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米澤穂信

著者情報
著者名:米澤穂信
よねざわほのぶ
ヨネザワホノブ
生年~没年:1978~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      氷菓
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 手放しで「面白い!」と絶賛出来る、小説の一つです。

        私がこの「古典部シリーズ」に出逢ったのは、最初はアニメです。
        そのアニメにすごく惹かれ、原作小説を大人買いしました。

        この小説はこれでもう3回は再読していますが。
        何度読み返しても、面白いです。

        今日からまた再読し始めたのですが、一日で読み切ってしまいました。
        >> 続きを読む

        2018/09/20 by ゆずの

      • コメント 6件
    • 他9人がレビュー登録、 79人が本棚登録しています
      インシテミル
      カテゴリー:小説、物語
      3.1
      いいね!
      • 高額報酬バイトのため集められた男女12人。
        実験施設に7日間泊まるだけのはずだが、死体が見つかる。

        クローズドサークルだが、この実験にはルールがある。
        賞金から殺人や告発。
        そして各人には1つずつ与えられた武器が。

        古典的な設定ながら、明らかに米澤さんはそれを交わすようにミステリを進めていく。
        それはガードという機械だったり、解決をみんな集めてとならないようにしたり。

        自ずと人数は減っていくので犯人当ては難しくない。
        ただし最後の賞金の行方などに関してはモヤっとしたものが残った。
        >> 続きを読む

        2019/01/03 by オーウェン

      • コメント 1件
    • 他8人がレビュー登録、 46人が本棚登録しています
      追想五断章
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!

      • 書物や小説そのものをめぐる物語は、ただそれだけで読書好きの人間の胸を騒がせるものだ。

        この米澤穂信の「追想五断章」は、小説内に埋め込まれた"リドルストーリー"と言われる、結末を伏せて読者の想像に委ねる物語と、小説内の現実が微妙に絡み合っていく、凝った構成のミステリなんですね。

        伯父の古書店でアルバイト中の菅生芳光は、客の北里可南子から、ある依頼を受ける。
        可南子の亡き父である北里参吾が、かつて叶黒白という名義で発表した5篇の小説を見つけて欲しいという内容だった。

        芳光は、可南子から得た情報を元に、同人誌などから参吾の作品を探し出すのだった。
        だが調査の過程で芳光は、参吾が22年前に海外で起きた妻の死への関与が疑われ、大スキャンダルに見舞われた事実を知るのだった-------。

        この作品は、芳光の調査と、発見された掌篇小説が交互に配置されているんですね。
        心に鬱屈を抱える芳光のパートと、海外を舞台にした夫婦と親子をテーマにした寓話めいたリドルストーリー。

        そして、二つのパートが進むにつれ、芳光の現在の状況と参吾の過去が徐々に明かされていく。
        バブル経済の破綻が原因で起きた父の急死によって大学を休学し、希望のない毎日を送る芳光。
        スキャンダルに見舞われながら、奔放な日々を満喫したに違いない参吾夫婦。

        この対照的な両者を、参吾の掌篇小説がつないでいく。
        さらに、可南子の元に残されていたリドルストーリーの結末が、過去に起きた死の謎を解き明かす重要な鍵となって浮上するのだ。

        文学の豊かな味わいと、巧緻を極めたミステリの香気。
        この作品には、この二つの要素が絶妙にブレンドされていると思う。

        >> 続きを読む

        2018/11/12 by dreamer

    • 他7人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      儚い羊たちの祝宴
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! niwashi Tukiwami
      • 再読。

        くうぅ・・・読んじゃった・・・
        勢いに任せて読んじゃった・・・・・・。

        でも、ちょー面白かったーーー!
        そして、ちょー怖かったーーーー!!!!!!!!!!!!

