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大崎梢

著者情報
著者名:大崎梢
おおさきこずえ
オオサキコズエ

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このランキングは1日1回更新されます。
      配達あかずきん 成風堂書店事件メモ
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!

      • 文庫版発売当初書店の平台で偶然出会ってから、何度も読み返してきた一冊。
        そして何度読んでも面白い。
        本が好きな人、書店という場所が好きな人、書店で働く人、もしくは読書には全く縁の無い人…
        誰もが読んでいくうちにきっと「あっ」と共感できるポイントが見つかるはず。

        この本は本好きだけでなく、あまり読書に興味がない、という人にもお勧めしたいです。

        学生さんなら学校の朝読書(という慣習現在も残っているのだろうか。私が高校生の頃はあったが遠い昔過ぎて…)なり読書感想文など「何を読めば良いか分からない」子でも取っつき易い内容になっています。
        そして何より舞台は日常生活の中で身近な書店。漫画以外の本を読む習慣は無くても書店は好きって人は多いはず。

        読書は私にとって中学生の頃から10年以上なんとなく続いている趣味ですが、今まで読んできた本のうち作者は99%日本人の方ばかり。
        何度か海外文学にも手を出しましたが、小学校低学年向けの児童文学や絵本以外は挫折。
        理由は単純、話が面白かったか以前に、カタカナ表記の馴染み無い名前の登場人物や舞台設定を上手く想像できなかったからです。(漫画やアニメだったら大丈夫なのですが…)

        余談はさておき、成風堂は駅ビルにある書店。
        主人公は書店員の杏子さんとバイトの多絵ちゃん。
        読書に馴染みの無い人も「あー、本屋で働くお姉さん達が想像できる!頭の中で映像になって動いてる!」ってなるんじゃないでしょうか。
        というより今このレビューを書いている最中も、私の頭の中では名探偵コンビが成風堂で謎を解いています。

        この本は読む度に私を「面白かった!」という気持ちにさせてくれる。
        そして見知らぬ誰かにとっても同じ気持ちになれる本であればいいな、と思える一冊です。

        ちなみに五つの短編の中で個人的に一番好きな話は二作目の「標野にて 君が袖振る」です。
        でもラスト一行で「やられた…」と心掴まれたのは「パンダが囁く」
        あのパンダにまた会いたい。

        >> 続きを読む

        2016/11/07 by 【六助】

      • コメント 3件
    • 他3人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      クローバー・レイン = Clover Rain
      カテゴリー:小説、物語
      4.7
      いいね! Tukiwami
      • レビューで知った1冊です。

        編集者がたまたま読んだ原稿を本にする苦労、
        本を出して終わりでなく平台に置いて見て手にとり読んでもらいと。。。
        本の話に登場人物の身の上話がうまく絡んでよかったよー
        スピンオフで「シロツメクサの頃」はでていないのねw

        初読みの作家さんでした。
        いろんな皆さんのおかげで新しい作家さんとの出会いが
        ほんとーに増えて読みたい本がたくさんw



        >> 続きを読む

        2016/02/13 by 降りる人

      • コメント 3件
    • 他3人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      スノーフレーク
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 青春、甘酸っぱい、切ない、ほろ苦、ミステリ。

        本書を読み終えて真っ先に思い浮かんだのがこの言葉たち。

        ラストの数十頁でやられた。こういうことだったんだなと。とてもミステリとしても良く出来ているし、純粋な青春モノとしてもよく出来ている。

        読後感はちょっと苦い、ビターな珈琲のようなでもどことなく香る花茶葉の紅茶のような甘苦い感じもする。こう、ホッと出来る反面ちょっと喉に何かが引っ掛かる様なでもそれが嫌味にならないというか。

        ちょっと支離滅裂になってきたかもなので(笑)端的に言うと上質な読書体験が出来たということ。

        こういう感覚は中々自分一人で探して読むのでは味わえないので凄く感謝です。

        最後に一言。

        「享かっこ良すぎだろーーーーー!!」
        >> 続きを読む

        2015/03/05 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他2人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      ふたつめの庭
      カテゴリー:小説、物語
      4.5
      いいね!
      • おもしろかったなあ。温かい・・・温かいよう。そしてヒロインが可愛いし健気でそして焦れったいよう。でも、そこが良いんだよねえ。


        読み終わった後、じんわりと温かい気持ちになれた。自然と笑みもこぼれていたしほんとに読んで良かったなあとしみじみ思った。

        ヒロインは保育園の保育士、小川美南。美南が勤務する保育園には様々な事情を抱えた親子が毎日登園してくる。その中に離婚の末自分の子供を引き取ったシングルファザーの志賀隆平がいた。最初は志賀のぶっきらぼうな態度にどぎまぎした美南だがそのうちシングルファザーとして悩んでいることや気になっていることを話していくようになり志賀の一人息子旬太を介して且つ園で起きる色々なトラブルにふたりで対応していくうちに次第に美南は志賀に惹かれていく。

        しかし、美南にはライバルが多い。志賀はシングルファザーで且つ良い所に勤めているし旬太の為に部署も育児がしやすい所に変えた。それに対して色々言う人もいたがそれを意に介さずひたむきに旬太を育てている。その上イケメン。当然シングルファザーがいればシングルマザーもいて。母親たちの間ではちょっとした有名人。美南もそれをわきまえた上で志賀に想いを寄せている。


