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KyngeJames

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著者名:KyngeJames

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      中国が世界をメチャクチャにする
      4.0
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      •  タイトルは過激ではあるけれど、激しい中国叩きの本ではないことを最初に述べておこう。

         著者は中国に留学経験もあり、中国語も理解しており、どちらかといえば中国に好意を持っているほうだと思う。

         しかしながら、中国が世界に対して(主に悪い方向で)影響力を増してきたことは事実である。

         欧米の工業は衰退し、東南アジアやアフリカの資源は絞りつくされる。

         今や「世界の工場」となった中国は欧米や日本で作られる高度な工業製品と同じものを格安で作ることもできるのだ。

         そして12億の人民、中でも1億人以上いるといわれる中流層の消費意欲は強大だ。まさに鯨飲馬食。

         世界一の経済大国は米国だが、成長率やその勢いで中国経済に敵う国はおそらくいないだろう。

         筆者も大学時代、何人かの中国人留学生とあったけれど、みんな優秀な人ばかりであった。おそらく、ハーバードとかケンブリッジ大学とかに留学した学生は、日本のそれよりももっと優秀なのだろう。

         しかしながら、そんな成長が世界経済に大きな偏りをもたらすことは言うまでもないだろう。

         中国の安い工業製品は、その日の生活すらままならない貧しい労働者の犠牲や、破滅的な環境破壊の上に成り立っていることは有名である。

         中国の「独り勝ち」のような状態は長くは続かないであろうことは、ほかならぬ中国人自身が一番よくわかっているのではないか。

         次に世界経済が「崩壊」することがあるならば、その爆心地、いわゆるグランドゼロは中国になるだろう。

         それを防ぐためには、中国が各国と協調し、環境問題に配慮し、汚職を無くし、それからそれから、とにかく課題は山積している。

         中国国内の問題に言及するのは内政干渉といわれるかもしれないが、今は尖閣諸島や南沙諸島など外国との軋轢も絶えない。中国の良心ある人たちは、今一度祖国の現状とこれからの世界を考えてみてはどうだろうか。

         それが何より「一流国」の証しであろう。
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        2014/12/23 by ぽんぽん

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