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町山智浩

著者情報
著者名:町山智浩
まちやまともひろ
マチヤマトモヒロ
生年~没年:1962~

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このランキングは1日1回更新されます。
      トラウマ映画館
      カテゴリー:映画
      3.0
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      • 呪われた映画、闇に葬られた映画、一線を越えてしまった映画、心に爪あとを残す映画、25本。

        ということで、まさに観たらトラウマになるような映画が紹介されています。

        刺激的な映画が観たい、という人や、映画を通じて社会の現実に目を背けずに直視する勇気のある人は何も言わずこの本に紹介されてる映画を観てください。

        この中で僕が観た1本の映画を紹介します。
        1970年代の「マンディンゴ」という映画で当時のアメリカの黒人奴隷をリアルな描写で撮った作品です。
        当時のアメリカの奴隷制度をここまでリアルに描いたのはこの作品が初めてで、アメリカが隠したかった過去をリアルに描き過ぎ上映禁止になりかけるほどの映画です。

        詳しい内容や描写は書けませんが、過去のアメリカで実際にあったことなので衝撃的だし、正直ラストは救いがありません。


        まさにトラウマになるような作品でその後1週間は頭から離れませんでしたが、黒人奴隷の歴史に興味を持ち、観る価値はありました。

        この中に紹介されてる作品どれか1本観てみてはいかがでしょうか。価値観が変わるかもしれません。
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        2013/05/10 by kawa

      • コメント 5件
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      アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない
      5.0
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      • 「刺激度120%のコラム集」という言葉に嘘はない。
        大多数のアメリカ人がいかにオバカか、笑ってやろうと思って
        お気楽に手にとったりすると、大間違い。
        政治・経済・宗教、いずれをとっても内容の濃さには驚かされた。

        著者はアメリカ在住で暮らしの中からアメリカの社会を見つめている
        宗教的、人種的な偏見も経済的な利権のつながりもない。
        そして、何よりも映画人であることが最大の強みだろう。
        目に移り耳に聞こえる物事から、その内包する意味や隠された意図を的確に嗅ぎつけ、
        しかも端的でシニカルなユーモアを備えた文章で表現出来る才能がある。

        2006~2008年、週刊現代に連載していたコラムをまとめたもので、
        共和党がマケイン氏、民主党がオバマ氏が候補に決まったあたりまでのことが書かれている。
        つまりブッシュ末期の最悪の時代。
        共和党およびブッシュ政権のひどい話が出るわ出るわ。

        ブッシュは共和党の最悪な部分と民主党の失敗を併せ持った
        史上最も無能な大統領の一人であるらしい。

        「甘やかされたボンボンがアル中になるがキリスト教原理主義に目覚めて更生し、
        その勢いで大統領に祭りあげられ、間違った戦争を起こしてしまう」

        福音派キリスト教徒の狂信ぶりと歩調を合わせる共和党はビョーキだ。
        ジョン・ボンジョビやジョン・メレンキャンプ、ブルース・スプリングスティーンらが
        ブッシュの再選阻止のキャンペーンに熱心だった訳が実によく理解できた。
        (彼らの音楽は労働者、つまりは大多数の国民の方向を向いた楽曲だから)

        始め笑って、驚き呆れ、困惑し、そのうちに吐き気までしてきた。
        だって、これは、アメリカの、よその国のお話では済まない。
        日本はアメリカを国際社会の伴侶として選んでいる。
        アメリカの国際の最大保有者は日本だ。
        そして、さらに悪いことには、この腐りかけた国の政治経済をお手本にして輸入しているのだから、
        うかうかしていると、明日は我が身なのだ。

        この本は、真のアメリカを知るために読まれるべき本だ。
        それは、日本の政治を知ることでもあるのだ。

        ほぼ絶望的な末路を予感させるアメリカの崩壊ぶりだが、それでも著者は希望を語る。

        アメリカには多くの国から多様な民族が集結している。
        それは、学生、学者、経済人、あらゆる知識階級において、その傾向が見られる。
        ポスト・アメリカはアメリカから起こり世界に波及するだろう。と。

        私も、アメリカには「映画」という素晴らしい武器があることを忘れてはいけないと思った。
        彼らは真実を、信念を、ドキュメンタリー映画というメディアを通して
        暴き、訴え、表現し続けている。
        ハリウッドの超大作は国のご意向がからむ、胡散臭いものも結構あるが、
        私たちがもう少し注目し、観るべきなのは、こうした地道で情熱的な
        ドキュメンタリーなのかもしれない。
        少なくとも、そこには、切り取られた真実の顔が垣間見えているはずだから。
        >> 続きを読む

        2013/03/07 by 月うさぎ

      • コメント 8件
    • 2人が本棚登録しています
      オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
      カテゴリー:映画
      5.0
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      • 「マンガ、アニメが好き」と発言しても、ドン引きされないようになって久しい。
        あくまで、コアな方向に走らない限りだが・・・。

        そのマンガ、アニメだが、海外にも輸出され、大人気を得ていたりする。
        (日本製という事は伏せられて・・・という事はないが、分かりにくくされている)

