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道尾秀介

著者情報
著者名:道尾秀介
みちおしゅうすけ
ミチオシュウスケ

この著者の本を読んでいる会員ランキング

このランキングは1日1回更新されます。
      向日葵の咲かない夏
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 乙一かと思ってたらD・リンチだった。

        ミステリーの体裁で哀しくもサイコ的な異常さを題材にした内容だった。
        冒頭では乙一氏のデビュー作程度の印象をもった。
        ティーンエイジャーが書いたようなたよりない小説みたいな曖昧な感じがどうも妙だなぁと思っていたら...。
        コレは映像化したらミスリード展開が台無しなので映画化不可能な作品でしょう。
        「夏と花火と私の死体」でなく「裸のランチ」でしたw
        後味が...とか、読者をバカにしてるとかぃぅ感想が出るのも仕方なさそうですが僕は好きでした。こういうの。
        >> 続きを読む

        2018/07/18 by motti

    • 他24人がレビュー登録、 95人が本棚登録しています
      カラスの親指 by rule of CROW's thumb
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • ミステリーでクライムサスペンスなホームドラマ。

        楽しく読めました。
        ホームコメディっぽいタッチで伏線をはったサスペンスフルなバックボーンが同時進行していく。
        騙し騙されてしまう軽妙な展開も「なんじゃそりゃ」ってなるかと思いきや、なかなかスッキリした後味だから良い。
        >> 続きを読む

        2018/07/18 by motti

    • 他6人がレビュー登録、 34人が本棚登録しています
      ソロモンの犬
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! ooitee
      • 雨のため偶然集まったカフェで、秋内は大学の同級生3人と出会う。
        そして殺人者は誰なのかを尋ねる。

        まともな進み方と思ったら、当然道尾さんはそんな普通の作品を作ったりはしない。
        実は冒頭から伏線が仕込まれており、事件の経過から秋内が周りの人間に聞き込みを始めていく。

        密かな恋心だったり、その裏だったり、揺れる社会人になる前の最後の自由なひと時も描かれる青春もの。

        かなり嫌悪されるキャラも出てくるが、そのフォローも最後にはなされる。

        人は恋をする相手だと半音高くなるとか、ホントなのかね間宮先生(笑)
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        2018/05/12 by オーウェン

    • 他5人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      龍神の雨
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね!
      • これはとてもおもしろかったです!!
        騙された~!
        なにもかも作者の思うままにミスリードされていました(笑)

        母を失い継父と暮らしている蓮・楓の兄妹と、両親を亡くし継母と暮らしている辰也・圭介兄弟の2家族が、妙に絡んで事件に巻き込まれて…というお話でした。
        どちらの家族も、継母・継父と近しくなる前に実母・実父を失ってしまったがために、ぎこちない生活を送っているのが事件の始まりでした。
        最後まで蓮・楓兄妹一にまったくの救いがなく、この兄妹の意思を汲み取って、辰也・圭介兄弟が更生していくだろうという終わり方はなんとも遣りきれません。
        >> 続きを読む

        2015/07/03 by K8cay

      • コメント 1件
    • 他4人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      月と蟹
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 月に惹かれて読んだ一冊。
        小さくない何事かを個々に抱えた小学生たち、慎一・春也・鳴海が仲むつまじく遊んだり語らったりしながらも、互いに秘めたものを感じながら心を育てていく機微が実に心地良く、忘れていた少年期の揺らぎを思いおこさせてくれる。

        そこには母親や爺ちゃんとの会話がまた効果的に活かされている。

        樸は今まで(少ない読書体験から)、少年のふるまいや心理を描かせたら『銀の匙』を凌ぐ作品はそうあるまいとまで思っていたのだが、少年「たち」の思いの移ろうさまを、細やかな仕草を通して見事に描いているのに感歎した。

