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ときたひろし

著者情報
著者名:ときたひろし
ときたひろし
トキタヒロシ

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      9番目の戦車
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      4.0
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      • ある太平洋上の島で闘っている日本とアメリカの戦車部隊。

        日本軍は撤退することになるが、アメリカの戦車部隊が追撃してくる。

        主人公の戦車は、他の戦車たちや、戦車の乗組員と別れを告げ、キャタピラが大破したので、そのまま島にとどまり、敵と戦って食い止める。

        すぐ隣には、同じくキャタピラが大破したアメリカ軍の戦車も。

        そして、何十年も時が経ち、主人公の戦車も、隣の戦車も、いつの間にか友達になり、さび付きながらも海を一緒に眺めている。

        と、そんなある日、その戦車の乗組員だった若者が、随分と年寄りになり、その戦車に再び会いにこの島にやってきた。

        その若者が無事に生きてくれていたことを、どれだけその戦車も喜んだか。

        実際には、もちろん戦車が感情を持ったり、心の中で言葉を語ることは、少なくとも私たち人間には感じることができないことだけれど、もし戦車に心があれば、まさにこの絵本のようなことを思っていたのかもしれない。

        時折、今でも南の島には、日本軍や米軍の戦車や戦闘機の残骸が、さび付きながらも残っているという。
        この絵本のような会話をそれらの機体はかわしているのかもしれない。

        心に響く、良い絵本だった。
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        2013/05/26 by atsushi

      • コメント 3件
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      お父さんへの千羽鶴
      カテゴリー:漫画、挿絵、童画
      5.0
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      • とても胸打たれる絵本だった。

        特攻隊の出撃を前に、三日間、家に帰ることが許されたお父さん。

        おじいちゃんおばあちゃん、奥さん、それにまだ小さな子どもたちは、白い折鶴を折って千羽鶴をつくってくれていた。

        その千羽鶴を持って、お父さんは出撃する。

        みんな本当は生きて帰りたかっただろうに、愛する家族を守るため、特攻隊の人々は出撃していった。

        どれほどか無念で、悲しかったことだろう。

        しかし、その勇気と無私の心は、本当に崇高なものだったと思う。

        ほとんどの特攻機は、相手の艦船にたどり着くまでに米軍に撃ち落されてしまったが、時折ごく稀に敵艦に突撃して打撃を与える特攻機もあったという。

        この絵本の主人公のお父さんのような方々だったのだろうと思う。

        なかなかどの出版社も出版してくれなかった中で、何十社も作者の方がこの原稿を持ち込み、やっとこの出版社から出版できたそうである。

        このお父さんや家族のような心を、後世の日本は忘れてはならないと思う。
        >> 続きを読む

        2013/05/03 by atsushi

      • コメント 4件
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