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BoringMel

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著者名:BoringMel

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      自分の体で実験したい 命がけの科学者列伝
      カテゴリー:科学史・事情
      4.0
      いいね! hit4papa
      • 自分の体を使って様々な実験を試みた科学者たち(うちひとりはインテリア・デザイナーの女性)。10章からなる彼らの命がけの物語だ。お馬鹿な奇人列伝を想像して本書を手にとったのだけれど、いやいや、予想外の感動をしてしまった。

        名声、好奇心、使命感、自己実現、はたまた蛮勇か。身体をこわし、命を失っても遂げなければならなかったものとは何なのか。天才たちの情熱が、凡人の僕にふりそそいできて胸がアツくなる。やるせないことに、命を賭しても、自己顕示として批判にさらされることもあるという。

        危険な空気を吸いつづけた親子の章 ジャック・ホールデンの言葉が印象的だ。本書に登場する人々の精神に通底しているのだと思う。

        「危険のない人生は、マスタードをつけない牛肉のようなものだ。だが、私の人生は役に立つのだから、登山や自動車レースのようにただ危険のための危険を追いもとめるのは間違っている」

        マスタードをつけた牛肉が美味しいかどうかは別として ・・・

        彼らのおかげで多くの人体の謎が解明され、人々が救われてきたのだ。本書からは、後世に残した偉人達の足跡を読みとることができる。

        本書に登場する偉人で、僕が名前を知っていたのは、キュリー夫人だけ。あとの科学者たちは、その業績を含めて聞いたことがない。もっとも、キュリー夫人にしても、ラジウムを発見したのをおぼえていたくらい。小学校の図書館にある伝記に目もくれなかったので、この美しい話を知らずに大人になってしまったのだなぁ。今更、後悔しつつ、これは収穫でもあった。

        本書のコーヒーブレークのちょっとした小ネタが親切丁寧と思ったら、本国では、小中学生向けの本として出版されているとのこと。確かに、子供たちに読んで欲しい本ではある。
        >> 続きを読む

        2013/02/10 by hit4papa

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