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河本寿栄

著者情報
著者名:河本寿栄
かわもとひさえ
カワモトヒサエ
生年~没年:1926~

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      二代目さん 二代目桂春團治の芸と人
      カテゴリー:大衆演芸
      3.0
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      • 二代目春團治の芸と人といいながら、話し手である奥さんの、河本寿栄さんの半生。
        聴き手はあの小佐田定雄さんで、編者としてまとめている。

        清荒神の家に長谷川幸延先生が、「二代目の一代記を書きたい」と来られた時、
        私(寿栄)を見て、「師匠。えらい若い嫁さんもろて。」と言いながら、春團治が身の上話を
        ちょっと申しあげたら、えらいおもしろがってくれはって、「こら、師匠書くより、奥さん
        書く方がおもしろいと・・・・主人は芸界の隠語を踏まえて「カカれてたまるかい!」と、
        まさに、二代目のこの時、未亡人になっておられた「樟葉」さんの半生記、凄いでっせ。

        昭和19年、当時50才の春團治に、19の年で嫁入りするが、借金の問題で吉本との確執、
        大都市での興行を禁止されたりしながらも、二代目を亭主として、そして噺家として
        後ろから、マネジャー役、興行師として盛りあげていく。

        旅興行には、小屋主が一座ぐるみで買うてくれる「売り」と、
        小屋と一座が七三とか六四という歩合でやる「歩合」、
        そして小屋は劇場を貸すだけという「手打ち」という型があったと。

        興行の買主にお金を持ち逃げされ、取りかえしに乗込んでいくのは、
        春團治さんではなく、寿栄さん、男勝りというか、「二度となめたまねしたらあかんぞ」の啖呵。
        年上の春團治さんにとっても、頼りになる肝っ玉母さんでしたな。

        女性問題でも、動じることなく、晩年病気がちだった春團冶を支えきった。

        頼もしい限り・・・・・良き芸人の陰に、良き女房ありでおますな。
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        2013/06/26 by ごまめ

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