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辻村深月

著者情報
著者名:辻村深月
つじむらみずき
ツジムラミズキ
生年~没年:1980~

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このランキングは1日1回更新されます。
      凍りのくじら
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 2018/2 10冊目(通算28冊目)。久し振りの辻村さん作品。子供の頃は夢中になって読んだ「ドラえもん」。いつから読まなくなったのかな。思い出せない。時々長編映画を思い出したように見たくなることはあるけれど、漫画原作はご無沙汰だなあ。藤子・F・不二雄先生がSFのことを「少し・不思議」としていたのは新鮮だなと思った。本編の方は女性の裏心理を書いた内容で、男性の自分にとっては、「勉強させていただきます」という感じで読んだ。そういう意味では深い部分での感想はない。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2018/02/21 by おにけん

    • 他23人がレビュー登録、 91人が本棚登録しています
      ツナグ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      •  先日TVで放送されていた映画の原作です。
        録画を失敗して映画は見ていないのですが、
        amazonで本の評判が良かったので読んでみました。
         
         結論。なかなか良かったです。
        短編の連作のようなつくりなのですが、
        1~4話の内容が5話目の布石になっており
        とてもきれいに伏線が回収されていくのが見事でした。
        ちょっとしたどんでん返し的なものもあり、
        ある人物の心が救われるところも素敵です。
         
         続編が執筆されているとのことなので、
        本として出たら読んでみたいと思います。
        >> 続きを読む

        2017/12/25 by kengo

      • コメント 1件
    • 他14人がレビュー登録、 64人が本棚登録しています
      スロウハイツの神様
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 脚本家であり、
        人からプレゼントされたという(!)アパート「スロウハイツ」のオーナーである赤羽環。
        環が一つ屋根の下で暮らしてもいいと思うメンバーを集め、生活している。
        人気作家のチヨダ・コーキをはじめとする、漫画家、画家、映画監督など
        クリエイター(志望も含む)があつまるトキワ荘的設定。

        良くも悪くも1人1人の個性が強く、
        ここのところ、多様性について考える機会の多い今の自分には
        非常に面白いキャラクター達だった。

        恋愛、仕事、将来への不安、
        ありがちなテーマではあるものの、7人(エンヤを含めたら8人)それぞれの全く異なるとらえ方が
        読んでいて全く飽きさせない。

        他の方のレビューにもあったが、上巻の最後の1ページはずるい。
        絶対に下巻を読まずにはいられない。
        >> 続きを読む

        2017/10/19 by アスラン

    • 他10人がレビュー登録、 65人が本棚登録しています
      スロウハイツの神様
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 想像以上に面白かった!!!

        っていうと失礼かもしれませんが、
        正直そこまで期待していたわけではなかったため、
        読み終わった後の満足感はかなり高かったです。

        上巻で出てきた場面が、実は、、、
        あの時のあの発言にはこんな意味が、、、
        あの人が実は、、、

        真実が明らかになっていくほどに
        影に隠された優しさがたっぷり感じられます。

        もう一度上巻から読みなおしたい、
        そして、一つ一つの場面を丁寧に感じたいです。
        >> 続きを読む

        2017/10/26 by アスラン

      • コメント 2件
    • 他10人がレビュー登録、 53人が本棚登録しています
      鍵のない夢を見る
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 一般的なクライムノベルとは趣が異なるのだが、得も言われぬ静かな恐怖と、ごく普通の生活の中で起こりうる犯罪の香りをひしひしと感じて、怖くなった。

        さまざまな夢と理想を胸に秘めた人格は、社会や対人関係の衝突や軋轢で、壊れてしまうことが多い。それでも人格はイメージ通りの自分を貫こうと夢を見て、希望を抱く。第三者から見れば「イタイ」キャラになってしまっていても気がつかないまま。

        ふとした事で現実が危うくなってゆく様を5人の女性像に例えた著者の皮膚感覚はかなり鋭い。特出すべきは5人の女性の心理描写。リアル過ぎる。

        日常に潜むサスペンスとミステリーをあぶり出した力作。鍵がないのに夢を開こうと、もがく人々が明日もまたどこかで新聞にも載らない小さな事件を引き起こす。
        >> 続きを読む

        2017/06/16 by まきたろう

    • 他10人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      ぼくのメジャースプーン
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
      いいね! riiriurie
      • 「もし、Aをしなければ、Bをする(Bという罰を受ける)ことになる」
        こう相手に囁くことで、相手の行動を呪縛することができるなら、あなたはこの力をどう使うだろうか? 使うとしたら、どんな相手に、どんな条件をつけて使うだろうか?

