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真梨幸子

著者情報
著者名:真梨幸子
まりゆきこ
マリユキコ

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このランキングは1日1回更新されます。
      殺人鬼フジコの衝動
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
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      • これは凄い。凄すぎて暫く呆然としてしまいまった。
        フジコは、短絡的で刹那的、幼稚で安易な思考や行動により、上っ面の幸せを無理無理に獲得していく。殺人も都合良く使って。
        けれど、見栄と虚栄で自ら飾り立てたそれはあまりに脆く、結局、思う通りにはならない。
        嫌悪していた母親のカルマは、しっかり受け継がれていく。
        フジコは余りにも自己中心的ではあるけれど、ある意味、純粋とも言える。彼女は生粋のサイコパスなのだから。
        3代にわたるカルマより恐ろしいのは、偽善の皮を被った人間。
        最後の死亡記事、心の底からゾッとしました。
        >> 続きを読む

        2017/10/27 by ももっち

    • 他6人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
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      • フジコ本3冊の中で私はフジコから読んでしまったので、その時は流して読んでいたエピソードが、読了後パッと繋がりすっきりした。
        最大の悪ではなかったけど、諸悪の根源だった茂子さん。まるでモンスター製造機だ。下田健太はその鬼畜ぶりに唖然。嘘のつき方や人の支配の仕方、残虐性。サイコパスのお手本。
        こいつに比べれば、フジコは全然純粋。只幸せを求めていた。途中までは全うな努力していたし。
        いやいや、健太は健太で自らの欲望に純粋なのだろう。脳の機能の問題?被害者はどうしたらいいのか。みっちゃんにはやられた。
        遺体の一部がひっかけ。
        >> 続きを読む

        2017/10/27 by ももっち

    • 他3人がレビュー登録、 12人が本棚登録しています
      孤虫症
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • セックス依存症の主婦と彼女が原因で巻き起こる一連の怪死に関するミステリー。

        この文章は誰の視点なのかというのがわからず、途中で違和感が生じて何度か読み返し、わかりたいと思うくらい面白かった。
        どこがフィクションでどこが実在するものなのかわからず、途中恐怖を感じる部分が多かった。
        推理パートが短く感じたが、余韻が残るというか、これはこれで本全体の雰囲気にもあっていると思ったのでありだと思う。
        小さなすれ違いが重なることで取り返しがつかなくなる感じが非常によかった。
        読み終わってもう一度読み直したいと思ったが、愉快な(明るい)話ではないのでとりあえずほかの作品を読みます。
        >> 続きを読む

        2018/10/01 by tnp

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      深く深く、砂に埋めて
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
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      • 魔性の女の一生とそれに振り回される男たちの話。途中から有利子の純愛物語のように思えた。ミステリーとは少しジャンルが違うのかなと思ったし、いやな気持にならず、面白かった。 >> 続きを読む

        2018/10/01 by tnp

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      殺人鬼フジコの衝動
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • いじめとか虐待とか殺人とか、読んでて楽しくなる内容ではないんだけど、続きが気になって読み進めてしまいました。
        母親の娘への呪縛というか、「ああいう母親はなりたくない、ならない」と思っていても、結局それを娘がしっかりなぞっている怖さ。
        でもって、それさえも実は誰かの関与によるもの?という、意味深な終わり方。

        おまけの「私はフジコ」は、次作のヒントになるといわれても、別になくても支障はないよね。
        関与していたかも?という誰かに繋がっているみたいなので、そういう意味ではまあ、善意という名の悪意の所在がはっきりした感じ?

        すんごい前に読んだミトコンドリアの話(なんだっけ? 「パラサイト・イブ」だっけ?)を読んだ後に感じたのと同じ、「繰り返される恐怖」を思い出しました。
        >> 続きを読む

        2013/05/17 by koh

      • コメント 2件
    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      四〇一二号室
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 成功を妬む売れない女性作家と本当にやりたいことが評価されない女性作家。女性作家の嫉妬を利用して手柄を挙げていく敏腕男編集者。編集者の本音はどこにあったのだろう。
        何が悪かったのか。誰が悪かったのか。ドロドロした人間関係の中で起きる様々な事件。夢と現実がまぜこぜになり、だれの主観なのかわからないように表現される。伝聞形式で現状が明らかにされていき、夢での殺人が現実でも起こる。どこまでが妄想でどこからが現実か。
        ラストで一気に謎を明らかにされる展開ももう慣れたもので、その急展開ぶりにある種の爽快感が感じられる。

        一番怖かったのは、植物状態で意思表示はできないのに情報は入ってくるという部分。医学的に意識がないとしか判断できなくても、本当のことは当人にしかわからない。自分が、家族が、知人がこうなってしまったら。
        ドロドロな人間関係も怖かったがこの表現も非常に怖かった。
        >> 続きを読む

