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綿矢りさ

著者情報
著者名:綿矢りさ
わたやりさ
ワタヤリサ
生年~没年:1984~

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このランキングは1日1回更新されます。
      蹴りたい背中
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 弱冠19才という年齢で芥川賞を受賞した綿矢りさ。
        その受賞作がこの本「蹴りたい背中」である。
        長年読もう読もうと思いつつ十年以上が経過し、最近になってやっと読んだ。
        内容に関してはポップな感じの十代の恋愛・青春物語なのだろうと想像していた。
        しかし違った。
        言い方がまずかったかもしれない。
        確かに恋愛・青春小説なのだが、ちょっと異質な感じだ。
        クラスで孤立している二人の男女の物語だが、どちらも変わっている。
        男の方は、アイドルオタクで女のほうは、完全にクラスの人間関係を嫌悪して孤立しているうえ妙な性癖があるのが途中でわかる。
        なんか痛い人達の痛い恋愛?・青春模様が繰り広げられている。
        小説としては面白いと思うが、ライトノベルを読んでいるのと感覚が変わらないような気がした。
        ライトノベルのレベルが上がっているのか、純文学のレベルが下がってるのかは分からないが、時代のせい?それとも私の感性が鈍いだけ?
        >> 続きを読む

        2020/03/29 by くにやん

    • 他10人がレビュー登録、 42人が本棚登録しています
      勝手にふるえてろ
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
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      • 表題作は、中学の同級生と会社の同期をめぐる恋愛物。
        綿矢は決してこのような小説を書きたくて書いているわけではないと思うが、主人公の女性の繊細な内面をうまく描けている。
        「仲良くしようか」は意味不明な小説で、解説の辛酸にも見事にスルーされている。
        >> 続きを読む

        2018/12/31 by tygkun

    • 他7人がレビュー登録、 26人が本棚登録しています
      憤死
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
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      • 4編とも全部、趣向は違ったけれど、不思議な話。

        特に『トイレの懺悔室』は怖すぎる。
        主人公が大人になって同級生に誘われて「おやじさん」に会いに親父さんの家に行くところからが、もう心がザワついて気持ち悪かった! >> 続きを読む

        2017/07/04 by taiaka45

    • 他4人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      しょうがの味は熱い
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
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      • この著者の作品は初めて。一時期、話題になった著者ですね。
        読み始めると「女性向けかな?」と今更ながらに気づく。

        これまた最後まで読み切れず。。。
        濫読の弊害か?単に集中力が鈍ったか?(笑)
        >> 続きを読む

        2017/05/01 by あっ!いち

    • 他3人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      夢を与える
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
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      • 綿矢りさが「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞後の作品「夢を与える」を読了。

        ある商品のCMのチャイルドモデルに選ばれた夕子は、そのCMに半永久的に出演するという契約をかわされてしまう。

        やがて夕子は芸能人としてブレークする。期せずして彼女は人々に「夢を与える」職業についたことになる。
        ところがそれは、当人の人格が根こそぎ搾取される悪夢のような仕事だったのだ-------。

        夕子に待っているのは、悲劇的な結末だ。だが、読み終えて感じるのは、悲しみではなく、「不安」と言った方がいいかもしれない。

        夕子をはじめとする登場人物には、「理想」や「葛藤」あるいは「悩み」といった読み手が共感できるような要素が描かれていない。
        むしろ、読み手の共感を拒絶するかのように俯瞰的な視点から、この小説の語り手は、夕子の観察日記を語るのだ。

        資本に搾取され、労働に疎外される人物の物語は、数多くある。
        この作品が際立っているのは、この小説の主人公には搾取されるべき内面がもともとないという点だと思う。

        夕子は、幼少時からマネージャーである母親によってCMモデルとして育てられてきた。
        つまり、夕子の人格は、はじめから虚像として作られていたことになる。
        はじめから持っていた人格など彼女にはないのだ。
        あるのは他人が勝手に作り上げたイメージだけなんですね。

        したがって、この物語は、当然の帰結として破局に終わるほかはないのだ。
        このような状況は、個人の「意志」や「努力」によって、なんとかなるようなものではないからだ。

        この小説をただの芸能人の悲惨な物語として読むこともできる。
        あるいは、芥川賞受賞をきっかけに自身が「現象」となってしまった著者・綿矢りさと主人公を重ねて読むこともできるだろう。

        しかし「夢を与える」職業は、どこにでもあるものだ。
        自動車を売っている人は、自動車の夢を与えて、ハンバーガーを売っている人は、「スマイル」という夢を与えている。

        夢を与え続ける奴隷。綿矢りさの小説は、そのような人たちに向けて書かれているのだと思う。

        >> 続きを読む

        2018/08/30 by dreamer

    • 他3人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      インストール
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 自分はなにものなのか、なにかになりたいと思う気持ち。もどかしさや不安みたいなところが、ありきたりではない表現やストーリーで書かれていて、惹きつけられます。