        これ、初読のときも思ったけど文体は凄く綺麗なのに物語の中で行われていることの不気味さと残酷さ!まだ年端もいかない女の子がこんな残酷なことを考え奸計を巡らせあまつさえ実行に移す様は本当に異様。でも、その綺麗さと不気味さが同時に描かれる甘美で耽美な世界から目が離せない・・・。そうなってくると「次はどうなるんだ・・?」「あ、こうなるのかな・・・?」と思い始めそれを知らないと何も手に付かないという症状に襲われ頁をひたすらに捲る・・捲る・・・捲り続ける!そして、気がつけば読み終わってる。これが一番の恐怖だったり・・・。

        物語、内容に関しては敢えて自分の稚拙な文章で書くより一見は百聞に如かずとの言葉がある通り実際に読んでもらった方が早いと思うので割愛します。


        感想は、兎に角面白い!不気味で甘美で耽美。
        その中に潜む奸計と残酷さ。怖い怖いも好きのうちではないけれどこんなにも気持ちの良くない気持ち良い読書体験はなかなかできないとも思う。なんだか、上流階級って怖いなと思うしこういうところに生まれなくてよかったとしみじみと思います。だって、こんな仕打ち、耐えられないっすもん(笑)


        ちなみにこの作品の一番の売りはやはりラスト一行の鮮烈な残酷さだと思います。もう、この一行を読むために(知るために)物語をひたすら読んでいると言っても過言ではないと思います。


        特に「玉野五十鈴の誉れ」はなんと秀逸な事か!
        このお話のラスト一行を読んで苦い笑いを浮かべない人は多分いないだろうなとも思います。ただ、その苦い笑いは決して悪いものではありません。是非この話だけでも読んでもらいたいと切に思います!


        暗黒米澤穂信此処に極まれり!
        「氷菓」や「春期限定いちごタルト事件」などのホワイト米澤穂信しか知らない方にはホントに読んでほしいです。こちらの米澤穂信さんは甘く艷やかでそれでいて人でなしのように残酷です。(あ、決してまわし者ではありませんし褒め言葉です笑)


        いやあ、連日の夜更かし・・・
        ・・・まあ、良いでしょう(笑)


        今回も良い読書が出来ました!
        >> 続きを読む

        2019/07/08 by 澄美空

      • コメント 10件
    • 他7人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      愚者のエンドロール
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 再読。

        やっぱり「氷菓」は面白い!

        ゆずのさんが最近この氷菓シリーズのレビューを上げられていて自分も拝読させて頂いて読みたいなぁと思っていて。

        でも、実は氷菓シリーズをほぼ全てなくしてしまい、「これじゃ、読めないじゃん…」と落ち込んでいたのですが、とある日に自室の隣の部屋で探し物をしていたら偶然たまたま目の前にちょこんと鎮座ましましていて、「なんだ…なんなんだ…!」と喜び且つ偶然の確率に打ち震え速攻で読み始めました。

        で、結局1日で読み終えるという、なんとも得難い体験をして今に至ります。

        内容は有名で自分が下手くそに述べるのはナンセンスだと思うので割愛します。

        自分が読んで思った感想をつらつらと書かせてもらいます。

        取り敢えずはというかもう、この作品、シリーズを読んで真っ先に思うのは「面白い!」という在り来りででもそれ以上思い付かない言葉。いや、自分のレビューを書くにあたっての拙さと語彙力の無さに最後は帰結するのだけれどこの言葉しかどう頭を捻り且つ捏ねくり回しても出てこないんですよね…悲しいかな(笑)


        でも、兎に角面白いんです!
        それだけは断じて言えます!
        (まあ、別に断じなくてもいいんだけど笑)

        タイトルの「愚者のエンドロール」とは本当に言い得て妙だなぁと思うし撒かれた伏線が見事に回収されて裏表紙のあらすじにもある通りさわやかで、ちょっぴりほろ苦い読後感を味わえるとかどんなご褒美ですか!

        こんな素敵で気持ちの良い読書ができるって本当に凄いことですしなかなか味わえないしできないと思うんです。

        ちなみに自分はこの作品のアニメ5周しています。最近6周目に入りました。何度観ても殆ど全て内容も結末も知っているのに毎回初見の時のような新鮮さと面白さと満足感を得られるんです…凄くないですか!自分の中で今まで観てきたアニメ作品でベスト3を挙げる際に真っ先に出て来るのもこの作品です。間違いない…!