        2018/11/28 by tnp

    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      みんな邪魔
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
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      • 登場人物が、ほとんど、問題を抱えているかポンコツで、そのくせ、欲望にひたすら忠実
        嘘、妬み、怠惰、殺意、身近な悪徳が満載。
        特に、ミレーユのくだりは、虫酸が走りました。見事なダメ女ぶり!ここまで姿に限らず、醜い人間を描けるものなのか!
        そして、終盤にさしかかったら、前のページを読み直してしまいました。
        真梨さんは最初から何も嘘はついてないのですよね。
        ガブリエルさんについて勝手に読者がそう思い込むよう仕向ける。
        うーん、巧妙!
        >> 続きを読む

        2017/10/28 by ももっち

    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      女ともだち
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 高層マンションに女性二人の惨殺死体が! 同日に同じマンションで起きた凄惨な殺人。殺されたのはともに独身のキャリアウーマンだった。二人の接点を探すフリーライターは事件の暗部を垣間見る!
        同日に同じマンションで、二人の独身キャリアウーマンが殺された。一流企業のOLだった被害者の“裏の顔”とは?二つの殺人をつなぐ接点とは?新人ルポライターの楢本野江が辿り着いた真相は、驚くべきものだった…。衝撃の結末が女たちの心の闇をえぐり出す、ドロドロ濃度200%の長編ミステリー。
        ※上記はAmazonより抜粋※

        以前、テレビ(王様のブランチ)で紹介されているのを見て、
        最近、好きになった作家さんです。

        今まで読んだミステリー本で一番、えぐかったです…。

        新人ルポライター野江が、マンション内で起こった殺人事件の真実(犯人)を明かすために、
        被害者や、その回りの人物、容疑の疑いをかけられ逮捕された男の回りの人物達の取材を基に週刊誌の記事を書き綴り、事件の真相が明らかになっていく。

        途中、どこが野江の書いた記事で、どこが話が進んでいってるのか混乱する箇所もあったり、なかなか読みづらく時間がかかってしまいました。

        被害者2人の女性の内、一人は殺された後に、子宮をとられていて、子宮が見当たらない。とか…。
        同じ女性として、想像しただけでヒェー……!です。

        クライマックスでは、どんどんエグくなっていき
        (でも続きがきになり、ラストは一気読み。)

        登場人物の女たちは、皆、表と裏の顔があり、
        女性って怖いです。

        本当の真実って何だろう、誰が正常で誰が正常じゃないか
        分からなくなる作品でした。


        >> 続きを読む

        2015/02/15 by メル子

    • 3人が本棚登録しています
      ふたり狂い
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 短編集だけど、物語の登場人物はリンクしていて、最後まで読まないと全貌が明らかにならない長編でもある物語。面白かったです。

        一つ一つの章で、最後に、え!?と驚かせられる仕掛けがあり、なんだか何が真実だかわからなくなっていき、物語の登場人物達のように自分も狂っていくような感覚。

        だんだんと登場人物の関係がわからなくってしまい
        最後1章を残してついに、メモを取りながら最初から読みなおし。

        二度読んで、色々明確になったものの、最後の1章でまた混乱。
        もう一回最初の1話を読み返したり、最後の1章を3回くらい読んだり・・・。

        真梨幸子さんは、初読みだったのだけど、解説を読むと「真梨幸子の入門書」とあった。
        他の本はもっとリンクが複雑でわかりずらいらしい・・。
        この本でも充分混乱したので、次この作者の本を読む時は最初からメモをとりつつ気合を入れて読もうと思います。


        (以下ネタバレ)

        結局たどりついたこの本の私の見解は
        ずっと異常な女だと思わされていた、麻衣子だけが正常だった・・・?
        >> 続きを読む

        2015/04/09 by もんちゃん

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      更年期少女
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 相変わらずエグくて嫌な感じの描写が何とも面白い。設定もすごいです。
        ネット上やオフ会で現実世界でのストレスを慰めたり空白を埋めようとしたり…というのは良くモチーフになる感じですが、その主人公達が更年期の女性達っていうところが個人的にだいぶツボでした。
        更年期、と簡単に一括りにされてしまうこの世代の女性、本当に様々な要因でストレスが溜まるだろうな、と思います。それぞれの立場によってストレス源は異なるのでしょうけど、介護や育児などの疲れ、金銭面での苦労などに加えてホルモンバランスも一気に変化する。そんな時に、昔憧れて夢中になっていた作品に再会して再燃する気持ち…想像だけですが、あり得ると思います。かといってのめり込みすぎて現実から逃げて帰ってこなくなってしまうのは考えものですが。
        各々の登場人物たちを取り巻く環境、その中での心の動きを追ううちに読むのを中断できなくなってしまいます。実はこの人は…的トリックも面白さに拍車をかけています。

        ハードカバーで読んだのですが、文庫版はタイトル違うのですね。更年期少女って良いタイトルだと思って手に取ったのですが、あえて変更したのには何か考えがあったのでしょうか。あったのでしょうね。
        >> 続きを読む

        2015/09/02 by pechaca

      • コメント 2件
    • 3人が本棚登録しています

【真梨幸子】(マリユキコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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