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永野護

著者情報
著者名:永野護
ながのまもる
ナガノマモル
生年~没年:1890~1970

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      敗戦真相記 予告されていた平成日本の没落
      カテゴリー:日本史
      3.0
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      • 本書は太平洋戦争後、間もない頃に行われた
        永野氏の講演をまとめた本です。

        大まかな内容として、日本が戦争に
        負けた理由などが書いてあります。

        正直、永野さんがどのような人物
        であったかは詳しくは知りません。

        ただ、戦争に負けた理由というのが
        現在の日本社会の問題をも映し出しているよう思えます。

        つまり、現在は戦時中から何も変わっていないのではないかと。


        例えば、戦時中では
        海軍と陸軍が協力するどころか
        お互いに利権を争った。

        今でいう官僚の省益の争いや
        政治家の政局の争いに似ている。

        また、責任を取らない文化や責任回避の文化。

        結局、この戦争で責任を取ったの人間は
        アメリカの判断によるものだ。

        それが今日、日本での責任を取る
        という習慣が根付いていない要因なのだと思う。
        具体的には、昨今の原発事故対応を見ればわかること。

        さらに、世論を重視しない政策。
        太平洋戦争でも世論より
        軍部などの独断で始まったようなもの。

        これも安全性が取れていない
        大飯原発の再稼働を見ればわかること。


        そして、なにより戦時中では
        国民は戦争にはなんとなく反対だけど
        声はあげないという無気力感。

        これは現在でも政治はおかしいけど、自分には関係ないからいいやという無気力感にもつながっているのだと思う。

        それが、結果として政治の堕落を起こしている原因の一つでもあるはずだ。

        一般国民は、政治家が悪いとかという批判より
        まずは、自らこのような問題に関心を持つことから
        始める事が必要なのだと思う。

        それが、自らの生活を守ることにもつながるのだから。
        >> 続きを読む

        2012/10/07 by suzuki

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【永野護】(ナガノマモル) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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