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2014年に読んだ本整理中
2014/12/31 by ブービン
はじめて読む、浅野いにおさんでした。NHKの「漫勉」という番組をみたことがあって、どんな漫画を描かれるの方なのかな~?と思っていました。以前、映画のソラニンは観たことがあるのですが、記憶がぼんやりとしているので、また観てみようと思い立ち、その前に原作を読みました。登場人物がみんな、あったかい人たちでいいな。わたしは、なんだかビリーさんに魅かれます。 >> 続きを読む
2017/04/28 by pippi
いい漫画でした。絵で言葉で表されるユーモアに「ふふっ」と笑ったり、種田さんのお父さんの芽衣子さんを想う、やさしさに涙したり。。みんな、しあわせになぁれ。今回はレンタルで借りたけれど、買おうかな。って思っています。 >> 続きを読む
現代の『人間失格』になりうるか伊坂幸太郎が2巻帯で指摘した『前衛でありつつ王道を走り抜ける』は、見事にこの作品を表現した言葉である表現レベルの前衛さは、幾度となく感じさせられる無機質な背景描写、多用されるコラージュ表現、気持ち悪く描かれる大人たちなど作品全域に違和感がちりばめられている一方で、物語はプンプンのひねくれた成長物語となっており、小学生から成人になるまでをモノローグを多用することで、自意識を執拗なまでに描き、私たちの感情移入を誘発させる太宰治の『人間失格』の主人公を多くの人が自分だと思ったように、この作品でも何者にもなれない若者の葛藤を表現し、多くの共感を呼んでいる >> 続きを読む
2015/10/10 by migishita
浅野いにお短編集。 作品の登場人物のほとんどが、どうしようもない現実、絶望ってほどでもないけれど、なんとなく先の見えない不安を抱えています。そして、彼らは自分の問題をなんとかしたり、しなかったり、それぞれの道を歩みます。 人生は案外捨てたもんじゃないとか、心の持ち方で世界は変わるとか、そういうテーマは一見陳腐でかつチープかもしれません。でも、本作ではそんな陳腐さを否定することなく、その上で上手く描かれていました。 一見ありがちに見えながら、独特の魅力を持った作品だと思います。 彼らが問題にどういう風に接しようが容赦なくページは進んでいきます。きっと日常で抱える個人的な問題の多くには解決する義務はなくて、それへの接し方も自由でいいんじゃないか、と思いました。「日曜、午後、六時半。」が一番良かったです。○○エさんのオマージュです。 >> 続きを読む
2015/02/16 by あさ・くら
--------------------------------------------虹ヶ原には不思議な言い伝えがあったトンネルの中の怪物が世界を終わらせる虹ヶ原で起こる不可解な事件それは一人の少女に関連しているのであった登場人物の過去と現在、交差するサスペンスフルストーリー--------------------------------------------全体的に、装丁通り暗い印象のするマンガ作品プロローグとエピローグを含めると15の短編の組み合わせで成り立つストーリーになっている11年前の小学校をメインとする話と現在の殺人が起こる時世とが交互に進んでいき、パズルのように過去と現在がつながっていく >> 続きを読む
2015/10/12 by migishita
中学生の男女の性関係を含む青春物語。性描写が多いので、苦手な人は注意。主人公は、普通の中学生である佐藤小梅。憧れだった先輩との恋愛がうまくいかなかったことから、同級生の磯辺と近づき、頻繁に家を訪れるようになる。2人のしてるともしてないともいえる微妙な恋愛関係と周りからはいい子に思われている小梅が逸脱していく姿、過去にとらわれて極端な行動に走りがちな磯辺からはとりわけ思春期のちぐはぐさを感じる。ただ、他の浅野作品と比べ物語全体が落ち着いていてるように思えた。個人的には、真面目な女の子が偏屈な男につかまってサブカルに染まっていく話と要約してしまう。 >> 続きを読む
暗い日常から生きる希望を見いだす短編マンガ集日当りの良さが自慢の新興のマンション群それはひかりのまちと呼ばれているそこで起こるいくつかの静かなドラマ淡々と現実を生きる漫画家、自殺幇助する少年と傷ついた少女追試をさぼる女子高生たち、奇妙な家族、そして生まれ変わりの男の子どの短編もありふれた日常に幸せを見いだす日常ドラマになっている >> 続きを読む
2015/10/11 by migishita
【浅野いにお】(アサノイニオ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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