        と、なんだか熱いんだかウザいんだかわからない感じになってしまいましたが兎に角面白い!これだけは間違いなく且つ声を大にして言わせていや言い続けさせて頂きたいと思います。

        ああ、それにしても良い時間を過ごせました…満足、満足。この後はよい夢見れますよ……多分(盛大なる悪夢鑑賞に向けてのフラグを立てていくスターイル!笑)


        今回も良い読書が出来ました!!
        >> 続きを読む

        2018/12/04 by 澄美空

      • コメント 8件
    • 他6人がレビュー登録、 51人が本棚登録しています
      春期限定いちごタルト事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 1回目の読了。2017.11.19
        高校進学を機に、普通の学生として生活することを協定として結んだ小鳩君と小佐内さん。ただ、日常は彼らがそう振る舞うことを許さないようで、(人が死なない程度の)事件が起こり、主に小鳩君がその謎を解決していくという話の筋。読んだ感想は、「食べ物の恨みは恐ろしい」という言葉に尽きる。小佐内さんの普段の素行からは考えられない過去が衝撃的。あと、本人たちは否定しているが、これは世間的には「付き合っている」といわれてもおかしくないんじゃね?とツッコミを入れたくなりますわ。この後の続きも手に入れているので読んでいきたい。

        2回目の読了。2018.3.21
        2018/3 12冊目(通算43冊目)。再読2回目。「秋限定~」を読むための話のおさらいが目的。無口な人ほど、怒らせると怖いというけれど、小佐内さんはその典型的な人だと思う。おお、怖い。昨今色々な日常ミステリーの作品があるけれど、古典部シリーズといい、このシリーズといい、やっぱりこの作者のミステリーは面白いと改めて実感。続いて「夏季限定~」を読んでいきます。


        >> 続きを読む

        2017/11/19 by おにけん

      • コメント 2件
    • 他6人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      さよなら妖精
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!

      • 1991年4月23日火曜。守屋路行は、高校からの帰り道で雨宿りをする一人の異国の少女と出会う。
        やや幼さの残る風貌に、カールがかった黒髪、白い肌に黒い瞳。

        マーヤと名乗る小さな異邦人の目を通して、守屋たちは日常に潜む様々な謎を発見していく。
        やがて、少女が祖国に帰った後、少年の最後の謎解きが始まった-------。

        この米澤穂信の「さよなら妖精」は、ボーイ・ミーツ・ガール・ストーリーになっていて、著者の作品の中では特別な位置を占めていると思う。

        日本文化に目を瞠る東欧の少女という造形によって、"日常の謎"は新たな息吹きを与えられたが、そこから逆向きに照らし出されるのは、多文化の相克に翻弄された旧ユーゴスラヴィアの姿であり、その運命に抗おうとした少女の祈りなのだと思う。

        謎解きが推理を通して他者とのつながろうとする営みだとすれば、この作品の結末は、余りにほろ苦い。

        だからこそ、守屋の推理が、一瞬成し得た架け橋が、稀有なきらめきを放っているのだと思う。

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        2018/11/30 by dreamer

    • 他6人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      夏期限定トロピカルパフェ事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 1回目の感想。2017.11.22
        小鳩君と小佐内さんが2年生になった夏休み、小佐内さんから住んでいる市内にあるスイーツのお店の制覇を夏休みにやろうと持ち掛けられる。しかし、ある事件をきっかけにして、その行動が小佐内さんがある目的を達成するために仕組まれたことが明らかになる。単なるキャッキャウフフ的な一夏の2人の高校生による健全な交際話を想像していたので、この構成には読んでいて「参った」としか言いようが無い。互恵関係を解消した二人の今後はどうなるのか?。「秋季限定~」も手元にあるのですぐにではないが今後読んでいきたいと思う。

        2回目の感想。2018.3.22
        2018/3 13冊目(通算44冊目)再読2回目。「秋限定~」を読むための話のおさらい目的。夏休み中に近所にあるスイーツを食べる目的の裏の意味が小佐内さんらしいと言えばらしいかと思う。結局どんな関わりがあるのかは明らかにされなかったが、「小佐内さん、怖い。」と思った。互恵関係を解消した二人はどうなるのか。「秋季限定~」を読みたいと思う。