        主人公は、この力を先祖から受け継いだ小学4年生の男の子だ。彼は2年生のときに自分のこの力のことを知ったが、母親に懇願されて、力を使わないようにしていた。
        4年生のある日、むごい事件に幼なじみの同級生が巻き込まれてしまい、彼女は言葉と(目に見える)感情を失ってしまう。事件の犯人である医学生の男に対し、主人公は自分の特殊な力を使って罰を与えようと考える。果たして、犯人に対して有効な罰とは何か?

        事件そのものは、一時よくニュースとなった、学校で飼育されているウサギが惨殺されるというものである。時事ネタと言うには少し古いかもしれないが、犯人が惨殺の様子や第一発見者となる女の子の様子をネットにアップしたり、ネット民が犯人を捜し出して個人情報を晒したりなどは現実に問題となっていることだ。
        また、小学校で豚を飼育したのち、屠殺して肉として食べるという、実際にあったエピソードなどにも言及している。その上で、「命を奪うとはどういうことか」「動物の命を奪うことと、人の命を奪うことに違いはあるのか」「命を奪った人間に対して、どのような罰を与えればいいのか」など、読者は主人公の少年と一緒に考えることとなる。大人であれば一度はこのようなことを考えたことがあるだろう。しかし、自分の言葉でしっかりと意見が言えるほどに考えをまとめたことがある人は少ないだろうし、ましてや小学生に対してこの話題を議論できる大人はなかなかいないだろう。子どもを持つ大人、あるいは教師などは本書を読むべきだ。本書をきっかけに、今一度この問題をじっくり考えてほしいと思う。

        もちろん、子供たちにも読んで考えてほしい。
        文章は平易だし、読書好きな子なら問題なく読めると思う。というか、内容的には児童書である。
        本当なら主人公と同年齢の時期に読む方が感情移入しやすいのだろうが、この力の説明は少し難しいところがあるので、4年生には無理があるかもしれない。高学年から中学生あたりが妥当だろうか。わたしも読んでいて主人公が4年生というのはちょっと無理があるなと感じたので、なぜ作者が主人公を4年生に設定したのか疑問である。

        頭がよく、とても真面目で、大人より強い矜持を持っている小学4年生の主人公が、最終的にどのような言葉を囁くのか? なるほど、そうきたか!と唸ったし、この少年らしいと思った。生真面目すぎる。わたしならもっと単純な呪縛をかけるだろうなと思った。

        それにしても、こんな力を持っていたら、使いたい誘惑に負けてつまらないことでも簡単に使ってしまうだろうなぁ。そして、いつかそのことで自分自身が酷い目にあって、初めて自分の力が恐ろしくなるのだろう。それまではきっと、いろんな相手に使ってしまうに違いない。

        「できるだけ長く、元気でわたしのそばにいろ。さもないと、ウマウマが食べられないぞ」

        わたしの横で仰向けに寝ているうちの三毛犬にそう囁いたら、この呪縛は効いてくれるかな?
        >> 続きを読む

        2017/12/14 by 三毛犬

    • 他9人がレビュー登録、 53人が本棚登録しています
      冷たい校舎の時は止まる
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 雪の降り始める中、いつも通りに学校へ登校。
        なのに、学校には誰もいない。
        この8人以外、生徒も先生も。

        冷たい校舎の中に閉じ込められた8人の生徒。
        そんな自分たちの記憶の中からすっぽりと抜け落ちている事実に気付く。
        学園祭の日、みんなの目の前でおきた飛び降り自殺をしたのは誰だったのか?

        いじめやクラス内での人間関係の悩みは
        外から見たら「なんでそんなことくらいで」と思うような問題でも
        狭い世界しか知らない子供たちにとってはどうしようもなく重大な問題だという事に
        読めば読むほど心が苦しくなってきた。

        正直、話しの展開が遅すぎるというか、長すぎる感は否めないが、
        スロウハイツの神様の時も下巻で一気におもしろくなったので
        ここはぐっとこらえて下巻を読んでみよう。
        >> 続きを読む

        2017/11/08 by アスラン

    • 他7人がレビュー登録、 57人が本棚登録しています
      冷たい校舎の時は止まる
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね! Micchaaan
      • 読んでいてとても暗いに気持ちになりましたが、
        読む手をとめられない、なんとも不思議な魅力の本でした。