        読めてよかったです、気分は清々しい!
        お気に入りの一冊です!
        >> 続きを読む

        2017/10/30 by asa_chann

      • コメント 4件
    • 他3人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      かわいそうだね?
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 勝手に震えてろ同様、生きにくい世の中を必死で、逞しく生きる女性の姿を描くのが、ほんとうに、上手だと感じました。かわいそうだね?は一言でまとめると戦う女の物語。がむしゃらに立ち向かうけれどスマートにみせたくてあがく、そんな姿があーー!自分だ!仲間だと思える安心感。最後の最後どうしようもない結末にみえるけど。これはきっと彼女にとって、しあわせなはず。それでも割りきれない思いを「しゃーない」とまとめた姿が素敵でした。 >> 続きを読む

        2019/02/07 by kaoru-yuzu

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      夢を与える
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! KEMURINO
      • 本作は、芥川賞作家・綿矢りさの最高傑作である。
        チャイルドモデルの成長物語だが、綿矢の持ち味であるホラー的要素が効果的に織り込まれている。
        綿矢は、次作の「勝手にふるえてろ」以降、刊行ペースは順調ながら、不自然な恋愛物が多くなっていき、少し残念に思っている(恋愛物も、そこそこ面白いのだが)。
        しかし、綿矢はもしかして編集者から「この場面で、キスシーンを挿入してください」などと指示されているのであろうか。
        もしそうだとしたら(失礼だが)かなり笑える、というか泣ける話である。
        綿矢にホラー小説の執筆を依頼する真っ当な出版社は存在しないのだろうか。
        >> 続きを読む

        2019/06/27 by tygkun

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ひらいて
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
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      • 再読。
        そういえば1回目に読んだ時も、最後の教室のシーンで「?????」と、猛烈に疑問を抱いた覚えがあります。何故たとえは連れて行くと言ったのか、美雪はたとえに無い何を愛に見たのか、愛は美雪のことをどう思っているのか、全く分からなくなります。
        私がもう少し人生経験を積めば、理解することが出来るのでしょうか…?笑

        ところで、綿矢りささんの作品にしばしば見られる衝動的なキャラクター(今作で言えば愛)は、とてもいじらしく、何故か「わかる!」と共感してしまいます。
        素直だけど退廃的。冷静なくせに無計画。愛されたい皮肉屋。
        このキャラクター推しをなかなか卒業できません。

        大学受験を控える高校3年生にオススメしたい一冊です。
        あなたの代わりに、主人公ががむしゃらに生きてくれます。
        >> 続きを読む

        2015/05/16 by しのぴ

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      勝手にふるえてろ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! nao-07
      • 自分の好きになる過程と,相手の好きになる過程の違いに戸惑う主人公の気持ちに共感です。

        何となくいいな,話してて楽だなと思う人とデートを繰り返し,
        けれどそれって友達の関係でいいのでは?と思い,
        実にならない経験って誰しもあるんじゃないですかね。

        理想の好きな人とここが違う,これはロマンが無い……と
        悪気なく思うことってあるけれど,そんな考えを誇りに思うか
        子供っぽく思うかに良し悪しは無い……難しいですね。

        今の私には,とっても考えさせられる本でした。
        >> 続きを読む

        2016/08/13 by Akane

    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      かわいそうだね?
      カテゴリー:小説、物語
      2.4
      いいね!
      • 苦手だった。綿矢りさや、その世界観に惹かれる人も沢山いると思う。だから、disる意図はないです。ただ、私には受け皿が無かった。好みもあるでしょう。
        1章だけ読んで、断念しました。小説を途中で止めたのは初めてかも。
        しょうもない他人の恋愛沙汰に振り回されるのは苦手。
        もうね、現彼の家に元カノが転がり込んで居座っていく。おかしいよ、もう止めなよ、全面対決に彼氏の家に突入とか、やめなよ。彼氏の携帯勝手に見るとか、本当にもうやめなよ。樹里恵が最後にキレる所とか、「だからやめろってさんざん言ったのに、どうして142Pも読んでじゃったんだよ!私の馬鹿ッ!!」という感じ。トホホと疲れて、この綺麗な表紙と「かわいそうだね?」の?の意味をじっくり見たけど、一つ言うとするなら、合わない小説を無理して読んじゃった、「私がかわいそうじゃね?」。このテの無理は良くない。それが半分しか読んでない正直な感想。
        >> 続きを読む

        2018/05/06 by チルカル

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      インストール
      カテゴリー:小説、物語
      2.5
      いいね!
      • こんなこと言ったらファンの方にお叱りを受けそうですが…
        恐れずに言うなら、
        私でも書けそうな話でした。

        終始中二病的な雰囲気です。
        >> 続きを読む

        2012/12/04 by macoemon

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      蹴りたい背中
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね!
      • 圧倒的に好き。
        著者のルックスとか賞とか関係なく好き。
        文体とか観点とかがシビレる。

        話題になっちゃって、これ以降の作品の文体から「らしさ」が消えてしまったのが本当に残念。
        >> 続きを読む

        2016/02/09 by W_W

    • 他1人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています

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