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西加奈子

著者情報
著者名:西加奈子
にしかなこ
ニシカナコ
生年~没年:1977~

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      さくら
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね! KEMURINO ybook Tukiwami
      • 幸せ溢れる夫婦と3兄弟の長谷川家と
        飼い犬さくらの家族小説。

        家族の全てを変えてしまった
        “長男の事件”を語るがための長いプロローグを
        兄弟の真ん中で一番個性のない次男“薫”の視点で
        思い出口調で語られていく。

        様々な事件が起きているというのに
        全編通してのどかな雰囲気のまま読み終えた。
        薫の淡々とした語り口調のせいもあるが、
        愛らしいさくらの存在が大きいかもしれない。

        個人的には母親の初の性教育での台詞が好きだった。
        すごくクサい台詞だけど、幼い子供達に向けて
        純粋な気持ちを理解させる説得力があった。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他8人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      きりこについて
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! KEMURINO
      • 冒頭にいきなり、きりこはぶすという決めつけが。
        結構なインパクトがそのまま最後まで続くという話。

        この容姿にかまけて、拾ったネコはラムサス2世と名付けられ、きりこと会話ができる。

        周りがどう言おうと結局のところ本人がどう思うかなわけで、その意味できりこは両親にも恵まれたし、途中で気付けたのだから案外よかったのかも。
        なんだかんだ仕事もしっかりしてるしね。

        西さんらしく希望が見える最後なのが締めとしても好感が持てる。
        >> 続きを読む

        2021/02/04 by オーウェン

    • 他7人がレビュー登録、 32人が本棚登録しています
      きいろいゾウ
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 今年初めて心に響いてくる小説に出会った気がした。

        相性の合う夫婦でも言えないことや怖いことがあるのね。
        でもそれが続くともっと言えなくなるしお互いの溝が深まる。

        居心地のいい場所はお互いの努力が必要なんだと思う。
        相手の存在が自分の生活の一部に自然に溶け込んでるときはいいけどそうじゃなくなったら向き合って!

        「ムコさん」は東京に行く前にちゃんと前に恋愛した人とのことを話せば良かったのに。

        色々考えることはあるけど面白かったことには変わりなし。
        >> 続きを読む

        2019/01/22 by miko

    • 他6人がレビュー登録、 41人が本棚登録しています
      窓の魚(さかな)
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • けだるいようでいて、
        時おり喧騒が入り混じる西加奈子の作風に
        少しミステリー要素が加わった短編小説。
         
        温泉旅行に出かけた2組の恋人たちには
        互いの見た目では分からない心の闇がある。
         
        それぞれの人間と接するたびに意識してしまう
        自分の持っていない何か。自分の欲している何か。
         
        翌朝発見された女性の死体。
        最後まで真相は解けないままだけど、
        その謎こそが4人に答えをもたらせた。
         
        起承転結でいうところの
        “転”が始まった瞬間に小説は幕を閉じる。
         
        妙な後味が残るけど、結末は知らない方が
        この物語の奥行きを作っている気がする。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他6人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      円卓
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      •  渦原琴子、通称、こっこは八歳にして「孤独」が欲しい。
        三年二組の中で大人びた人気のある香田めぐみさんが「眼帯」をしてきた。

         こっこは、「ものもらい」で「がんたい」の香田めぐみさんに興奮する。羨ましい!
        私も「がんたい」したい。体育の時間に「がんたい」して見学。あそこに行きたい!
        「がんたい」すると「えんきんかん」がなくなるんやて!

         こっこちゃんは、大家族。狭い団地の3LDKに祖父母、両親、中学生の「三つ子」の姉・・・の8人家族。しかも家族から溺愛されているのです。

         こっこは、夜寝る時、自分のベッドどころか布団すらありません。3人の姉の布団のどれかで寝るのです。「もう~、こっこったら、いいにおい。かわいい~~~~」

         家の食卓も中華料理店でもらってきた円卓です。くるくる回して皆でわいわいと分け合う。

         こっこにないもの。それが「孤独」です。眼帯をして「ものもらいはうつるから」とひとりそっとしている香田かおりさんを見て、涙が出るほど羨ましい。こっこは言いたい。

        「わたくしにちかづいたら、うつるのよ。どうか、ひとりにして。
        それによって得られる孤独を思って、うっとりする。
        ひとりぼっちの、わたくし!」

