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山田一成

著者情報
著者名:山田一成
やまだかずなり
ヤマダカズナリ

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      やまだ眼 世の中の微妙な真実
      3.0
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      • この本は、毎日新聞紙上で二年間連載された、「やまだ眼」と
        山田一成(お笑いコンビ、いつもここから)のネタ帳からの構成したもの。

        山田一成の言葉に、佐藤雅彦が、その奥にある心の真実を分りやすく、
        まさに解説をおこなっている。

        落語も笑いも、解説は不必要である。おもしろければそれで良い。
        でも、佐藤氏の解説には、私たちが気づかない心の心理の奥底を覗かしてくれる。

        P18とP19を・・・・・・・・。本来良いのかしらと思いながら、
        この本の、構成スタイルを理解して頂きたいので、あえて全文、掲載します。


        組み立て式家具の予備ネジ。
        どうせ使わないだろうけど
        何か捨てられない。
        (山田一成)

        解説
        ちょっと考えれば、今後使うことがないのは明白なのに、
        なぜ人は捨てられないのだろう。
        単に、もったいない、というのとそれは違う。
        基本的にモノを捨てるのは大抵の人は悪い事と思っている。
        だから「捨てる」という行為には覚悟が必要なのだ。
        つまり自分の判断でそのモノを世の中から抹殺する訳だから
        自分に責任が生じるのである。誰もそんな責任負いたくない。
        ほんの少しでも使う可能性があるように見えると、
        それを残しておくだけの理由ができ、判断する義務から逃げられる。
        【責任回避型貧乏症】と名づけてもいいかもしれない。
        その証拠に捨てるべきものを正しく捨てるのは元気な時でないとできない。
        (佐藤雅彦)

        【責任回避型貧乏症】という言葉、一つで誰もが思い当る心の奥底を言い当てる。
        佐藤氏の解説で、山田君の笑いが、うわべだけで流れるのではなく、
        心のヒダに沁みていく。・・恐るべし佐藤雅彦。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        料理した相手を目の前に食べる時は、
        「おいしい」という言葉は決まっていて、
        どのタイミングで言うかだけだ。
        (山田一成)

        私の妻は、一度も私のつくった料理をおいしくないと言った事は一度もない。
        ただ、食べるのがいつもより遅かったり、気がつくと少し残していたりする。

        おいしいというタイミング、ひとくち食べて「おいしい」は無難な感想だが、
        二口、三口食べた後、つぶやくように、「おいしいな」これは最高。
        ほんと、おいしい料理ができた時は、何度も「おいしいな」の連発。
        「どうしたら、こんな風においしくできるん」、
        おいしい時は称賛の言葉は自然に出るもの。

        むしろ、おいしくないのを気づかせない、心づかいの時の言葉が難しいですな。
        (ごまめ)

        この本、山田さんのコメントだけで解説のないのが、半数以上あるので、
        じっくり、読者が御自分の心に問うのも愉しいのでは・・・・。

        まずは、立読みでも、書店でご覧あれ・・・でおます。
        >> 続きを読む

        2013/05/19 by ごまめ

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