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思考にとらわれずに、五感を感じるためにはどうしたらよいのか。その方法が仏道の観点から書かれた本。そもそも我々は普段から五感を意識して感じることは少ない。例えば食事をする際にはテレビや新聞を見ながらだったり、スマホもいじりながらの「食べる」時間になっていることが多いのではないだろうか。そうなるともはや味覚をフルに感じることはできないであろう。そういった普段意識していないことを意識することで「今」と言う時を生きているんだと実感できる。この本の中で「捨てる」という行為が印象に残ったので記しておこうと思うが、物に執着することで苦しみが生まれる仕組みから出来る限り持たない、もしくは執着しないというのは人生をしなやかに生きるヒントになると感じた。近年はやった「断捨離」にも通じるところがあるだろう。 >> 続きを読む
2015/12/13 by PEZ
キーワード「心」「正しく思考する」「集中する」前職の退職日に先輩から頂いた本。自分自身、変に考えすぎるところがあったのでこの本を読んでなるほどと思うことが多かったです。無駄なことを考えないということは本質的に大切なことに集中できるということ。肝に銘じて改善していきたいと思います。特にインターネットやスマホ世代には読んでほしい一冊です。本文より「現代は、あまりに聴覚への刺激が増しすぎているために、ほどほどに刺激のある会話ですら、まるで不感症のように上の空になってしまいがちではないでしょうか。」「~、そこに余計な思考のノイズがたくさん混ざるのです。」「恋人と仲良くしたいときは、いやな仕事のことは考えず、お互いが心地よく過ごすために何ができるか考えるほうが、その時に適したことです。」 >> 続きを読む
2015/01/18 by すすむ
ブッダ自身の言葉には、死や生、苦しみや悲しみ、そして喜びなど、僕ら現代人も多く関心を寄せていることについて、分かりやすくシンプルに説いたものが多いです。 誰の心にスーッと染みこんでくるような、核心をついた言葉の数々が、今も古い経典を頼りに語り継がれています。 人生に悩んだとき、人生に疲れたとき、どうしようもない怒りや悲しみに囚われたとき。 本書を開けば、優しく、力強く後押ししてくれるブッダの言葉に出会えることでしょう。 いつまでも手元に置いておきたい、そんな一冊です。 詳細なレビューはこちらです↓http://maemuki-blog.com/shohyou/mental/koike-budda/ >> 続きを読む
2013/09/23 by ヨッシィー
宗教や精神論的な観点からだけでなく、脳科学的にも根拠のある考察を含めた文章展開をしているので多角的で信憑性のある内容となっている。「喜怒哀楽」の中で、「怒」「哀」がない方が良いとするのは何となくわかる気がするが、「喜」はあればある程良いと思っていたのが、程々にしておいた方が良いとするのは意外だった。快楽物質のドーパミンを求め続けるサイクルが「苦」に繋がっているという事実を知り、ハッとさせられた。アル中やギャンブル依存症などがその例なのだと指摘している。現代社会では、刺激や快楽や夢を追い求めるのは是であり、そうすべきというような風潮もあるように感じる。企業は付加価値をつけることに奔走し、書店には成功者のエッセンス本が平積みされていて、消費者はより良いものや便利さを享受するために働き続ける。しかし、欲に終わりはないから「今までよりももっともっと」となって今まで以上に求め続けるが、それが叶わなくなった時、目標を達成できなかった自分に対する不甲斐なさや情けなさ、苛立ちなどの「苦」に変わってしまう。私は、ありふれた日常だが穏やかで平和な今という時が実は幸福なのだということをもっと意識したい。今この瞬間を噛み締めることで「楽(=リラックスの意味での)」を感じながら生きることも可能なのではないだろうか。 >> 続きを読む
2015/12/09 by PEZ
今からおよそ2500年前のインドに、苦しみの根本をとことんまで追求することで悟りを開いたのがブッダです。 ブッダは、誰が正しくて、誰が間違っているかの判断の基準の問われたとき、「それが苦しみを増やすものなら間違っている。苦しみを無くすものなら、それが正しいといえる」と答えたとのこと。 著者は、「苦しみ」のリトマス試験紙によって確かめて、自分が苦しまない選択ができれば、私たちは心穏やかに、幸福に生き抜くことが叶うだろうと述べています。 詳細なレビューはこちらです↓http://maemuki-blog.com/shohyou/mental/koike-kurushimanai/ >> 続きを読む
2014/02/21 by ヨッシィー
この本を読んでまず気になった部分は怒りとはイライラムッカムカのような攻撃的な感情だけでないということでした。悲しいや悔しいなどのネガティブな感情も怒りの一つで不幸の原因とのことです。そういった感情は脳内で大きな刺激となります。脳は刺激を求めるモノですからさらに強い刺激を求めたり、再度同じ刺激を求めたりします。よって負の感情のスパイラルに陥ってしまいます。そうならないようにするための方法とは?幸せとは?などそういったことについて書かれている本です。内容は簡単ですが実行するには現在の刺激たっぷりな社会ではできなくはないが難しそうな気もします・・・余談ですが、期限ぎりぎりの時の集中力(刺激?)が癖になってしまったせいで時間への緊張感に危機感を感じています。もう一回読みなおして治したいですorz >> 続きを読む
2013/06/03 by BlueBull
とても分かりやすく丁寧に煩悩のことが学べました。そして、自分の気持ちの成り立ちや苦しみとは一体どこから来るものなのか…などが書かれていて少し気分が楽になりました。私は特に自分は煩悩が多いほうだと思います。減らせば減らすほど生きるのがシンプルになり楽になるのだと教わりました。煩悩があるほうが人間臭くていいじゃないかという人もたまにはいるし、そういう人の方が好感をもてるという人もいます。しかし自分自身の気持ちを考えると煩悩は無いほうが楽です。第三者は齷齪している他人を見て、人事のようにドラマを見ているように楽しいかもしれませんが。そしてこの本に描かれている、クーピーで描かれた4コママンガがとても暖かく可愛いです。言葉使いも「行きませーう。」なんて書いてあったり凄く可愛らしいです^^心理学ブームですが、私はこちらの方がすんなり心に入ってくるというか、なんか人間の心理ではなく、真理という言葉がぴったりです。もう一度読み直して、少しづつ実践できるようになりたいです。 >> 続きを読む
2014/08/26 by snoopo
「自我は存在しない」という驚くべきことが主張されていた。他者からの承認を得たいという欲求は今の社会の中では、満たされにくく、満たされたとしても一瞬である。たとえ承認されても、その承認に慣れてしまえば、さらなる承認を求めて苦しむことになる。苦しみの本質と苦しみからの解放である無我への道が描かれていて面白かった。 >> 続きを読む
2016/03/12 by つよぽよ
【小池龍之介】(コイケリュウノスケ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)
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