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朝井まかて

著者情報
著者名:朝井まかて
あさいまかて
アサイマカテ

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このランキングは1日1回更新されます。
      恋歌
      カテゴリー:小説、物語
      4.4
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      • 明治の女流歌人の話としか知らずに読み始めて、水戸藩の幕末維新のころの壮絶な物語、恋物語でもあり、胸を打たれた。 >> 続きを読む

        2019/06/26 by Ponpoko

    • 他2人がレビュー登録、 10人が本棚登録しています
      すかたん
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • 気持ちいい!!読後にこれだけ爽快な気分になったのは久々だ。
         
        舞台は江戸時代の大阪。江戸詰め藩士の夫を亡くした知里は、
        ひょんなことから大阪の青物問屋に女中奉公に出る羽目に。
         
        「すかたん」と呼ばれている若旦那の青物狂いに振り回されながら、
        食べるのが大好きな知里は「大阪の上手いモン」に目覚めていく。
         
        わかりやすい水戸黄門方式で展開も早く、
        そこへ輪をかけて関西弁が飛び交うから会話のテンポもいい。
         
        大阪の人間の情や粋、商売魂やプロ根性に共感し、
        そして何より「上手いモノ」の描写に引き込まれ、
        ちゃんとお出汁をとった大根の煮物が食べたくなる。
        難波には難波葱と呼ばれる名物があったことも初めて知った。
         
        大阪人でいる事が誇りに思えてくる気持ちの良い小説だった。
        >> 続きを読む

        2019/01/30 by NOSE

    • 3人が本棚登録しています
      先生のお庭番
      カテゴリー:小説、物語
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      • 長崎の植木商で修業中の主人公熊吉が、出島に薬草園を造りたいというシーボルトの命によりオランダ商館に奉公に出向き、他国の自然や文化の違いを体感し、異人である「しぼると先生」との絆を深めお庭番として成長していくのですが、史実の通り禁制品である日本地図を国外に持ち出そうとしたいわゆるシーボルト事件に巻き込まれてしまい・・・というストーリーです。

        前半は衣食住始め日本とオランダとの様々な文化の違いを肌で感じながら柔軟に馴染んでいく熊吉や、西洋医学をぐんぐん吸収していこうとする数多くの門下生たちなどが生き生きと描かれているのですが、読者である私も熊吉の目線で、新しいものとの出会いや貪欲に知識を取り入れていこうとする当時の日本人の姿に興奮します。
        また、異国人であるシーボルトから見た日本、熊吉の目を通して気づく日本。今でも誇るべき日本という国や日本人の美点に私も気がつかされます。

        物語の後半は、シーボルト事件を発端に熊吉はじめシーボルトの妻や門下生たちが混乱に巻き込まれ、その結末については歴史として記されている史実に沿うものですが、熊吉や妻のお滝が、信頼し心を通わせていると思っていたシーボルトの知らなかった一面に愕然とするある描写がとても印象的でした。

        熊吉やお滝に対して裏切りともいえる行為を働くシーボルトですが、一方で彼がのちにアジサイの新種に「オタクサ(お滝さん)」と名付けたことや、シーボルトの企みを知った熊吉が彼なりの決断を下す場面に、彼らが感じたであろう複雑な心情にしみじみと思いを馳せてしまうのは、朝井まかてさんの描きだしたこの物語の世界にどっぷり入り込んでしまったからに他なりません。

        歴史上に記されるシーボルトやお滝は単に記録された人物ではなく、ここでは長崎の方言や「異人さん」独特の言い回しで会話し、苦悩し歓喜する、私たちと同じ血の通った人間だったのだと感じ入ります。時代小説を読む醍醐味は、正にこういったところにあるのではないかと思っています。

        史実はきな臭く少し物悲しくも、この物語の最後の場面はほろりとさせられ深い余韻を残します。それも朝井まかてさんの作品らしいしみじみとした締めくくり方だと思いました。
        >> 続きを読む

        2015/09/07 by nomarie

    • 1人が本棚登録しています

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