        冷たい校舎に閉じ込められた仲間たちが、
        1人ずつ殺されていく(ような)恐怖に背筋がゾッとします。

        繊細な人間関係を苦手とする私からすると
        合わない人と仲良くする必要なんてないのに、
        の一言で片づけてしまいがちなところを
        真剣に悩み、苦しみ、傷ついている深月が痛々し過ぎます。
        >> 続きを読む

        2017/12/07 by アスラン

    • 他7人がレビュー登録、 50人が本棚登録しています
      子どもたちは夜と遊ぶ
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 辻村深月作品、2作品目。ネタバレを出来るだけ避けて書こうと思う。
        「冷たい校舎」同様、この作品もある程度まで読み進めたら、そこからが止まらなかった。
        あらすじだけ見れば、連続殺人を止めるために動く作品のように見える。だが、辻村作品がそれだけであるはずがなかった。幾重にも張られた伏線が、物語が進むほどに紐解けていく。その様がとても気持ちが良く、読むことがやめられなくなった。
        とにかく、ひとりひとりの登場人物たちの心情描写が綿密ですごい。そして、「冷たい校舎」の時も感じたが、その誰もが欠けて欲しくないという気持ちにさせてくれる。特に、月子。やはりこの作品に光を当てるのは、月子だと思う。ネタバレを含むので言及は避けるが、もっと見ていたいと思わせてくれた存在だった。

        一読では、まだまだ語るには足りていないという気がしている。この作品もまた、他の作品とリンクしているようだから、それらを読んでからまた戻ってこようかなと考えている。そのぐらい、深い作品だった。
        エピローグのじんわりとくる感じが、まだ冷めない……。
        >> 続きを読む

        2017/05/03 by ディンゴ

      • コメント 6件
    • 他7人がレビュー登録、 33人が本棚登録しています
      ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 辻村深月さんの作品では様々な女のドロドロした関係が出て来ますが、その中でも今作は特に良かった気がします。

        いい感じに登場人物が憎いというか、現実から逸脱しない程度にクズいと言うか、上手く表現することができませんが、、、簡単に言うとキャラがたってる

        主人公の女性が憎いと思ったキャラを私自身も憎むことができ、感情が共感でき、主人公と私に共通の敵がいることで主人公に対して勝手に妙な仲間意識を抱いていました。一緒にキャラを憎むことが出来るって気持ちが良いですね(こんなことを思うのは私だけでしょうか…)

        胸糞の様な登場人物が多数いますが、そのお陰で時々でてくるいい心を持った登場人物が際立ち読書に小気味よさを与えてくれる。そんな本です。

        本作は話自体に起伏が少なく、盛り上がりにかける部分もありますが読んでいて続きが気になる展開は読書欲を掻き立てます。辻村深月さんの新たな代表作と言っても過言では無いでしょう
        >> 続きを読む

        2017/01/02 by iatt

      • コメント 2件
    • 他7人がレビュー登録、 35人が本棚登録しています
      島はぼくらと
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • 手に取ったきっかけは、最近書店でこの本が文庫化されているのを見て気になり図書館に新書版があったので。瀬戸内海にある小さな島に住む4人の男女の高校生の関係と周りの人々の触れ合いを中心とした作品。コミュニティー・デザイナーという職業が有る事も始めて知ったし、小さな島の社会的な現実、現状という物を良く取材して書いてあるなという印象を受けた。話もさわやかでいい読後感が残る。欲を言えば最後衣花と朱里のその後はあったが新や原樹、蕗子のその後が書いてあればなと思う。また時間をおいて読みたくなる良作と言えるかもしれない。 >> 続きを読む

        2016/08/13 by おにけん

    • 他6人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      本日は大安なり
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 読み終えた後には爽快感、ハプニングも最後は
        まとまる、とあっぱれな気分になります。
        もしかして、この爽快感が「大安」?と思えるほど。

        ウエディングプランナーの仕事が、自分の仕事と少し
        似ている部分を持っていてのめり込みました。
        クレームだの面倒事だのが少なくないお仕事…
        それでも誰かの幸せのために奮闘し、自分も幸せに
        出会うことができた山井さんに拍手です。

        最後まで気を抜けないながら、共感することもできる、
        良いエンタメ小説です。
        >> 続きを読む

        2017/05/17 by Akane

    • 他5人がレビュー登録、 21人が本棚登録しています
      子どもたちは夜と遊ぶ
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね!
      • うーーーん、長い!

