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西川美和

著者情報
著者名:西川美和
にしかわみわ
ニシカワミワ

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      その日東京駅五時二十五分発
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 初めは何の話なのかピンとこなかったのは正直なところ。
        でも、読み進めていく間に、だんだんと語られている風景・光景が脳裏に浮かぶようになってきた。
        時代は、まさに、戦争が終わる前後のこと。
        淡々と物語が進むがゆえに、かえってその不条理さとかが、色濃く浮かび上がってくる。
        実際、どれくらいの割合で、ここに描かれているような人たちがいたのだろうかと思った。
        意外に多いのかもしれない。
        これもまた、戦争というものの一つの断面なのは、事実だと思う。
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        2014/08/15 by けんとまん

    • 3人が本棚登録しています
      ゆれる
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね! KEMURINO
      • 個人的に都会、故郷、家族の距離感をリアルに描いた名作映画だとリスペクトしてきた。しかし、その原作を今まで読んでいなかったことを後悔した。

        ストーリーはもちろんテーマも映画とまったく変わらないのに、映像と文章という表現手段の違いを、くっきりと浮かび上がらせ、観客と読者に同じ熱量と質感を伝え、引き込んでゆく作者の手腕に敬慕。

        『永い言い訳』も大好きな小説だが、小説版『ゆれる』も心を揺さぶる魅力的作品だった。映像と小説世界をぶれなく行き来できる才気の秘密はきっと練りに練った脚本にあるんだろうなぁ。久しぶりに映画を観たくなった。
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        2017/05/24 by まきたろう

    • 3人が本棚登録しています
      きのうの神さま
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
      いいね!
      • 映画監督・西川美和氏による僻地医療を題材にした短編集。

        映画監督による小説は文章が稚拙であったり、展開が雑なものが多く正直あまり期待していなかったが、本作は純粋な文学作品として優れており、西川氏の文才に驚かされた。

        国内外の映画賞を多数受賞した『ディア・ドクター』の関連作品ではあるが、単なる原作小説ではなく、登場人物達の過去・未来を描いたアナザーストーリー。映画の枠では描ききれなかった僻地医療に携わる人達のこころのありよう、医療関係者の家族の覚悟を見事に表現しており、直木賞候補にあがったというのも納得。

        ※ちなみに映画を観なくても、独立した作品として十分楽しめる内容です。ただ登場人物達への感情移入のしやすさを考えると先に観たほうが良いかも。
        >> 続きを読む

        2012/09/27 by ybook

      • コメント 3件
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