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田中ロミオ

著者情報
著者名:田中ロミオ
たなかろみお
タナカロミオ

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このランキングは1日1回更新されます。
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 妖精さんたちと送るほのぼのSF。
        醸し出されるゆるい雰囲気の中、なかなかにパンチの効いたブラックなジョークがいい塩梅に味を出している。
        人類が衰退した世界で、甘いお菓子が大好物な三等身で不思議な力を秘めた妖精さんと旧人類と妖精さん達の仲介を目的とする調停員の「わたし」が何とも不思議な騒動を解決しながら親睦を深める物語。
        本能に忠実に行動する妖精さんが起こす現象に、頭を抱えながらも普通のモノサシで測れない新鮮な驚きをどこか楽しんでいる「わたし」が少しづつ打ち解ける様子は、ずっと見ていても飽きる事がない極上の癒やしの一時をくれた。
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        2018/06/26 by ebishi

    • 他3人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • クスノキの里に学校を復興させる計画に奇しくも教師役として任命されたわたし。三人の問題児に頭を悩まされながら、培った教えで導く物語。

        優れた知性を教え導く為に、慈愛の鞭を振るえ。

        緩やかに人類が衰退した世界で子供達は、何を夢想い生きればいいのだろう?中途半端な絶望と希望とが折り混ざる時代で、危機感も明日に希望を抱く事も出来ない子供達。
        その問題ばかり起こす行動の裏側には等身大の己を認めて欲しい欲求があった。

        同じ目線で真剣に自分達に向き合い、叱ってくれるわたしの存在はいつしか凍てついた子供達の心をも溶かすのだ。
        >> 続きを読む

        2020/11/10 by ebishi

    • 他1人がレビュー登録、 3人が本棚登録しています
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 人類が衰退した世界で、妖精によって世界が掌握される中、調停官となったわたしが、妖精と人の間を取り持つ事で、信じがたい神秘の力に遭遇する物語。

        遂に人類が衰退した黄昏世界、妖精の隆盛を見届けよ。

        かつては人類が牛耳っていた世界。
        しかし、それに代わる神秘を秘めた妖精が現出する事で事態は空前絶後となる。悪意の欠片も無い純朴な塊のような妖精が巻き起こす様々な奇跡は、まるで用意周到に蒔かれた種が花を咲かすようだ。

        その奇跡に心の底から驚かされながら、妖精の願いを聞き届け、次第に深まって行く絆の在り方が素晴らしいのだ。
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        2020/10/27 by ebishi

    • 2人が本棚登録しています
      Aura 魔竜院光牙最後の戦い
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • ある日、教室に忘れ物を取りに夜中に忍び込んだ平凡自若な青年·佐藤が出逢ったのは己を青の魔女と言い放つ妄想戦士·良子。そんな二人の出逢いが複雑に構築された学級序列を捻じ曲げる物語。

        けれど、妄想と軽んじるなかれ、願い続ければ現実となる。

        世知辛い迄に学級統制が行われた息苦しい教室で、甘美な妄想に身をやつす時だけが心底救われる瞬間。
        個性を認めようとしない狭量な価値観を押し付ける級友達。
        主人公·佐藤も、その抑圧に負けて、夢をあるがままに見る事を忘れていた。

        それを思い出させてくれる良子と共に妄想を現実にするのだ。
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        2021/02/23 by ebishi

    • 1人が本棚登録しています
      灼熱の小早川さん
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • タイトルの通り小早川さんというヒロインにひたすら焦点を当てていくライトノベルです

        この小早川さんというのがとにかく不正や曲がったことが大嫌いなキャラクターで、いわゆる委員長タイプというものなのですが、それのさらにガチガチなタイプです(笑)

        決して自分の意見を曲げず、悪いと思ったことは悪いと言い切る、はたから見てると気持ち良く感じることもあるかもしれませんが現実で対面するとかなり面倒くさいタイプのキャラクターだと思います(笑)

        その小早川さんと周りの学生との摩擦や、小早川さんの言動に巻き込まれることになった主人公との触れ合いなどが主なストーリーです。

        「空気」というものが尊重される現代で、その「空気」にひたすら抗い続ける小早川さんの言動は中々に考えさせられることがあります。

        話のテンポも良く、読んでいて飽きない作品であると思います。
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        2014/05/02 by sangatu

      • コメント 3件
    • 1人が本棚登録しています
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 人類が衰退した世界で、調停官となったわたしは、四六時中、妖精が巻き起こす不思議な現象にてんやわんやする中、少しずつ妖精の本性に迫る物語。