        ただ、その理由の一つには
        「外国のマンガ、アニメの質があまりに低レベル」
        という点もある。

        (偏見も含むが)例外はあるにせよ、外国(特に欧米)のアニメは「子供向け」、それも小学校低学年向けのような印象を受ける。
        一方、日本のアニメは「子供向け」ではあっても、(欧米のアニメより)ストーリーが複雑となっている。
        (実際、見ている子供がストーリーを理解できているかは別として)

        本書は、そんな日本のマンガ、アニメがアメリカへ進出し、広まっていく「歴史」を紹介したもの。

        黎明期の話では、信じられないような話が、バンバン飛び出す。

        「元の作品を無視した、セリフのメチャクチャな吹き替え」
        は珍しいことではなく
        「ストーリーの改変」
        をすることさえ、日常茶飯事。

        「マクロス」「モスピーダ」「サザンクロス」を「変形メカが登場する」ということだけを共通点として、無理矢理一つの話にする。
        「ライディーン」「コンバトラーV」「ダンガードA」に登場するロボットだけを取り出し、全く別のマンガを作る。(作者は元の作品についての知識ゼロ)
        など、数々の荒業をやってのける。

        「風の谷のナウシカ」のアメリカ版のポスターが芸術的なまでに別物になっている、というのは比較的有名な話。

        文化の違い、暴力表現に対する規制等があるにせよ、根底には
        「作品に対する"愛"の欠如」
        「アメリカがナンバーワン!」
        という発想があるように思える。

        そのため、日本からアニメを買ってきても、
        「オレ達がもっと面白くしてやるゼ!」
        とばかりに、平気でオリジナルをズタボロにしてしまうのだろう。

        が、天才的なまでに的確に、つまらなくしている。
        さすがに今は、そんな「改良」の例は、あまりないだろう(と思いたい)

        ただ、その名残りらしきものは、今も残っているように感じる事がある。
        日本(だけでなく外国製の)映画をハリウッドでリメイクする、というケース。

        なぜ、わざわざリメイクするのか疑問だった。
        「製造元」にならなければ儲からない、というビジネス上の理由はあるだろうが、「アメリカがナンバーワン!」の発想も根底にありそうだ。

        それでも、一流の監督ならば、「ゴジラ」が好きだった、と言って「ジュラシックパーク」を作成、今度は日本に恐竜ブームを引き起こすきっかけを作るが、二流の監督だと「ゴジラ」をリメイク、「トカゲ」にしてしまい、ファンから「無かった事」扱いされる。

        最近、「銃夢」というマンガを読んでいるが、これも随分前から、ハリウッドでジェームズ・キャメロンが実写化という話が挙がっている。
        この本の中でも、この話題に触れられていたが、キャメロン監督曰く
        「父と子の物語になるだろう」
        とのこと。

        ただし、「銃夢」に出てきた父と子の物語は、脇役の父と子の物語だったが・・・
        大丈夫だろうか?
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        2013/11/30 by Tucker

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      オタク・イン・USA 愛と誤解のanime輸入史
      カテゴリー:映画
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      • chibadebuついに世界へ!

        デビュー的な話なら胸を張ってご報告と言ったところだが、残念ながらそういう話じゃないんだな。

        とある海外イベントに参加する予定だった同行の士が、近くに開催される国内イベントに集中したいため渡航キャンセルすることになった。

        ただキャンセルできない費用も結構多かったので、どうせなら誰かに譲りたいという話になっているんだな。

        今のところエントリーはchibadebuだけみたいだが、実際に譲って貰えるかはまだわからない。

        何となくソワソワしてて、行けることが決まったら読む本を物色中。

        でも本当はこんなことしてないでコミケに集中せねばならぬのだが、気持ちは既に太平洋を渡っちゃってるので全く身が入らないんだな。
        >> 続きを読む

        2012/12/01 by chibadebu

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      <映画の見方>がわかる本 『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで
      カテゴリー:映画
      4.0
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      • 「2001年宇宙の旅」は有名だから1回見てみたという人はたくさんいらっしゃると思いますが、10人中10人が「意味不明、不思議な映画だった」という感想を持っていると思います。
        自分ももちろんそうでした。

        そりゃそうですよ、だってキューブリックはナレーションの解説付きで映画を作っていたのに、映画が完成したらそれをすべて削除してあえて分かりにくしてるんですよ。

        著者の町山さんが何十回もこの映画を見て、いろいろな資料を読み込み、おそらく正解に近い解説がこの本には書かれています。

        他にも、「時計じかけのオレンジ」「タクシードライバー」「ロッキー」「未知との遭遇」など1度は見たことのあるような名作を解説しています。

        実際に映画を観た後に、この本を読むと、自分の理解力の足りなさと、これら名作の伝えたいことが分かります。

        これらの映画は観たけど、内容が分からなかったり、分かっている気になっている人は読んでみてはどうでしょうか。
        >> 続きを読む

        2013/06/10 by kawa

      • コメント 5件
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【町山智浩】(マチヤマトモヒロ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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