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第Ⅱ部を読むだけでも日本の成り立ちに触れられるので一読の価値があります。私見ですが、中央集権的な教育から、藩校の様な地域に根差した人間育成まで、教育の多様化について検討が必要だと思います。教育を変えないとという点では賛成です。 >> 続きを読む
2014/05/18 by Hiropika
タイトルからして不気味ですが、オカルト的な要素は薄いです、というかわりと理路整然としています。 メインテーマは「崇徳院の怨霊」について。彼が後白河院に恨みを抱いて憤死→怨霊になっていく過程、それにともなって起こった不可思議な死・・・ 思えば崇徳院もかわいそうな方です。まず彼の出生が悲劇的で、彼の両親は鳥羽院と待賢門院璋子なのですが、崇徳院は璋子と後鳥羽院の父である白河院の間の子なのですよ!(このあたりの、二人が関係を持った日から逆算して・・・っていうところまで文献で調べていらっしゃるのだからすごいですが) 父の鳥羽院からは「叔父子」と忌み嫌われ、弟の後白河院からも忌み嫌われ、保元の乱で破れて讃岐に流罪。 とうとうあまりの怒りのため讃岐にて憤死。後白河院に加担したものを呪い殺し、天災を巻き起こし、百年ごとに天下大乱を引き起こした、のだそうです。 竹田さんによると、なんと幕末の動乱も崇徳院の怨霊の仕業だとか・・・恨みってのは怖いですね。 そうそう、幕末といえば時の天皇孝明天皇は全力で崇徳院の怨霊を鎮めようとなさったそうですね。それこそ、命をかけて。孝明天皇の死因は諸説あるそうですが、倒幕派にとってタイミングが良すぎる死だったため暗殺説も囁かれていますし、病を得てお亡くなりになったとも言われています。 これも竹田さんによると、崇徳院の怨霊に命を捧げる代わりに幕末の動乱を最小限に抑えたというわけですね。 という、なんとも不思議な話を大まじめに書いてある本ですが、割と筋は通っていると思います。 最後に補足。この本を買いている時、筆者の周りではPCやプリンターが原因不明の故障をおこしていたのだとか・・・これも崇徳院の祟りでしょうか。 >> 続きを読む
2013/07/07 by kissy1986
京都にある神社を、深く知り、何十倍も、楽しむためには必須の本。当時の皇族が、何を、何故恐れていたのか、などがわかります。日本や日本人は、宗教を持たないと、外国から、思われている。でも、この本を読むと、私自身をふくめて、日本人の「宗教観」が見えてくる。京都の神社仏閣めぐりをする前に是非読んでおきたい本。 >> 続きを読む
2015/08/18 by mmayu
書き方はともかく日本には誇るべきものともっと大切にしなきゃいけないものが沢山あるってことだよね。その点ではその通りだと思うが、何か書き方が好みじゃなくて残念。 >> 続きを読む
2013/06/15 by freaks004
読後の若干の違和感はありますが、話題になるだけの本ではあります。戦後レジームからの脱却が必要なことも納得。その答えが古事記や日本書紀というのが違和感の正体かなー。道徳や郷土史、佐賀なら葉隠など自分の故郷に誇りを持てるような教育の充実なら賛成です。続けて何冊か読んでみよう。 >> 続きを読む
2014/05/08 by Hiropika
【竹田恒泰】(タケダツネヤス) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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