        それは妖精にとっては理想郷、人間にとっては摩訶不思議な世界。

        何かを理解するには受け身で無く、積極的に自分から働くべきだ。
        理解出来ないからと切り捨てるのは簡単だ。
        しかし、妖精の起こす数々の奇跡は、突拍子もないように見えて全て意味がある。

        我々人間が慣れ親しんだ常識に皮肉るように風刺を入れる様は、弾むような楽しさの中に、何処か心をざわめかせる何かが胸を捉えて離さないのだ。
        >> 続きを読む

        2020/10/29 by ebishi

    • 3人が本棚登録しています
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 絶賛、衰退中の人類の記録を目指した計画が粛々と執り行われる中、妖精の思わぬ弱点が浮上し、わたしは遺跡調査へと乗り出す物語。

        何もかもが妖精の黎明期、人の創り出す科学とどう折り合うか?

        妖精の不思議な魔法と人類の産み出す科学とが、両者がお互いを理解して、歩み寄るには時間が必要だ。
        博学だからといって、それはまだ判断材料に過ぎず、見識の代わりに知識を持ち出す輩が何と多い事か。
        けして、見下す事も驕る事も無く、互いの存在を在りのまま認めた先に想像もつかない発展が待つ。

        わたしがいつかその架け橋になる事を信じたい。
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        2020/10/31 by ebishi

    • 3人が本棚登録しています
      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • わたしと妖精の交流も深まる中で、妖精の工場が開発した品物が里で出回る事により、わたしは祖父達と共に怪しげな工場を視察する物語。

        まさしく常軌を逸した未知なる力、踊らされながら人は何を思う?

        妖精達が数々に巻き起こす現象は我々人類の停滞した思考に警鐘を鳴らす。
        確かに、普段口にしている物もどういう過程で製造されているのか把握していない。
        妖精の工場で垣間見る真実は、合理的で効率的だが、それに晒された時に我々を受け入れる事が出来るのか?

        やっと、妖精との心交わす事が出来たと思ってもそれは人類の驕りなのかもしれない。
        >> 続きを読む

        2020/11/03 by ebishi

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      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • わたしが調停官になる前、学舎と呼ばれる機関で、寄宿舎で出会った数々の仲間達との想い出を省みる時、感傷が胸を締め付ける物語。

        あまりにも暗い涙にはさよならを、これからは甘美な幸福で胸を浸して。

        誰しも思い出すのも憚れる暗い過去と言う物語がある。
        周りの環境というより、そこで出逢う人々が厄介で。
        両親を亡くし、しがらみと心の闇に苛まれ、学生生活を送り、孤独と悪意の連鎖で静かに涙するわたし。

        居場所が無いと嘆いていた夜を越えて、神秘を秘めた妖精達と出逢い、次第に笑顔を取り戻す彼女はこれからは甘美な夢を見て良い筈だ。
        >> 続きを読む

        2020/11/05 by ebishi

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      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 季節は冬を迎え、里で鳥人類コンテストが開かれ、その責任者にわたしが抜擢されたり、里で悪友のYと共に同人ブームを白熱させる物語。

        どれだけ叡知の結晶を注ぎこんだとしても、記録それは儚い物。

        壊滅確定の飛行機に乗り込み愚かな人々の責任を擦りつけられたく無いが為、お菓子で妖精を雇い、超常の力で未然に事故を防ぐわたし。
        里での腐女子を増やさんが為に、同人ブームの火付け役となるY。
        どれもが、発端は人類が何か始めようとして起こる騒動で、それに妖精の助力を仰ぐと言う形。

        この関係は少しの優しさと儚さで成り立つのだろう。
        >> 続きを読む

        2020/11/07 by ebishi

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      人類は衰退しました
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
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      • 壊滅的に人口が減少した里で、月面調査を赴いた祖父に代わり、わたしが里にまつわる諸問題を解決しようと模索する中、ある不思議な夢を見る物語。 

        まるで泡沫の夢、それでも掴み取りたい光明。

        偉大な祖父が突然居なくなり、里の窮地を救わねばならなくなったわたし。
        大切な人の不在は確かに彼女の心を蝕んでいく。
        振り返ればわたしの無軌道さをいつも近くで見守り修正してくれる存在が居た。これからはわたしが里の皆を守るのだと決意しても、手痛いしっぺ返しを食らう暗中模索の日々。

        それに寄り添う妖精の奇跡に縋り一筋の光明を見出だすのだ。
        >> 続きを読む

        2020/11/12 by ebishi

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