        子と子であれ、子と大人であれ、語らなければ通じないものが多多あるのは確かだが、語らないからこそ感じ合う何かも多多あるのですね。

        で、(どうでもいいみたいだけれど)
        お気に入りの場面が幾つもあるので、
        一,二を披露。

        「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」「ね」……春也はノートに同じひらがなを書いていた。シャッ、シャッ、シャシャシャーシャ。シャッ、シャシャシャーシャ。シャープペンシルの先が一定のリズムで動くのを慎一は隣に立って眺めていたが、やがて当然のことを訊いた。
        「何してんの?」
         春也は顔を上げずに答える。
        「『ね』って、逃げてく奴をロープか何かで捕まえとるみたいやろ。このほら、縦の棒が人やとして、首んとこからぐるぐる巻いて、ぎゅっと摑んで」
         シャッ、シャシャシャーシャ。シャッ、シャシャシャーシャ。またつづける。

          *  *  *  *  *

        (腕を骨折した春也が登校してきた場面で)

         唇の両端だけに笑いを残したまま、春也は自分の左腕をしげしげと見下ろした。春也がそうしていた時間は、実際にはほんの何秒かだったのかもしれないが、慎一には何十秒にも感じられ、その長い時間慎一は、ちょっとでも動いてしまわないように、必死に身体に力を込めていた。
         ふと、春也の顔から表情が消えた。水で流されたように、本当に消えた。そして、感情をまったく読み取ることができないその顔で、春也は初めて慎一を真っ直ぐに見た。
        「俺の手ぇなんて引っ張るの、厭やろ?」





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        2015/03/26 by junyo

      • コメント 1件
    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      ラットマン
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • まあまあ

        2015/07/26 by kurobasu

    • 他3人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      シャドウ
      カテゴリー:小説、物語
      3.9
      いいね!
      • 面白かった。

        2018/03/18 by toku39

    • 他3人がレビュー登録、 22人が本棚登録しています
      球体の蛇
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 嘘や勘違いや思いこみがうまく循環して平和な日々があるけれどバランスが狂うと大変なことになる...といった内容かな。

        おもしろくてどんどん引き込まれて読めた。
        そして2転3転する展開と登場人物それぞれの計り知れない裏の側面に根本にまでふれないもどかしさがリアル。
        >> 続きを読む

        2018/07/11 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      鬼の跫音(あしおと)
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 個人的に好きではなかった。なんとも悍ましい物語の短編集。
        この季節には読むのにちょうど良いかも。。所々猟奇的です。 >> 続きを読む

        2015/08/04 by がーでぶー

      • コメント 1件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      カラスの親指
      カテゴリー:小説、物語
      6.0
      いいね!
      • 素晴らしい!! メチャクチャ面白い!!
        全てが美しく、キチンと落ち着き、なんて
        楽しい気分で終わるストーリーなんだろう。凄い!

        タイトルにもなっている「指」のエピソードには
        泣かさせるし、会話のいたるところではニヤニヤ
        させらるし...。最高の一冊。

        コンゲームものになくてはならい最後の
        ドンでん返しがここまで切れ味よく、爽快なものって
        滅多にないよね。
        >> 続きを読む

        2013/04/06 by za_zo_ya

      • コメント 4件
    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      光媒の花
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 前作「球体の蛇」が良かったので期待して読む。
        期待通り良かった。しかし短編なので案外あっさり。
        ちょこっとリンクさせる作りが「おっ」と思わせるがそれ自体にはあまり意味はないので...。
        >> 続きを読む

        2018/07/13 by motti

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      光媒の花
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • ―――道尾秀介は、ミステリーという土壌に咲いた大輪の花である。巧みな仕掛けに驚愕の結末、文章だって美しい。2年という歳月をかけて紡ぎ出された短編集「光媒の花」(集英社)を手に取れば、気づくだろう。その地に安住せず、より広い場所へと歩みを進める作家の姿に――

        「光媒の花」は6章に別れ、今まで感じていた作品とは傾向が違う、淡い哀しみの色彩を帯びた短編集になっている。それぞれは微妙につながっている。

        静かな文芸作品のような香りのする文章で期待を裏切ってくれた。
        彼の本領はここにもあると思った。
        もっと読んでみよう。
        短編は読みやすく、早く終わってしまったがこれから長編にとても期待できる。
        >> 続きを読む

        2015/06/27 by 空耳よ

      • コメント 8件
    • 他1人がレビュー登録、 6人が本棚登録しています
      龍神の雨
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
      いいね!
      • 添木田蓮と楓の兄妹。
        そして溝田圭介と辰也の兄弟。
        何も関係なこの二組が絡むある事件にまつわるミステリ。

