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今読むと何も新しくないはずなのに謎の近未来感。生まれ持っての犯罪者ってやはり一定数いるのだろうか。嗜好の一種類として加虐性を持った人間が絶対いないかと言われればいるのかも。所々の描写がえぐいので男社会で生きる女性の姿うんぬんが霞んでしまいます。クロハって名字がなんだかかっこいいのと、みんな名字がカタカナなのが新しい感じの一つの要因かも。続編も読みます。 >> 続きを読む
2018/12/22 by aki
バイオレンスな表現それ自体もちょっと怖いけれど、裏でずっと流れている緊張感がまた怖い。主人公のクロハは公私ともに問題を抱え、ギリギリで戦っていて、あと少しで線が切れるのではとひやひやする。ただひたすら気を張って前を向く彼女は素敵だと思う。頼るのではなく、糧として頑張るって難しいな。 >> 続きを読む
2018/12/30 by aki
「プラ・バロック」など前2作の主人公である女性刑事「クロハ」がそれ以前、自動車警邏隊所属時代の連作短編集。前の作品を読んでから時間が経っている事、元々さほど印象に残っていない主人公だったイメージでしたがこの短編スタイルと作者の文章は合っているような気がします。アレ?こんなに読み易く、面白かっったっけ?という今作。全6編の中でも表題作はタイトルのセンスとその中身が絶妙にマッチしていて秀逸です。現場に拘る警察官である事、更に自身が持ってしまっている捜査能力と内に秘めた強く偏った意思によって、本来の立ち位置を逸脱して様々な事件に関わっていく。注意深く物事を見つめ直し、そこから疑問点を追求する捜査スタイルは読んでいても好感が持てますが...今ひとつ内面の底が見えない分主人公としての感情移入はしにくいキャラです。まぁ、そこがいいのかもしれないですが。正直前2作の長編の印象が薄かったのですが今作を読んだ後の今後の新作には期待感が高まります。 >> 続きを読む
2013/05/23 by za_zo_ya
【結城充考】(ユウキミツタカ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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