        とにかく長く感じた

        この1冊読むのに1ヶ月程度かかってしまった
        これでまだ上巻、読了はまだまだ先になりそうです

        今まで読んできた本の中でも、かなり重たい話が続くので一旦別の本を読んで間を置きたいと思います。

        下巻を読み終えるのはいつになるのやら、、、


        内容としては続きが気になる展開でした

        「i」は誰なのか?浅葱は「i」に会えるのか?悪の手は狐塚たちにも及ぶのか?

        上巻でこんな感じの内容だとハッピーエンドではないのかな?

        今まで読んできた、この作者の本はハッピーエンドが多かったのですが、、、

        むしろ、これでハッピーエンドを迎えるとそれはそれで凄いけど


        とりあえず、気が向いた時に下巻も読んでみようと思います
        >> 続きを読む

        2016/06/10 by iatt

      • コメント 2件
    • 他5人がレビュー登録、 40人が本棚登録しています
      太陽の坐る場所
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 短編で繋がってて、それぞれ別々の人物が主観になっている。
        華やかで目立つ人も地味な人も男も女もいて、それぞれの事情や視点がちゃんと書かれているのがいい。
        ドロドロも多いけど女の友情が光って気持ち良く終わる短編もあり。

        自分自身が同窓会全く無いので最初はちょっと羨ましかったけど終わりの方ではまったく羨ましくなくなったのは、いい事かわるい事かよくわからん。
        >> 続きを読む

        2017/02/10 by W_W

    • 他3人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      名前探しの放課後
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • おもしろかったーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

        これだけビックリマーク付けて伸ばしても足りない。

        ☆が5しか付けられないのが悔しい。

        それくらい、いやそれ以上面白かった。

        もう、辻村さん大好き!もう、なにこの読後感・・ちょーハッピー!!

        多分この面白さは、体験したものは言葉では語れないし、持ちあわせていない。もう、兎に角凄い、素敵な作品!もう、みんなに読んで欲しい!
        そして感動を楽しさを共有したい!

        いつかくんとあすなちゃん。とてもお似合い♪

        まさか、ラストでああいう真実が隠されているとは!?

        まんまと騙された。でも、騙されて良かったというか、こういうのがあるからおもしろい、辻村さんの作品を好きになり読むんだよな。

        この作品に出てくる人達に色々と教わったし、良い子、良い人達計りでもう・・涙が・・。

        いつか、あすな、秀人、甘木、椿、河野、小瀬、松永、三山、絢乃。

        このメンバー、最強だよ!!!もうみんな大好き!!!

        良いよな~。この名前だけ観てても全然飽きないし、直ぐ物語に入っていける、そして思い出して・・(´Д⊂グスン

        いやあ、この「名前探しの放課後」は自分の中の辻村さん作品で一番だな。もう、下巻の冒頭読んだ時点でもう面白かったし、最高傑作になるなと予感してた。当たりましたよ!最高傑作!!

        SFものでもある今作だけど矢張り人間描写、心理描写、青春描写がずば抜けていたし、ミステリの部分もしっかり練られていて文句の付けようがない!多分SFものだけ好きな人でも、ミステリだけ好きな人でも楽しめると思う。

        この作品「神作品」です!

        最後のラスト5行くらいでもう十分掴まれているのに更に心を鷲掴みにされた!

        なんだよー!あのラスト!!もうニヤニヤが止まりませーん笑

        面白かった。ほんとに面白かった。

        この作品も薦めて頂いたあすかさん有難うございました!
        また素敵な読書体験が出来ました!

        あー!読み終わるのが勿体無かったのに読み終えて仕舞ったー!!

        ああ、この余韻に暫く浸ろう。
        >> 続きを読む

        2015/05/15 by 澄美空

      • コメント 21件
    • 他2人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      V.T.R.
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • 辻村深月苦手!と言いながら(笑)スロウハイツ読んだら読まないわけにはいかないじゃない?ということで
        このラストは反則!
        >> 続きを読む

        2016/07/28 by 星の鳥

    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      光待つ場所へ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 2018/2 11冊目(通算29冊目)。辻村作品に出た登場人物のその後を描いた短編集。その様な性格の短編集の為、該当する作品を先に読んでからの方が話の筋的には非常に楽しめる。「スロウハイツの神様」のチハラトーコ、赤羽環や「凍りのくじら」の芦沢理帆子らが登場する。そういった面で、既に読んだ話のキャラを懐かしみながら読む面と、辻村作品に共通する登場人物の裏の心理を図りながら読む面色々と楽しめると思う。個人的にはチハラトーコが登場した短編が非常に良かった。感想はこんなところです。

