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江弘毅

著者情報
著者名:江弘毅
こうひろき
コウヒロキ
生年~没年:1958~

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      街場の大阪論
      5.0
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      • 呆けているのか、それ以上にこの本がおもしろいのか。
        実は、文庫本を購入、八割方読んだところで、同じようないい回しが・・・と、
        本棚を見ると、単行本で既に読み、感想まで書いているのに、。

        でも、最後まで二度読ませるぐらい、この本はおもしろい。
        通勤途中で読むことが多いので、興味ある箇所のミミを折って、
        あとで見れるようにしているのだが、なんと18ヶ所、
        上は、折りすぎて膨れ上っていますが、・・・・今年読んだ中では最高。

        気になった箇所とは、

        「食い倒れ」大阪を代表する食べ物は何かと問われて、
        「たこ焼、お好み焼き」と、答えるのは「わたしは子供です」と告白するのと同義である。
        その全く逆の答えにあたるのが「てっちり」であると・・・。

        まあ、大阪人は、お好みなんぞは、外ではあまり食べませんが・・。

        「日常的なうまいもの」というのは、「わたしにとって地元」という意識の中で
        出てくるものであって、ただし、毎日行くからといって、「俺は、あそこの
        吉牛の常連だ。今度連れってやる」という話しにはならないとか。

        そして「ミシュランガイド東京」のこの手の「経済効果」によって、
        銀行とかファンドは、「星で金を貸し」、企業化した調理人が増え、
        「飲食業」はどんどん星の取れるような店をつくらせる・・・。
        ちょうど、マクドナルドと表裏一体のグローバルスタンダードで
        貧弱な《食》が星と輝いていると、痛烈に批判している。

        大阪弁について、川上未映子さんの述べていつのを、転用
        「自分が大阪弁なのは変える理由が無いからですね。標準語で喋ると、
        脳味噌の一部分がすごく硬くなっている気がするんです。
        イントネーションが分らんまま、探りながら喋っているから、
        すごく疲れてしまう。」と大阪弁で答えていたと・・・。

        本渡章さんの「大阪人のプライド」から引用して、
        大阪弁は書き言葉にしにくい、ものを考えるには標準語がよい。」と
        さらに、「大阪人は、標準語と大阪弁の二重生活を日々おくっている」。
        「標準語をしゃべる大阪人は「まじめ」にものを考え、
        大阪弁をしゃべる人間は「反まじめ」モードで考える。
        言葉の二重生活をする大阪人はしばしば「まじめ」と「反まじめ」の
        間で遊びながら考える」と、いや、そんな難しいことより、
        私の場合、まあ、仕事と遊び、緊張と緩和で使いわけてるといえば、
        結局、同じことですか・・。

        その他、「手みやげ」は、「相手さんに「贈られたこと」を余計に意識させない
        モノが良い。だから、「残らない」食べ物やお酒がふさわしい」と、雑学的な
        生活の知恵が満載・・・・まあ、大阪人にとっての、特定版かもしれませんが。

        ケンミンショーのうわべだけではなく、真の大阪を、知りたい方、
        この江弘穀さんの「街場の大阪論」お読みください。500円は廉い。
        >> 続きを読む

        2013/05/27 by ごまめ

      • コメント 6件
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      街場の大阪論 Get up stand up,Osaka!
      カテゴリー:日本
      3.0
      いいね!
      • 大阪の生活思想から、現代を考える。

        アホで悪いか?・・・大阪の街場の子どもたちでは
        小中学生の全国学力テストの結果が文部省から公表された。
        毎日新聞の朝刊には、「一喜一憂あかん、低迷大阪」という見出しで
        大阪府の生徒について「基礎知識」、「応用」のいずれもが
        41~45位と全国最低レベルと報じている。と

        でも、子どもが学校へ行って教育を受けるのは、学力テストを高く
        とれる子どもになるためではなく、大人になる準備をするためだ。
        と、そうだ、そうだ。

        子どもはいくら偏差値が高くても、決して大人ではなく。
        逆にどういうわけか、偏差値だけは高い子どもが大人になって
        なお「アホなことをしくさって」と顔をしかめさせることが多く
        なってきた現実を、最近よく目の当たりにすると、そうだ、そうだ。

        けれども昔からの大阪の街場の間では、まったく逆が好まれる。
        それは、ある子どもが大人になり「人からエラい」といわれる
        存在になった際、「あいつは、ガキの頃、ほんまにアホやった」
        という類の話題である。あのこは、こんなことをし、あんなことを
        考えたと、その頃の実話を昨日のことのように嬉しそうに話す。

        そういう街の先輩や同級生たちがどれだけいるかで、
        その人の人生の値打ちが測られるのが、
        大阪の街のおもしろさであると

        地方の大都市、大阪を舞台に、教育論からオッサン論などが語られる
        ・・東京タワーより通天閣・・・大阪人のDNAには共感がいっぱい。

        大阪賞賛の本でおます。
        >> 続きを読む

        2013/05/19 by ごまめ

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