        トリックとしてそこまで驚くという類いではないが、当人が思い描く予想とは悉く違うというスタンスはよく出来ている。
        惜しむらくは登場人物が少ないので、事件の先読みは見抜けるかも。

        二組とも過去の出来事に囚われており、それが事件を通じて少しずつ光が射していく。
        結局のところ思い込みや誤解が招いた悲劇なのである。
        >> 続きを読む

        2018/03/27 by オーウェン

    • 他1人がレビュー登録、 5人が本棚登録しています
      月の恋人
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 月9の為に書き下ろされた本というのを後書きで知った口。
        普通の道尾作品だと思っていたらミステリー的な所があんま無くて肩透かし。
        道尾作品への期待値が高い分だけちょっと物足りなかった。

        一方でこまごまとした雑学をストーリーや人物の状況に絡めてグッとくる感じにはさんでくるのは他の作品と同じように健在ぶりを示してると思う。

        >> 続きを読む

        2015/12/11 by W_W

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      笑うハーレキン
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 2013年に単行本版で読んだ作品の再読。主人公の東口は、10年も前に潰れた工場のスクラップ置き場で四人の仲間と暮らす、元家具職人のホームレス。幼い一人息子を事故で亡くし、妻とも離縁し、経営していた家具会社が倒産した末に行き着いた居場所で、携帯電話とトラック、長年使ってきた工具などの僅かな持ち物で方々を家具修理に回り、なんとか生計を立てています。ある日、彼のトラックの助手席に見知らぬ若い女性が忍び込んできます。家具職人の弟子にしてほしいと訴える女性・奈々恵に不審を抱く東口ですが、彼女もいつしかスクラップ置き場の仲間に。そんな中、近くを流れる川に死体らしきものが浮かび上がり…。

        全てを失ってホームレスになった東口のトラックの助手席には、彼が「疫病神」と名付けた亡霊が座っており、東口の過去に潜む深い後悔と自責の念を常に呼び覚ましています。死んだ息子のビデオを何回も見返しながら、失意の底で生きる東口ですが、奈々恵との出会いや、ホームレス仲間に起きた事件をきっかけに、心の奥底にしまい込んでいた、彼が向き合うべき真実と、それを必死に覆い隠そうと仮面を被っていた己の姿を直視しようとします。誰もが皆 ---ホームレス仲間でさえ---「本当の自分たちの姿を正視したくないという思いから」ハーレキン(道化師)のような仮面を被り、「こうでありたいという自分を」演じている、という表現が印象的でした。

        多かれ少なかれ、私たちはいろんな顔を持っています。会社、近所、家族、友達、恋人などに向けたそれは、本来決して「仮」の「面」などではなく、どれもが本当の自分の一面なはずなのですが、例えば外面良く見せようなどと邪念が入り、己を繕って演じ始めた途端に、それは本当の自分を隠す「仮面」になってしまうのかもしれません。そして本当に怖いのは、初めは相手に対して本当の自分を隠すためのであった仮面が、いつしか仮面をつけた本人の本心までも覆い隠してしまう仮面となり、自分で自分の本心が見えなくなってしまうことではないでしょうか。

        仮面をつけた登場人物たちが、それを剥ぎ取るきっかけとなるのは、東口に届いた奇妙な家具の修理依頼です。この一件からラストまでの展開がやや唐突で、妙にエンターテイメント性が高く戸惑いますが、多くの謎に誘導されて、一気に読み終えてしまいます。ちょっと強引なこじつけもあるものの、最終的には色々な伏せんが全て回収され、衝撃的な事実が明らかになった上での読後感は、決して後味の悪いものではありませんでした。
        >> 続きを読む

        2016/02/28 by nomarie

    • 他1人がレビュー登録、 7人が本棚登録しています
      月と蟹
      カテゴリー:小説、物語
      2.8
      いいね!
      • すきじゃないかな

        2015/06/07 by kurobasu

    • 他1人がレビュー登録、 15人が本棚登録しています
      光
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • 蛍の幼虫って光るんですね。