         もう、家族がどこにも隙がないほど仲良しだから、こっこは「ないもの」を欲しがる。孤独、憐み、病気・怪我。

         軽快でユーモラスな前半から、こっこが本当の「憂欝」を知る夏休みへのゆったりとした変化が素晴らしい。

         語り口も落語を聞いているような笑いが止まらない様子から繊細で、賢くて、そして同時に無神経で子供。そんなこっこちゃんが成長する様を静かに描写する。

         その緩急の付け方に感心します。まるで音楽を聞いているような文章の美しい流れ。
        そして伏線の効いた小物使い、言葉。至福の幕切れ。すばらしい円卓。

        >> 続きを読む

        2018/06/19 by 夕暮れ

    • 他6人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      あおい
      カテゴリー:小説、物語
      3.1
      いいね!
      • 加藤千恵の作品が良かったので、仲が良いとWikipediaに書いてあったので手にとった。スナックで働いている、すこしやさぐれたような女が主人公の日常生活もので、妊娠して名前をつけようと考えたのが「あおい」という短編の他に2篇が収められている。話の筋は悪くないが、私には響かなかったかな。 >> 続きを読む

        2021/05/21 by 和田久生

    • 他5人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      通天閣
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね! KEMURINO taiji
      • 単調な工場で働く人付き合いの嫌いな“俺”。
        スナックで働きながら遠距離恋愛の彼を待つ“私”。

        通天閣が見下ろす街に住む人間達の、
        なんて事ない日常を描いたストーリー。

        この“なんて事ない”というのが、
        それぞれの主人公に思い入れが強くなるほど深みを帯びる。

        “なんて事ない”と流せる日と、
        それを“ちっぽけ”と感じてどうしようもない日。
        その想いによって他人を見る目も日々変わる。

        そして“なんて事ない”日常に起きたある事件が、
        2人のストーリーと想いを繋げる。

        前半の単調さがあるから後半の熱い想いが際立った。
        最後まで二人の主人公の名前が出てこないのも効果あったのかも。
        読後はなかなかの爽快感だった。
        >> 続きを読む

        2019/01/28 by NOSE

    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      炎上する君
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! KEMURINO
      •  西加奈子さんの小説は変化自在。こういう作風です、と素人の私には言えないような複雑怪奇なものを持っています。

         そのアイディアというか、想像力というか。
        あえて言うなら「熱い氷」のような感じ。

         芯にはとても熱いもの、恋、情熱、生々しい感情などあるのだけれどその表面は素っ気ないほど冷たい。他の人とは違う、特異性でもって読み手をひきつける。

         表題作となった『炎上する君』の炎上する、はつまり恋をするということなのですが、「自分に都合が良い、便利」を恋とするのでは、恋愛がかわいそうじゃないか、と書いたのは橋本治。

         今も昔も、男女の間に成立する恋には「一緒にいて便利」という打算があるように思う。「釣り合いのとれた2人」です。

         炎上した2人の女。決して美人とは言えない2人なのだけれども、人と違うという特技で金を儲ける。

         そんな2人が炎上したのは「足が炎上している男」
        そして2人は恋という戦闘状態に入るところで終わっています。その後どうなったか、よりも炎上する、火がつくまでを小説にしていて、最後は・・・

        「君は戦闘にいる。恋という戦闘のさなかにいる。誰がそれを笑うことが出来ようか。
        その炎は、きっと誰かを照らす。煌々と。熱く。
        君は、炎上している。」

         見た目がいいとか、好みの容姿なのではなく、「足が炎上している」という男に惹かれる2人の女。

         恋愛小説は形色々、たくさんあります。どんな恋愛小説を読んでもそれは個人の自由。
        ただ、この恋愛小説は読む者をやけどさせるから要注意。
        >> 続きを読む

        2018/06/09 by 夕暮れ

    • 他3人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      うつくしい人
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 失った日々を無為に過ごす百合が勢いで予約したリゾートホテル。
        ちょっとしたことにもイラつきを覚えながらも、バーで出会った坂崎と客のマティアスに次第に癒されていく。

