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大阪では特に、昔から神さんと仏さんは共存していたと、色んなものが集積して混ざり合う商業都市であり、時には宗教都市であり、時には軍事都市であり、時には教育都市であり、時には工業都市になる。「自分一人では生きていけない」という大阪人は、「みなさんのおかげ」「ご先祖さんのおかげ」「神さん仏さんのおかげ」といったことのなる。落語好きの私としては、繁昌亭のある天満宮について少し・・・・日本の祭りには、「ムラの祭り」と「マチの祭り」があると、秋の収穫を感謝するムラの秋祭りと、疫病の退散を願うマチの夏祭りで。天神祭りも朝廷が行っていた夏越の祓のものの「神事」と、氏子や崇敬者の「神振行事」、そして一般の人への「観光行事」の三重構造になっていると。祭りは誰のためにあるものか・・・・神様に楽しんで頂く祭りもあれば自分たちが参加して楽しむ祭りもあれば、見物客を楽しませる祭りもある。「大阪締め」なんぞは、そんなコミュニケーションから生まれたもんなんでしょうな。もう一つ、上町台地を軸とした南北の「ヒコ性」(合理性、権力や秩序、論理性のこと)と、生駒と大阪湾を結ぶ「ヒメ性」(不合理や情念や混沌)が交差するところに生命力が生まれる。まさに、この交差が大阪の活力の源であると・・・・。近くにある、神社、仏閣を示しながら詳しく解説、更に興味ある方は是非お手にとってご覧あれでございます。 >> 続きを読む
2013/11/25 by ごまめ
【釈徹宗】(シャクテッシュウ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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