        >> 続きを読む

        2017/11/22 by おにけん

    • 他5人がレビュー登録、 27人が本棚登録しています
      秋期限定栗きんとん事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 2018/3 14冊目(通算45冊目)。互恵関係を解消した小鳩君と小佐内さん。それぞれに付き合う相手ができ、幸せな高校生活を送っていると思いきや。小佐内さんは付き合う相手が変わっても行動は謎のままだし、小鳩君の推理壁も治る気配がなく「小市民」には程遠い感じ。それに加えて、放火事件に小佐内さんが関係していると疑いだした小鳩君。調査している瓜生君、小鳩君の相手の仲丸さんも絡んできて真相はどうなるのか?。その辺が気になるので下巻も引き続き読んでいきたい。

        >> 続きを読む

        2018/03/23 by おにけん

    • 他5人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      ふたりの距離の概算
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 「古典部シリーズ」の5巻は、長編です。

        神山高校のマラソン大会中に、折木奉太郎はある謎を解きます。

        それは春に、古典部に仮入部した一年生「大日向友子」が、突然「入部しない」と言った理由について。

        メインはこの謎ですが、途中途中で出てくる別の謎も、また面白いのです。

        長編と言いましたが、短編小説を読んでいるような感じで、サクサクと読み進められる、面白い一冊です。
        >> 続きを読む

        2018/11/01 by ゆずの

    • 他4人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています
      遠まわりする雛
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 折木奉太郎達、古典部が関わった、大きな事件は3つ。

        「氷菓事件」「女帝事件」「十文字事件」

        そのどれも面白い事件でしたが、古典部が関わった、面白い事件は他にもあります。

        古典部の一年を通して、関わった他の事件が収録されたのが、この短編小説「遠まわりする雛」です。

        どれも面白いのですが、特に私は、「心あたりのある者は」が、好きです。
        >> 続きを読む

        2018/10/30 by ゆずの

    • 他4人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      ボトルネック
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! Ryoun taiji
      • ミステリーでは無いが、終わり方が最高に好きです。金沢の町を舞台にしており、聖地巡礼したくなります。 >> 続きを読む

        2018/03/21 by たい♣

    • 他4人がレビュー登録、 37人が本棚登録しています
      犬はどこだ
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! mizukiyuno
      • 始めは軽く読める内容でしたが、後半からは重い内容でした。でも十分たのしめる本です。素人探偵が本当は犬捜しがやりたかったが、人探しを依頼され、後輩のハンペーと解決する内容ですが、帯に「衝撃のラストを見逃すな!!」とあるがまさにそう来るかといった内容です。それと後輩のハンペーが一見頼りなさそうに見えるが要所要所で活躍して物語を締めてる感じが隠れヒーロー的でいい感じです。 >> 続きを読む

        2018/04/14 by rock-man

      • コメント 2件
    • 他4人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      秋期限定栗きんとん事件
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 2018/3 15冊目(通算46冊目)。文中の「必要なのは『小市民』の着ぐるみじゃない。たったひとり、わかってくれる人がそばにいれば充分なのだ、と。」という言葉が小鳩君と小佐内さんの関係が理想的であることを証明できると思う。瓜生君は小佐内さんにとって(立場的に)下過ぎるし、仲丸さんが小鳩君と付き合うには小鳩君が無関心過ぎると思う。しっくりくる相手といるのが(当人たちの言い方はどうであれ)一番だと読んでいて思う。こういう事が、昔分っていたのであれば、今の自分の立場も変わってきてたのかなと作品を読んで思った。放火事件の犯人の方は、大体予想の範囲内だった。ただ、小佐内さんが、放火事件を追う理由までは解らなかったけれど。まあ、ミステリーの部分は考えても詳しく予想できないので、当たらなくても悔しいとは思いませんが。あと、物語の終わり方からすると「冬季限定~」は出るか怪しいと思いますが、楽しめたシリーズなので、気長に新刊を待ちたいと思います。長くなりましたが感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2018/03/23 by おにけん

    • 他4人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      ボトルネック
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね! ooitee
      • 想いを寄せていた恋人が崖から転落死。
        リョウはその地で誤って自分も転落。目覚めるとそこは自分が存在しない世界。
        家には自分の代わりにサキがいた。