        日々の疲れというのは誰にでもあるわけで、それがどのように解消されていくのか。
        あくまでも百合はこの形であったということ。

        坂崎もマティアスも一般社会からはかけ離れている人物であり、だからこそ共感できたのだろう。

        タイトルに掛けられているうつくしい人とは誰なのかが最後に明かされ、百合はまた社会に戻っていく。
        >> 続きを読む

        2021/02/10 by オーウェン

    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      しずく
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! taiji
      • 短編集だけど、どれも切り口が違って興味深い。それぞれの物語に登場するふたりの女性が、どんな対比の象徴になっているのか、あるいはいないのか、考えながら読んでたけど、どんどん読んじゃってそんなことも忘れちゃう。西加奈子先生の作品の中では、オススメな方に入ります。 >> 続きを読む

        2018/06/15 by たい♣

    • 他2人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      漁港の肉子ちゃん
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね!
      • 偶然とはいえ発行が2011年8月なので、どうしたって石巻や女川の漁港を意識してしまう。

        キクコは自分の母親を肉子ちゃんと呼んでいる。
        肉子ちゃんはキクりんと呼んでいる。
        親子なのに、まるで友達のように会話する感じが心地よい。

        特別大きなことではなく、夕飯のおかずだったり、お互いに恋人がいるかなど。

        それぞれの学校や職場でのエピソードを交えつつ終盤明かされるキクりんの誕生秘話。
        だから2人の会話もこうなったのかという顛末。

        それでも親子として変わりなく今後もやっていくんだろうなという余韻が素敵だった。
        >> 続きを読む

        2021/01/16 by オーウェン

    • 他2人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      あおい
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! KEMURINO
      • 西加奈子さんの作品は、ある程度まで読み進めて、のってくると読みやすいのですが
        そこまで行くのに、ちょっと時間がかかります。
        この作品もそうでした。
        必ずしも明るい話ではないし、主人公の女の子も大学生の彼氏も共感しづらいし。

        嘘をつくという事は、それが嘘だと自覚しているという事なのかな?
        つまり、自分の気持ちは自分でわかっているという事?
        自分の気持ちもわからない人は、自覚的に嘘もつけないのかな?
        などと考えてしまいました。

        「あおい」というタイトルは最後に意味がわかります。
        >> 続きを読む

        2017/03/17 by kucoma

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      さくら
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 絵に描いたような幸せな家族。その中で太陽のように中心にいた自慢の兄が死んで、家族は壊れていく。飼っていた犬を助けるために、もう一度家族が団結して再生していくが、それが本当にかっこ悪い。でも感動しちゃう。
        西加奈子さんの小説は初読みだが、登場人物がとても生々い。好きとか嫌いとかなんて無意味に思えるほど、存在感の強さにやられた。読むのに体力が要るかもよ。
        >> 続きを読む

        2018/03/24 by かんぞ~

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      きいろいゾウ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 登場人物の名前が面白い。
        主人公のツマさんは、色んな声が聞こえます。

        ぽわ〜んとした話かと思ったら、濃い!
        刺青の経緯
        地蔵さんの所で頭痛がする理由
        不登校の理由

        ※大人気で、図書館で大分待って借りました。
        >> 続きを読む

        2015/04/16 by chiiko

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      こうふくみどりの
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 中学生の緑は、おばあちゃん、お母さん、いとこの藍ちゃんとその娘の桃ちゃん、猫のカミさんホトケさん、犬のポックリさんと暮らしている。
        みんな女。男はこの家に誰もいない。
        おばあちゃんの旦那は行方不明だし、お母さんは緑を不倫の末に産んだ未婚だし、藍ちゃんは未だ旦那と離婚できないままでいる。

        女の様々な人生。それぞれが不幸で、でもそれぞれが自己中心的に思える程自分の幸せを求めている。
        それでも、なりふり構わず愛した人がいたとしても、女は必ず、選ぶ人がいる。それが、子ども。

        色んな女の人生が詰まった物語。
        秘密を抱えたおばあちゃん。
        何にもせずに、いつもにこにこしながらただおばあちゃんの横にいるお母さん。
        決して美人ではないのに、とても綺麗な藍ちゃん。
        転校生のケンに少しずつ惹かれていく緑。
        どれも決して微笑ましく幸せなものではないのに、この家の持つ空気はとてもいい香りがする。

        藍ちゃんが言った。一位もも。これは揺らがない。
        おばあちゃんが言った。孫の緑が可愛いのは、娘の茜の子どもだから。

        自分より、1分1秒でも長生きしてくれたら、それでいい。

        色んな人生が少しずつ繋がっていくお話。
        『こうふく あかの』も読みたい。
        >> 続きを読む

        2015/03/22 by ayu

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      白いしるし
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね!
      • ポップでは「失恋小説」と書かれていて、
        うーんそうなんだけど、悲しいものじゃなく、とてもエネルギーを感じるお話しでした。