        これだけでもドキドキするのに前述した園でのトラブル、ちょっとした事象が軽いミステリ調になっていたりで読み手を飽きさせない。さすが大崎梢氏!と思った。


        焦れったい・・・その言葉通りだと思う。ここまで焦らしてどうすんの!?と思ったがラストで・・・言えない。これは読んでからのお楽しみ。多分にやける。



        この作品を読んで将来自分に子供が出来た時はこういう保育園に通わせたいなあと思った。明るく親同士も仲が良いって良いなあ。まあ、先ずは相手を見つけないとだけど。。


        実はこの作品は1回図書館で借りてきてちょっと読んでそのまま返却期限になってもういいかと思って返そうと思ったのだがなんかこのまま返すの勿体無いなと思いもう一度借りて、で、その日の内に(それが今日だったのだが)読んで面白くて残りを一気読み・・・良かった~、返さなくて・・・。


        最後に一言。

        「美南・・・可愛い・・・!」


        今、とても温かい気持ちに浸ってます。
        >> 続きを読む

        2016/02/27 by 澄美空

      • コメント 6件
    • 他1人がレビュー登録、 4人が本棚登録しています
      夏のくじら
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! Taku
      • よさこい祭りと恋?を絡めたお話。
        よさこい祭りがどういうものか凄くわかります。
        サクッと読了。。。 >> 続きを読む

        2016/02/18 by 降りる人

      • コメント 3件
    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      キミは知らない
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 知らない事実
        知らされていない事実

        世の中にはたくさんのことにあふれていて、
        そのなかでもほんの一部しか自分では知っていない事実を
        知らなければならない。
        もっともっとたくさんのことを知ることと、知ったとき
        受けとめらる人でありたいと思う。
        >> 続きを読む

        2015/11/30 by -water-

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      スノーフレーク
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 郷里
        離れる
        思い出

        気持ち


        幼馴染の男の子が事故で亡くなって6年。
        来年は郷里を離れ、上京する一人の女の子が、郷里を離れる前に
        その男の子の事故についてもう一度向き合うお話。
        向き合うことで、けじめをつけること。
        忘れていたことを思い出すこと。
        たくさんの人から、その男の子のかけらをもらっていく。
        >> 続きを読む

        2016/05/29 by -water-

    • 3人が本棚登録しています
      プリティが多すぎる
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね! Taku
      • 表紙に惹かれて読んでみた。

        ティーン雑誌の裏側を描いたような物語で、
        モデルの世界ってやっぱり甘くないんだろうなと思ったし
        女の子が好きになるものを男性が理解するのも難しいんだろうなと思った。

        出版社とか広告の関係とか出版社内での問題とか普段自分が全く知ることのない世界の話だからそこは新鮮で面白かった。
        私も昔はティーン向け雑誌を読んでたので、裏でこんなことが行われてるんだなぁと感心しました。(笑)
        >> 続きを読む

        2014/06/03 by mocka

    • 5人が本棚登録しています
      夏のくじら
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 初読みの作家の方。高知県で夏に開催される「よさこい」祭りを題材にした小説。お祭りのイメージがつかみにくかったので動画サイトで「よさこい」を検索しながら作品を読んだ。そうすることによって高知の人達が「よさこい」にかける情熱というものが少しでもこの小説から読み取れるような気がした。住んでいる地域にも「祭り」はあるけれど、こんなに地域ぐるみで大規模なものはないので、うらやましいなと思う。ただ、終わり方があっけなかったのでもう少し物語の余韻があればなとも同時に思った。感想はこんなところです。
        >> 続きを読む

        2016/09/09 by おにけん

      • コメント 2件
    • 1人が本棚登録しています
      平台がおまちかね
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 「BOOK」データベースより

        作り手と売り場を結ぶ糸をたくさん鞄に詰め込んで、出版社の新人営業、井辻智紀は今日も本のひしめくフロアへと向かう。―でも、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら何故か冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が会場に現れない!?他社の先輩営業マンたちにいじられつつも、波瀾万丈の日々を奮闘する井辻君の、こころがほっとあたたまるミステリ短編集第一弾。


        最近読んでなかなか楽しめたのでさらにもう一冊読んでみました。「配達あかずきん」では書店員ミステリー。この作品は出版社の営業ミステリーです。
        基本的に短編よりも連作の方が入り込みやすくて好きです。
        これも中堅出版社の新人営業の井辻君が、書店に纏わるトラブルを解決していく話なのです。例によって誰も死なないのですが、謎の部分が書店や出版社に纏わるものなので興味深く読む事が出来ました。
        出版社と書店の関係って本を注文して送って、返本して終わりって思っていましたが、営業さんって全国の書店を回って販促したり、注文取ったりと大変なんですね。平台ってそんなにまじまじ見ないタイプなんですが、大型店舗の平台の獲得というのはまさに戦争状態で、弱小出版社では獲得できないという事が良く分かりました。

        この話の中でとっても良さそうだなと思ったフェアがありました。
        各出版社が自社作品1作、他社の作品1作を選んでPOPを書き、その売れた冊数で平台を勝ち取ることが出来るという物で、他社の営業がお勧めする本が並んでいるってなんだかワクワクします。近所でやってくれないかなあ。田舎だから無理か。


        >> 続きを読む

        2015/09/06 by ありんこ

      • コメント 11件
    • 5人が本棚登録しています

【大崎梢】(オオサキコズエ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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