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沼田まほかる

著者情報
著者名:沼田まほかる
ぬまたまほかる
ヌマタマホカル
生年~没年:1948~

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このランキングは1日1回更新されます。
      ユリゴコロ
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! akino
      • 沼田まほかるの「ユリゴコロ」は、母を事故で失った青年が、実家で見つけた四冊のノートをめぐる物語だ。

        それは、幼い頃から殺人を繰り返してきた、何者かの手記だった。
        何故そこにそんなものがあるのか、そして手記を書いたのは誰なのか?

        生まれながらに、心のどこかが欠損している殺人者の手記の恐ろしさと、実の両親を疑わなければならない立場に置かれた、主人公の懊悩とが絡み合い、読みながら戦慄が、私の胸にひたひたと迫ってくる。

        しかし、読後に残るのは、ある人物のあまりにも深い愛情だ。
        理解は難しいし、そもそも他者の理解など最初から望んでもいない、法や倫理を完全に無視した、だがそれ故にどこまでも純粋---。

        そんな愛情を描くことで、善悪の彼岸を垣間見せてくれる、いかにも著者らしい迫真の力作だ。
        >> 続きを読む

        2020/10/10 by dreamer

    • 他10人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      九月が永遠に続けば
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 登場人物全員がどうかしてるんだけど、越智先生が生徒に向かって吐いた暴言が一番やばくてウケる。お母さんもな、不倫感出てるけど不倫じゃなくて、誰に対して後ろめたいのよという。いい母親、いい女を演じたいならその男はないだろうと。この作者の怖いところは人間の弱さを書かせると切れ味がすごいというところ。どいつもこいつももろくて自分勝手で人を傷つけて。けどみんなそういう弱さで勝手に傷つき合ってるのかもね。 >> 続きを読む

        2021/02/02 by aki

    • 他4人がレビュー登録、 20人が本棚登録しています
      猫鳴り
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 猫が好きな人は所々耐えられない部分がありますのでご注意ください。
        猫好きだけど飼えないな。寂しいって人間だけの感情じゃないよな。以上です。 >> 続きを読む

        2021/02/10 by aki

    • 他4人がレビュー登録、 11人が本棚登録しています
      彼女がその名を知らない鳥たち
      カテゴリー:小説、物語
      3.4
      いいね! masa920
      • 映画のシーンを追想しながら読んだ。
        9割くらいのところから一気に引き込まれる。

        ストーリーの紡ぎ方は、映画のほうが好き。
        陣治が落ちる瞬間に過去のシーンを振り返る。
        映像ならではの手法かもしれないけど。

        田口ランディのコンセントに似た空気感だった。
        読むタイミングが悪いと引っ張られてしまうかもしれない。
        >> 続きを読む

        2020/09/22 by ちっちゅう

    • 他3人がレビュー登録、 19人が本棚登録しています
      ユリゴコロ
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 初読みの作家さんです。人気作なので読んでみました。

        読み始めて数ページで、展開早いなぁと思い始め、その印象が最後まで続きました。良く言えば気持ちよく進んで読みやすい。しかし所々展開が急すぎる、話が出来すぎている部分が目立ちました。
        なんというか、選択肢で間違えることがなく簡単にクリアできるシミュレーションゲームのような感じです。現実味がない部分は、狙ってそうしているのかもですが。

        加えて登場人物の中に好感を持てる人がおらず(というか人物の描写が曖昧で上手く人物像を結べない)、特に主人公の行動、考え方にいちいち辟易とさせられました。

        文章は読みにくくないと思います。わりと厚みのある本ですがスラスラと読めてしまいますので、どんどん展開していくお話を好む方にオススメしたいです。
        >> 続きを読む

        2015/08/14 by pechaca

      • コメント 2件
    • 他2人がレビュー登録、 17人が本棚登録しています
      痺れる
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 凄く良かった。
        ムッと湿気が充満する空間に動物性の甘い香りがフッと混じるような、その香りに酔って気分が悪くなるような読後感。水気を含んだような、重苦しくそれでいて美しい文章。
        私、この作家さん好き!
        林檎曼荼羅の、緩やかに壊れていく世界で明かされる秘密。この話が一番いい。不安定な足元の踏み台が大海に浮かぶ船になって、姑が望む散骨のイメージになる下り、泣きそうになった。
        ヤモリの井戸は子宮を思わせる。自分のお腹に戻したんだと。
        沼毛虫、テンガロンハット、クモキリソウ・・
        じわじわ這い上がってくる不快感や嫌悪感。ああ、痺れる!
        >> 続きを読む

        2017/10/27 by ももっち

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      アミダサマ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • オカルティックなホラーサスペンス
        一人の少女を巡って飛び交う狂気狂気狂気。
        序所に確実に壊れていく、日常の描写は本当に鬼気迫るものがあります。

        沼田まほかるさんは他にも数冊読んでいますが、本書は比較的ファンタジックで宗教的な描写も多いです。さらに人を選ぶかもしれません。
        気分がモヤモヤしてるとき、それを上回るモヤモヤで忘れさせてくれる一冊。
        >> 続きを読む

        2014/04/17 by オオスカシ

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      痺れる
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 匿名

        2010/4/25
        初版1刷発行

        2018/10/05 by 匿名

    • 1人が本棚登録しています

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