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芝村裕吏

著者情報
著者名:芝村裕吏
しばむらゆうり
シバムラユウリ

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      この空のまもり
      カテゴリー:小説、物語
      4.2
      いいね! oasamaru
      • 強化現実技術により
        世界中のあらゆる場所と人に
        電子タグをはりつけられる時代。
        強化現実眼鏡を通して見た日本は、
        近隣諸外国民の政治的落書きで満ちていた。
        現実政府の対応に不満を持つネット民は
        架空政府を設立
        ニートの田中翼は架空防衛軍10万人を指揮する
        架空防衛大臣となった。
        就職を迫る幼なじみの七海を
        気にしつつも遂に迎えた清掃作戦は
        リアル世界をも揺るがして・・・

        まぁ、愛国ときくとまずは

        『銀河英雄伝説』のヤンの言葉

        「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が
        安全な場所に隠れて戦争を賛美し、
        他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」や

        『愛國戰隊大日本』が浮かんだりする人間が書くことではないのですが(笑)

        『マージナル・オペレーション』の著者の作品です。
        特にこの台詞がぐっときます。

        「とはいえ、戦ってねじ伏せるだけが方法ではないはずだ。
        同じ地区の住民同士、いがみ合わなくてもこの国を良くすることはできる。
        誰かを追い出したりしないでも国を守ることは出来る。
        この国を貶めなくないでも上に行く方法はいくらでもある。
        愛国心は・・・・・・誰かを傷つけなくても存在を証明出来る。
        他人を傷つけることが愛国心だと思っている
        哀れな(略)に教えてやろう。
        そうではないと。
        真なる日本とやらは、折り目正しく助け合う秩序だった
        いつもの我々であることを」

        甘いと言われるかもしれません。
        ただ、自分たちもそうでありたいと

        ただ、自分ぐらいの年齢の人間になると
        多少なりとも政治家、もしくは政治屋ともいえるような人間と接触する機会が増え
        その人たちの中身が幾重にも覆われている
        そして、他人よりも良くも悪くも自己顕示欲が強く
        行動力もあります。

        そんな人たちの心の奥底にある
        シンプルな動機にこういったものが
        あること、そして、それがきちんと再度目覚めてくれることを願ってやみません。

        表紙の可愛らしさとは裏腹に
        別にSFとしてもよく出来ていて
        日本の未来(人口減少からはじまり)をリアルに
        描いていることも 好感がもてます。
        >> 続きを読む

        2013/06/22 by きみやす

      • コメント 2件
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      マージナル・オペレーション
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 『月刊アフタヌーン』で新連載された一話目がものすごく興味を惹いたので原作を
        数軒の書店を巡って揃え、その日のうちに読了。

        30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社だった。
        住み慣れた東京を遠く離れた地で訓練を受けるアラタ。
        単なる傭兵ではなく
        (OO)オペレーター・オペレーターと呼ばれる
        簡単に言うと実際の戦闘員(軍事行動者)であるオペレーターを指揮する立場で雇用されたアラタは
        持ち前の記憶力とゲームで培った戦術・戦略観は
        実際の戦闘でさらにその才能を開花させていく。

        ・・・ただそれが、ゲームのユニットではなく
        生身の人間が戦って血を流していることを知った
        彼は激しく動揺していきます・・・

        個人的には好きな作品です。
        自分の才能に対して懐疑的なところも
        どことなく『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリーを
        髣髴とさせます。

        あと、2巻での日本での戦闘は『BLACK LAGOON』の日本編を思い出します。

        ロックが日本を捨て、悪党に目覚めていくのと
        アラタが否応なしに、戦闘指揮者として生きていくところなんか結構似ている気がします。
        傍らに居るヒロインの差も大きいかもしれませんが・・・

        最後に、星海社さんの本についている栞紐(スピン?)は
        長く、色も綺麗なのですが
        家に居ついている猫が(けっして飼っている訳ではない)遊び道具と勘違いして、ものすごく
        読むのに手間取りました(笑)
        >> 続きを読む

        2013/06/10 by きみやす

      • コメント 9件
    • 7人が本棚登録しています
      マージナル・オペレーション
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 敵は、人民解放軍──。

        西側諸国からの要請を受け、キャンプ・ハキムを本拠地とし
        少年少女兵として生きられない者たちを受け入れ
        24人からに2000人の大所帯となった傭兵軍を率いるアラタ。
        “子供使い”という悪名とは裏腹に、“少年少女兵”の存在を無くすために
        彼らから使わなければならない皮肉に苦しみながらも

        領土拡大を画策する中国とミャンマー北部の緊張状態の中で
        位置する村々を怒濤の勢いで攻略していく。

        それに対し、ついに中国は正規軍である人民解放軍を投入する。
        無人偵察機や攻撃ヘリなどの
        近代兵器を惜しげもなく繰り出す敵に対し、反撃を与えていくのだが……。

        面白い。面白いんだけど
        欲を言えばもう少しページ数が欲しい。
        普通の作家さんなら、2倍ぐらい膨らましても
        よさそうな戦闘シーンやアイデアを
        無造作と思えるほど使いきっていきます。

        次巻、最終巻とのこと。
        きちんと着地してくれることを期待しています。

        ちなみに(どうでもいいことですが)今回は猫に邪魔されないように予め、移動しながら読むことにしました。
        家族からの目が若干、冷たかった気もしますが。

        今回は、猫に邪魔されずに済みました(笑)
        >> 続きを読む

        2013/06/17 by きみやす

      • コメント 4件
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【芝村裕吏】(シバムラユウリ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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