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円城塔

著者情報
著者名:円城塔
えんじょうとう
エンジョウトウ

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このランキングは1日1回更新されます。
      屍者の帝国 = The Empire of Corpses
      カテゴリー:小説、物語
      3.3
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      • 晦渋ではあるものの、設定は面白く引き込まれた。別で文庫版のあとがきを読んでみたが、円城氏の思いが伝わって良かった。概ね満足できる作品。 >> 続きを読む

        2017/05/27 by hiro2

    • 他3人がレビュー登録、 13人が本棚登録しています
      道化師の蝶
      カテゴリー:小説、物語
      2.8
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      • おもしろい。けど意味不明。作者の狙いどおりなのだろう。

        なかなか心地よくツカミがキマってる序盤はまだいいが、だんだん混沌とした前衛的な文章になっていく。
        こういう本は途中のどこかだけ読んでも楽しめるんじゃないですか?笑

        同時収録の「松の枝の記」のほうがSFみたいに感じられて好きかも。こっちのほうがわかりやすかったし。

        しかし、話題になるだけの問題作ではあるね。

        (amazon解説)
        無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。正体不明の作家を追って、言葉は世界中を飛びまわる。帽子をすりぬける蝶が飛行機の中を舞うとき、「言葉」の網が振りかざされる。希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、言語をめぐって連環してゆく物語。第146回芥川賞受賞作。
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        2019/02/28 by motti

    • 他2人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      烏有此譚
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
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      • 栞がついていないということは、とても不親切な本である。
        必要十分な2本とまではいかなくても、栞紐でも構わないので、1本は欲しいのが心情である。
        別に栞に異常な執着があるわけでもないのだが、もし栞がついていないとしたら、この本はとても読みにくいことになる。そんな魔力を秘めている。・・・いや、秘めるなら、隠したままでいてくれたら、どんなに親切なことか。
        (もちろん、普通の本であれば栞があろうとなかろうと、気にも留めない。)

        あろうことか、初めのページの章題にさえ注釈がついている。その注釈には、更なる注釈が添えられており、初めのページの章題に添えられた注釈を読んでいくだけで、ページが8Pも進んでしまうのである。まだ冒頭の章題しか読んでいないのに!
        ページの2/5程が注釈欄で、97Pまできてやっと本文が注釈のページに追いつくため、本文と注釈のページの乖離が酷くて、非常に読みにくいことこの上ない。

        注釈ではTシャツの穴は4つでなく、3つであるというトポロジカルな問題に触れていたりと、注釈も含めて、内容はいつもの円城塔作品。
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        2015/08/08 by ミコト・T

    • 1人が本棚登録しています
      Self-reference engine
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • この物語を正しく理解できる方を、僕は巨大知性体と呼ばせていただくことにします。
        なくとも、SF初心者の僕には早すぎる作品でした。
        再読必至どころではない…正直五回読んだって正しく理解できる自信がありません。
        とにかく難解でした。
        とはいえ、決して読みにくかったという訳ではありません。
        むしろ軽妙でユーモラス、ちょっと古風な匂いさえする文章は、むしろ親しみすら湧くほど。
        だからこそ、自分は何を読み落としたのか、何を理解できなかったのか、ホトホト頭を悩ませてくれます。
        仕方ないのでこの世界のイベント後にもう一度読みます。
        >> 続きを読む

        2014/11/03 by 豚山田

      • コメント 2件
    • 4人が本棚登録しています
      バナナ剥きには最適の日々
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
      いいね!
      • 9つからなる短編集で、どの作品も理解しながら読むのが難しい。著者が多数派に理解してもらうことを意図していないためからだろう。翻って、一般社会では、より分かり易いことが求められる。仕事は他人に分かり易く。だから、自由で難しい表現ができる著者が羨ましいと思うし、貴重な存在だと思う。世に溢れている読み易い小説に飽きた人にとっては、それだけで非日常を考えることができるし、読み応えがあるのではないか。

        表題作の「バナナ剥きには最適の日々」は、9つのなかでは分かり易い。昔教科書で見た、ボイジャー計画のような探査機が擬人化され、その心情が語られる。彼は暇さえあれば、バナナ星人のことを考える。バナナ星人には、3枚皮と4枚皮の種族がいて、その違いががアイデンティティとなるが、問題はそれが死ぬまでそれがわからないところだ。『結局のところ剥いてみなけりゃわからない』とに皮肉を言う。探索機の目的が、先に進むだけで戻ってこれない存在であることが示唆されているため、どんな自由な妄想も儚さを感じてしまう。あと、サリンジャーの『ナインストリーズ』の有名な短編にもバナナが出てきてたけど、オマージュされた作品だと感じた。

        好きなのは、「墓石にと彼女は」。題名がないと本文は何の話なのかわからないが、自分は、死んだ彼女と墓参りしに来た彼氏の会話を思い浮かべた。主観は死んだ彼女のほうだ。『わたしがまだ、わたしというこの形は内側から眺めるしかないものだとは知らないままに過ごしていたころの記憶』「わたし」が現在どの視点で言っているのかわからなくなるほど、不思議なセリフで、本作品集の中でも一番SF的な要素を感じた作品でよかった。飛浩隆さんの『グラン・ヴァカンス』の世界観を思い出した。

        一番分かりにくかったのは「エデン逆行」。1回読んでもわからなかったから3回読んでみたけど、ほとんど理解できなかった。『かくて、創世の過ちは繰り返される。過ちを発したエデンは、覆滅されて、生まれ生ずる新たなエデンを、また過ちの裡に浮かべるに至る』浮かんでは消える泡のような物をイメージし、幻想的な情景を思い起こす。

        残念だったのは、自分の読解力では9つの作品集を通しての共通したテーマを、あるいは、テーマなんかないのかということを見い出せなかったこと。時間をある程度おいて再度、挑戦したいと思った。
        >> 続きを読む

        2017/01/22 by イギー

    • 2人が本棚登録しています
      オブ・ザ・ベースボール
      カテゴリー:小説、物語
      3.0
      いいね!
      • 読書のハードル上げて、理科系文学に初トライ。クールなハードボイルドタッチで進んでゆく物語を確率や法則で解こうとするシニカルな文体とともに不思議な世界に引きずり込まれた。

        メタフィクションと分かっていても、行政や財団にもしかしたらこんな団体、部署があるかも?と思わせる現実と虚構のシンクロまで感じ、想像していた以上に面白かった。

        脈略に沿って流れてゆく物語だけではない小説の楽しさは、安部公房を初読みした時の感覚に似ていた。

        しかし、もう一遍は難解。僕の知性や学力、経験を駆使しても読み解けなかった。悔しいので、他作品にもトライしてみたい。
        >> 続きを読む

        2018/04/12 by まきたろう

    • 1人が本棚登録しています

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