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プロジェクトと納期という切り離せない問題に対して、物語形式で語られていきます。他の方がおっしゃっているように、読みやすかったですが、会話文の中に重要なことがちりばめられていて、自分の中で整理するのはちょっと大変でした。・コストワールド:全体最適にはつながらない・スループット・ワールド:利益を優先することのふたつの世界観があり、この二つは相容れないものであるセーフティを組み込んでいるにも関わらず、作業が遅れてしまう理由・ギリギリまで着手しない学生症候群・作業のかけもち・作業の遅れは蓄積するが、早く完了しても短縮されないは、納得でした。納期を決めないでリードタイムをお金で買う、という方法はなるほど、と思いましたが、実際うまくいくのか…は、どうなのだろうか、と思います。ひとつひとつ、読んで自分なりにかみくだくのに時間がかかりました。読んで「ふむふむ」とはなりましたが、これをすぐに生かせるかというと今の自分では難しいところがあります。まだ全部は消化しきれていない気がするので、また時間が経ったら読んでみたいです。 >> 続きを読む
2015/09/22 by inaho
おもしろかった!!最高におもしろいビジネス書ですね。最後まで頭を悩ませながら読了しました。この本を読んだのは今回が初めてではなく、大学の時ゼミの教材として使っていました。あの頃よりスラスラ読めるようになったのは、社会人になって仕事で少しは携わっているからでしょうか。製造部に所属してれば、よりわかりやすいかもしれません。会社で読んでいたら、「昔、このシリーズを何回も何回も読まされた」と元ベンチャー企業に勤めていた人が言っていました。それだけこの本が与える影響は大きいのですね。この物語の主人公・アレックスと共にTOC(Theory of Constraints=制約条件の理論)を習得していくストーリーとなっています。物理学教授ジョナの問いかけに、アレックスら工場のメンバーが何度も何度も話し合いながら答えを探ります。妻とは離婚の危機、工場を立ち直すには3ヶ月しか猶予がなく、物語はドラマチックに展開していきます。企業の目的とは「お金を儲けること」企業が金を儲けるためには3つの方法があります。・スループットを増やす・在庫を減らす・作業経費を減らすTOCでは、このうちスループットを増やすことが一番重要な評価基準で、次いで在庫を減らすことであり、経費削減は重要性が低いとしています。スループットを増やすには、作業工程の中でボトルネック(制約条件)を見つけ出し、部分的な効率ではなく、全体の中の一部分を必要に応じて最適化していくことが必要でした。1.ボトルネックを見つける2. ボトルネックをどう活用するか決める3. 他のすべてをステップ2の決定に従わせる4.ボトルネックの能力を高める5. ステップ4でボトルネックが解消したら、ステップ1に戻るこの5つのステップを繰り返す度に、ボトルネックの性質が変わっていくのが興味深かったです。工場の中だけでなく、最終的にはマネジャーとして、部門全体の制約条件を考えていくところまで物語は進みました。現実的にすごく難しいプロセスだと思います。「『何を変える』『何に変える』『どうやって変える』か、この三つの質問に答えられないような人間に、マネジャーと呼ばれる資格があるのか」私はもちろん一社員でこのような立場にいるわけではありませんが、この言葉にガツンときました。あまりに影響されてしまったのか、仕事中、ふとボトルネックを探している自分がいました。会社の中では、食堂のシステムで例えたら一番わかりやすいかも(=´▽`=)ノ >> 続きを読む
2015/11/05 by あすか
制約理論(TOC)で有名なゴールドラット博士のシリーズ本。 今回はTOCを生産やシステム導入といった ビジネスの場面だけではなく、 「充実した人生を送る」という個人レベルにまで落とし込んだ 異色作となっています。 小説形式ではないところも これまでとは違いますね。 読んでみた感想は、 正直言って面白いんですが、 書かれていることを実践するのは この本を読んだだけではむりかなぁ と言った感じです。 博士本人か(故人だからこれは無理)、 博士にしっかり指導してもらって この手法を身につけた方に師事して これまたしっかり修練しないと 能力として自分のものには出来ないと思います。 それでも書いてあることは魅力的。 「人はもともと善良である」 「すべての対立は解消できる」 「ものごとは、そもそもシンプルである」 「どんな状況でも飛躍的に改善できる」 「すべての人は充実した人生をすごすことができる」 そして、「科学者のように考える」方法とは。 よりよい人生をお望みの方は是非ご一読ください。 何かヒントをつかめるかもしれませんよ。 >> 続きを読む
2015/02/03 by kengo
制約理論を紹介した小説 第2弾です。 前作から登場人物などが引き継がれており、 先が気になってどんどん読み進みます。 こんなに見事に問題解決できるものかと思うほどに、 制約理論の思考プロセスの有効性がストーリーにのって 紹介されていきます。 でもかなり納得できる内容。 きちんと理解&運用できればビジネスの場だけではなく 実生活でもとても役に立ちそうな理論です。 前作よりも登場するツールが多いし、 なんの前フリもなく出てくる専門用語に面食らうかもしれませんが 読んでいる内にそこそこ分かった気持ちにはなれます。 しかし、ちゃんと理解するためには 自分で整理し練習することが不可欠なことは間違いありません。 そういった意味では若干 読者を選ぶ本ですが、 非常に有用な理論を紹介してくれたものなので 是非たくさんの方に読んでいただきたい一冊です。 その際はもちろん前作「サ・ゴール」から読んでくださいね。 >> 続きを読む
TOC(制約理論)を題材にした シリーズ小説の3作目ですね。 相変わらず面白いのですが、 本作はTOCの理解を助けるためのものというよりも TOCの有用性をアピールするもの。 もしくはTOCを用いてシステムを改善するなら、 旧来 組織で用いていたルールを変更しないと かえって悪影響が出て 真のメリットを享受できない ということを強調して伝えたい作品 と言うことが出来るでしょう。 だから、とても大切なことを書いてはいるのですが、 TOCの勉強をしたい人には ちょっともの足りない内容かもしれないです。 そんな訳で★3つです。 >> 続きを読む
主人公のポールは、アメリカ南東部最大手テキスタイルチェーンのポカラトン店で店長を務めている。 ポカラトン店は、地域チェーン10店舗のうち、利益率で8位までランクを下げて市また。そんなさなか、ショッピングモールの水道管が破裂。モールの地下倉庫は水浸しになり使えなくなってしまった。 ポールは、この緊急事態をどのような方法で乗り切るのか? ゴールドラット博士が提唱するTOCを小売業に応用する手法を物語仕立てで示してくれるこの本を、小売に携わる人ばかりではなく、サプライヤーとしても見逃すわけにはいかないだろう。 >> 続きを読む
2014/09/05 by カカポ
ザ・ゴールの作者です。ひと言で言うと、上梓された本のまとめ本でしょうか。1.人間はもともと善良である2.すべてのコンフリクトというのは解消できる3.すべての状況に置いてシンプルである4.どんな状況でも大きく改善できる5.すべての人は充実した人生を過ごせること6.常にウィン-ウィンのソリューションがある >> 続きを読む
2016/09/19 by Minam
【GoldrattEliyahu M】(GoldrattEliyahu M) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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