        パラレルワールドはSFだが、それ以外はすべて真実。
        それというのはリョウ自身であり、いない世界によって逆に幸せになっていることを見ると、自分の存在意義を気づかされる。

        決して後味が良い物語ではない。
        リョウが下す決断は非常に切なく、ある意味残酷な世界でもある。
        幸せだろうけど、自分の居場所はここにはないと。

        タイトルの意味も切なさをより際立たせることになる。
        >> 続きを読む

        2018/04/27 by オーウェン

    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      儚い羊たちの祝宴 the babel club chronicle
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね! ooitee
      • お嬢様しか通えない読書サークル、バベルの会。
        そこに集う女性たちの日常を描く連作ミステリ。

        そしてこの作品は最後の一行にこだわった作り。
        それこそが状況を逆転させるようなものだったり、どん底に突き落とすような絶望を味わわせる。

        一番印象なのが「身内に不幸がありまして」
        このタイトルこそが一番のサプライズのようだが、確かに使いどころの危うさは秘められている。

        この1話だけで危うい中身というのは充分認識できるし、哀しみのように見せておいて心の中では喜びを噛みしめている。

        ミステリながらもホラーの雰囲気は米澤さんらしい。
        >> 続きを読む

        2018/10/08 by オーウェン

    • 他3人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      折れた竜骨
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 一気読み♪魔術が少し顔を出すファンタジーの味つけのミステリー。最後の謎解きの部分は まるで クリスティーのポアロの謎解きのようで 思わず笑みが浮かんだ。前半から少しずつばらまかれたほんの小さな言葉 出来事が伏線になって最後に ああなるほど と感心した。この感じは まさにクリスティーの「アクロイド殺人事件」のようだった。あの時の感動でミステリーが大好きになったのだ。それを思い出させてくれた 王道のミステリーだった。楽しませたもらった♪ >> 続きを読む

        2016/08/28 by 朧月夜

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      リカーシブル = RECURSI-BLE
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ヒリヒリした「ボトルネック」と同じような味わいを持つお話。

        母と共に故郷に帰ってきた姉のハルカと弟のサトル。
        だがその頃から弟は妙な予言を口にするようになり、ハルカはその過程でタマナヒメの伝説を知る。

        青春物語のようなミステリのような、次第に伝奇もののような、ひんやりした怖さが漂ってくる。
        それが結実するのがラストであり、そのためにそこまでするかという執念が見える。

        ハルカもサトルも一回り成長したかのような姿。
        米澤作品では地味だけど、スラスラ読める手ごろさではある。
        >> 続きを読む

        2018/05/20 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      犬はどこだ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね! ooitee
      • 紺屋は紺屋S&R社という探偵社を開いたが、探すのは犬専門。
        ところが来た依頼は人探しと古文書の解読という二つ。
        しかし経過していくと実はこの二つに関連が。

        紺屋の過去だったり、妹がやってる喫茶店だったり、雇われる部下になるハンペーだったり。
        かなりキャラの設定が出来上がっており、それが謎解きの過程で魅力的になっていく。

        そしてラストである事態によって苦みが残る結末に。
        これは探偵としての能力なのか。限界なのか。
        だからこそ犬でも飼うかとなる。

        普通に続編は作れそうだけど、もう出てから10年以上経つし難しいかな。
        それにしてもGENよ。有能すぎだろ(笑)
        >> 続きを読む

        2018/05/10 by オーウェン

      • コメント 1件
    • 他2人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      クドリャフカの順番
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • おそらく、再読3回目です。

        しかし、何度繰り返し読んでも、この作品は面白いです!

        まるで私までもが、この中の「神高文化祭(カンヤ祭)」に参加しているようなワクワク感が、ずっとありました。

        そして折木奉太郎ファンである私にとって、この「古典部シリーズ」第三巻が、一番奉太郎がカッコよく見える話でもあります(笑)

        >> 続きを読む

        2018/10/28 by ゆずの

    • 他1人がレビュー登録、 43人が本棚登録しています

【米澤穂信】(ヨネザワホノブ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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