読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト
こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)
1クリック登録
江戸時代の殿様に対する通信簿って興味ない?こんな面白い本があったから皆で読んでみよう、というような本。有名な殿様からマイナーだけど個性的な殿様まで、堅苦しくなく読めて面白かった。また、あとがきではこんな見方が示された。江戸時代の日本では、「日常的に、砂糖が食べられ、魚肉が食べられ、百冊以上の書物を家にもっていたのは、この三百たらずの殿様と、そのほか特別な人々にかぎられていた。いまや、一億をこえる日本人にとって、そんな暮らしは珍しいものではなくなっている」とのこと。現代日本人は皆が江戸時代の殿様のような贅沢(?)な文化を営んでいるという見方は、私にとって新しい角度からのものの見方であって、はっとさせられた。また、本文には「人間は貴族化して、喰うに困らなくなると、次の三つのことにしか関心を持たなくなるのかもしれない。一つは、恋愛。一つは、遊興。そして最後に、位階である。庶民は位階がないから、たいていは宗教に凝る」という記述もあって、ここも現代日本人に近いような書きぶりだと思った。 >> 続きを読む
2016/03/02 by harubou
人気歴史家の磯田先生の著書です。以前から思っていましたが、歴史に学ぶ人は真摯な方が多い気がします。特に、「震災の歴史に学ぶ」章では、地震に関する古文書の解説にざわざわします。先生は今後の防災に役立てる為、わざわざ静岡の大学の教授に職を得たとか。(古文書の収集に有利な為です。)その使命感に頭が下がるとともに、もっと皆に地震史を広めていって欲しいと思います。 >> 続きを読む
2017/02/05 by FUKUchan
他の人にとってみたら悪くないと思いますが、私の期待とは違いました。こういった小ネタ、豆知識みたいな話ではなく、前回読了したような話を期待していましたので。 >> 続きを読む
2014/03/06 by yogi
【磯田道史】(イソダミチフミ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
ページの先頭に戻る
会員登録(無料)
レビューのある本