        登場人物それぞれどこかしらで闇を抱えていて、
        好き嫌いははっきりしそうですが、
        私はかなり好きでした。

        表紙のかわいさだけで読むとびっくりするかもしれません笑
        >> 続きを読む

        2016/08/25 by coji

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 16人が本棚登録しています
      白いしるし
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • そう、今自分はこれを読みたかった。っていう感じの本。

        恋することって、ここまでの孤独と痛みと強さと喪失を引き受けるってことなんだなあ、と。

        圧倒的な存在感を持つ相手に対する憧れ、恐れ、思慕、そういうのが綯い交ぜになりながら、現実だけがとても冷徹にそこにあるわけで。

        そんな思いや感情と現実が鮮やかに交差して溶け合っていくような、そんな最後のシーンは、なんか泣けた。

        西加奈子先生、初めて読みましたが、こういうのとても好きです。
        >> 続きを読む

        2018/01/03 by lafie

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      ごはんぐるり
      3.5
      いいね!
      • カイロ&大阪育ちの、西加奈子さんがグルメ、いやB級グルメについて語る。
        エジプト育ちだけに、世界各国で地場の料理をすすんで食べる。私も日本に居ると世界各国のごはんが食べれてると自負していたが、よく考えると日本食、韓国、中華に、東南アジア拡大解釈してもフランス、イタリア、スペイン、イギリス、ぐらいか・・・トルコ、セガネル、ベネズエラ、フィンランド、など世界のあちらこちらの料理を食べている西さん。ということは大阪にいても、まだまだ異国のレストランも多々あるので、できるだけチャレンジしたいもんですな。

        コロナで一番堪えたのは、皆で食べる楽しさが味わえなかったこと・・・これからは「食」はより大切にしたいですな。
        >> 続きを読む

        2021/10/13 by ごまめ

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      ふる
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 誰にも嫌われない様に、誰にも嫌な思いをさせない様に、ひたすら周りの「癒し」となる様に振舞っている花しす。
        彼女にだけ見える、人の周りに浮かぶほわんとした白いモノ。
        彼女の人生の様々な場面で現れる、「新田人生」。

        そして彼女は毎日を、レコーダーに記録する。毎日誰かと交わした会話を。

        嫌われたくない、好かれたい、そんな思いは多分誰かしら持っていて。
        ぶつかる事をしなければ、きっと嫌われる事もない。
        周りを見て、空気を読んで、今相手の望む返答をする。なんとなく、そうする気持ちもわかる。

        例えぶつかったとしても、嫌な思いをさせたとしても、嫌われたとしても、それが紛れもなく相手を思った言葉であれば、いつか必ず伝わるはず。

        綺麗事だけど、そうなんだろうなぁ。
        でもそうやって生きるには難しい。
        だからきっと、誰もが花しすの様な生き方を抱えているんだと、思った。
        >> 続きを読む

        2015/03/30 by ayu

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      しずく
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • 円卓に続き2冊目の西加奈子。短編集。言葉選びが独特。表題作のしずくは意外にも猫視線で、私的には大変ラッキー。その猫同士の会話で。「あんたの鳴き声、変だわ。猫らしくないというか、猫らしくないし、大体、猫らしくないわ。」何故3度繰り返す、と思うけれども、こういう言葉選びが独特に思える。女と女の関係っていう他の読書感想文のサイトのレビューも読んだけれど、私には、無理をしている自分からの解放、という印象でした。何か、日々うっすらと怒りを貯金していて、怒り98%位で生きていて、東京みたいな大きな駅で、ちょっと肩が触れただけで、殴る人とか唾を吐く人っているんですけど、その98%の怒りには、こちらは関係ないのです。でも肩が触れた事が、大爆発のきっかけになったのかと思います。上司とか友人とかならしないけど、赤の他人だからできたんだろうな、と思います。そういう我慢してる自分に耐え切れなくなった描写がいくつか出てきます。無理しないで、自分をゆったりさせた方が良いな、そっちを取る方向に舵を取ろうと思える本でした。相変わらず読書運最高。 >> 続きを読む

        2018/06/08 by チルカル

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています

【西加奈子】(ニシカナコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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