクヌートの目指している者は同じであることがわかっていきます。

        戦い続け、征服し続け、神に逆らい続けることでヴァイキングを救い、楽土を築こうとするクヌートと、もう二度と人を殺さないと誓い、戦いから逃げ続け、戦いのない場所に楽土を築こうとするトルフィン。最初の登場時とはもう二人とも別人のようですね。この二人の信念と成長の過程の描き方が本当にうまいです。


        「オレに敵なんかいない」


        「トールズもこんな目をした人だった…」


        本巻で印象に残った二つの言葉です。敵を作らないことで戦うことを避け、無敵となり続けようとするトルフィン。そしてかつては父トールズとは似ても似つかない顔をしていたトルフィンは、トルケルが羨んだ、父と同じ英雄の顔となっていきます。何度も繰り返しますが、最初の巻のトルフィンとは完全に別人ですね。戦闘としての強さだけでなく、本当の強さとは何なのか、それをしっかりと理解した男に成長していったんですね。

        登場人物の成長の過程をこんなにしっかりと描ける作品はあまりないのではないかと思います。そしてそれだけでなく、難しいであろう、十一世紀のヴァイキングたちの設定や背景描写も凄く緻密です。

        次からはどのような展開が始まるのか、トルフィンは不戦の誓いを貫くことが出来るのか、楽しみで仕方ありません。私にとっては本作は今出ている多くの漫画の中でも特に面白いと思う作品の一つです。
        >> 続きを読む

        2014/02/26 by taka2

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