        >> 続きを読む

        2018/02/23 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      オーダーメイド殺人クラブ
      カテゴリー:小説、物語
      3.2
      いいね!
      • 途中まで女子中学生の人間関係の話がメインで、当方男なので正直そこまで楽しめなかったのと、このままいくと最後のオチはどっちに転んでもあんまし面白い話にならなそう、、、と思っていたら!!
        最後はちゃんと意外性のある感じになって読後感良好でした。

        読了後ネットで本書名をキーに検索したら著者と大槻ケンヂの対談があって夢中で読んだ。
        そうかー『凍りのくじら』のあれはあれだったのかあ、とか、著者と同い年の自分は、彼女も若い頃、オーケンの曲で同じ感情を共有してたんだなあとか、楽しくてしょうがなかった。

        >> 続きを読む

        2016/12/28 by W_W

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      ふちなしのかがみ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • ふへ~・・・怖いよ~・・・怖かったよ~・・・でもめっちゃおもしろかったよー・・・ふへ~・・・。


        ゾクゾクした・・・とても。でもその怖さが何故か心地よく続きが・・続きが気になる・・・!と思い頁を繰る手が止まらない・・・止まるはずがない・・・!だって辻村さんのルーツになった「ホラー」作品なのだから・・・!!!


        何年振りだろう・・・ホラー小説を読んだのは。


        でも、以前読んだ作品と決定的に違うのは怖い中にもちゃんと「優しさ」と「救い」が有ること。5編の怖いお話を読んでる時は物凄く怖いんだけど読み終えるとなんかすっと軽くなるというか自分の中の汚れたものが浄化されたような気持ちになる。


        でも、めっちゃ怖いけどね(笑)


        ラストの5編目の話はこの作品では「影」若しくは「黒い」辻村さんが出てきていたけど唯一「光」、「優しい、母性」の辻村さんが出ていたと思う。


        この5編目までは結構ブラックでダークな辻村さんと対峙してきて正直ギブアップをしようかと本気半分冗談半分で思っていたけどそれががらりと自分の中で音を立てて変わり切なくでも興奮、高揚しながら読み進めた・・・「光」、「救い」は確かにあった。



        いやあ、もう何度言ったか理解らないが辻村さんの作品おもしろいよーーーーーー!!!!!!!いや、まじで。


        一気読み・・・するに決まってんじゃん!!


        と言うかほぼ作品の中身に触れてないが・・・ま、いっか(*ノω・*)テヘ


        今回も良い読書が出来ました!


        辻村さんサイコー!!!!
        >> 続きを読む

        2015/10/08 by 澄美空

      • コメント 16件
    • 他1人がレビュー登録、 18人が本棚登録しています
      子どもたちは夜と遊ぶ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 下巻は…衝撃が重なりすぎた。
        いや、本当にすごい。

        まず、狐塚と月子の関係。
        読み手を裏切るというか…いや、そこは見抜けないでしょ!ずるい!あっぱれ(?)という感じ。
        とことん、人の思い込みを利用した物語。

        月子が浅葱を説得する場面は迫るものがあったけど、浅葱目線で見てしまうと確かにその説得じゃ、iを切り捨てきれない、と思う。
        浅葱が本当のことを知っていたら、月子が想いを告げていたら…と仕方のないことばかり考えてしまう。
        浅葱が月子を呼び続ける場面は、切なすぎる。

        それから浅葱とiの真実。
        憎しみと、愛情と、だからこその一見矛盾して見てる行動。

        藍は浅葱も守ろうとした。
        浅葱は藍だけを守ろうとした。

        藍は浅葱として母親にぶたれた。
        浅葱は浅葱として母親にぶたれた。

        この兄弟の差は、ここにあったのかな、と思ってみたり。

        月子の展開も、安堵するような、でも…という複雑な気持ちにさせられる。
        最後の月子と恭司はよかったなあ。

        どうしたらハッピーエンドになれたのか、どうしたら救われたのか、いや、この展開で救われたのか、ぐるぐると考えつつ、胸に震動が響いてくるかのような、切なくて、哀しくて、でもそれだけじゃない物語だった。
        >> 続きを読む

        2018/02/19 by ashita

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています

【辻村深月】(ツジムラミズキ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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