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長尾和宏

著者情報
著者名:長尾和宏
ながおかずひろ
ナガオカズヒロ

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      蘭学医・関寛斎平成に学ぶ医の魂
      カテゴリー:個人伝記
      5.0
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      • 関寛斎は嫁さんのご先祖ということもあり、非常に関心が高い蘭方医でした。千葉県の貧しい農家の産まれですが、若くして佐藤泰然が興した佐倉順天堂に学ぶことになります。これが寛斎の人生における転機になりました。一度銚子で開業しましたが、その背景にはヤマサ醤油の浜口氏の甚大な援助があったそうです。銚子での開業時は、貧しい人からは一切治療費をもらいませんでした。その後、長崎へ医学留学するなどを経て、友人の紹介で徳島藩(阿波藩)の御典医となります。ですから、嫁さんの母方の実家は徳島県にあります。戊辰戦争では東北方面へ野戦病院長として従軍し、多くの兵士の治療をしたそうです。明治維新後はいち民間人となり徳島で開業し、幅広く治療を施したそうです。最終的には息子の強い意志により、北海道へ渡り開拓の夢を志します。しかし、結果的には失敗に終わってしまいました。さらに、息子達と意見が合わなくなり、財産分与では裁判にまでなってしまいました。これらがきっかけで寛斎は服毒自殺してしまいました。
        ちなみに、息子と意見が合わなくなった原因の一つは、小作人への農地解放運動です。私は小さいとはいえ、御縁のあるこの「関寛斎」という人物を尊敬もしていますし、敬意も払っています。私利私欲を捨て、常に貧民のことを考えていた人物、それが「関寛斎」です。
        自分も世の中に対して何が出来るのか、考えさせられる本でしたね~
        >> 続きを読む

        2012/11/22 by hide_sato

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