        川に取りに行った時の、「あっためればいいんでしょ」



        見舞いに行った時のくしゃみ

        だけであの登場人物のスネ夫ぶりが全部ゆるせる気がした。
        >> 続きを読む

        2016/02/02 by W_W

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      鬼の跫音 (あしおと)
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 2006年から2008年にかけて角川書店の小説誌「野生時代」に掲載されていたホラー短編を纏めたものです。

        タイトルは作中編『冬の鬼』内の一節から採ったもので、全6編を通じて人間の内なる“鬼”が次第に膨張し、現実に具現化した時の恐怖を表した絶妙なものと思いました。

        短編六本。
        なかでも怖ろしく読み終えたのは『けもの』という作品です。
        主人公の若者(♂)は、家族の落ちこぼれです。
        医師や教師、警察官といった祖父母、両親と、優秀な妹に馬鹿にされながら、卑屈な毎日を過ごしています。
        志望した大学への入学も失敗し失意の浪人生活の只中、ふとしたはずみで壊してしまった室内の椅子。
        バラバラになった椅子の足の付け根の部分、分解でもしない限り絶対に人目につかぬ場所に、彫刻刀で彫られたとみられる奇妙な書き込みを発見します。
        …そういえばこの椅子は、刑務所作業製品ということだったな…
        彫られた文章の異常さに、思わずインターネットで調べ始める彼。
        すると、その椅子は、福島県内で数十年前に起きた猟奇大量殺人の犯人が獄中で作りあげたものであることが判明するのでした。
        憑かれるように福島へ向かう彼。
        ひとつ屋根の下に暮らす優秀な家族たちは、彼の動向にもはや何の関心も示すことはなかったのです。
        事件の地に降り立ち、殺人事件のあらましを調べだすと、そのおぞましさに身震いを禁じ得ない主人公でしたが、徐々に自分と犯人との間に共通する境遇を感じはじめ…。

        解説で京極夏彦さんが評しておられるおられる通り、道尾さんはテクニシャンという評が相応しい作家さんです。
        敢えて「S」とアルファベット一字で登場する、禍々しさを象徴する、物語のキーとなる登場人物。
        物語の随所に登場する鴉、鴉、鴉…。
        多作ゆえかどれが代表作かと問われれば、返答に窮する作家さんではありますが、逆を言えば駄作を生み出していないことの裏返し。
        今年は、彼の作品をたくさん読んで、道尾ベストを探してみたいと思います。
        >> 続きを読む

        2016/02/08 by 課長代理

      • コメント 2件
    • 6人が本棚登録しています
      鏡の花
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 連作短編群青劇であります
        登場人物は、すべてのお話でリンクしていますが全く違う人生、世界が描かれた六つのお話となっています

        もし・・・・・なら
        もしも・・・・・していたなら
        「たら、れば」の世界

        六つの章で共通事項
        登場人物は、大事な人を失うということ
        失ってから初めて気づく想い
        そこには、生きている人々の葛藤がある訳で
        エゴであったり、思いやりであったり、愛であったり
        だからといって共にいれば幸せな人生を送ることが出来るというほど簡単なものでもなく・・・・・

        この作品を読んでいると
        「あたりまえなことなど人生には一つもないのかもしれない」
        って感じます

        六つのお話は、まとまることもなく
        繋がりそうで
        全く繋がらない
        とっても不思議な感覚の短編集

        道尾秀介氏の美しい世界をご堪能ください

        『光媒の花』を読んでみたくなりました!!
        >> 続きを読む

        2013/12/26 by momokeita

      • コメント 4件
    • 5人が本棚登録しています
      片眼の猿 One-eyed monkeys (新潮文庫)
      カテゴリー:小説、物語
      2.7
      いいね!
      • 盗聴能力を持つ探偵の主人公が陰謀に巻き込まれつつ恋人の死の真相を追い求めるというお話だけど・・・・。話がとっちらかっていてよく判らなくなっている。
        ネタバレになるが叙述トリックモノなんだけど「だからどうした」と言いたくなる結末。あまり納得いかず。
        >> 続きを読む

        2012/03/19 by ybook

      • コメント 2件
    • 15人が本棚登録しています

【道尾秀介】(ミチオシュウスケ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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