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伊吹有喜

著者情報
著者名:伊吹有喜
いぶきゆき
イブキユキ

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      四十九日のレシピ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
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      • 「四十九日のレシピ」って聞くとまず「法要で出る会席のレシピ?」って思ってしまって、まさかこういうあったかい内容の話しとは思わなかった。


        熱田家に後妻に入った乙美が71歳で心臓発作で亡くなった。

        妻を亡くしてまともにご飯も食べられないほど悲しみに暮れる夫の良平。

        生きているうちは乙美に素直になれず、今は結婚しているがその結婚生活にも翳りが見えてきた百合子。


        乙美が亡くなり沈みかえった家にやってきたのが金髪で真っ黒に日焼けした女の子、井本。そしてブラジル青年のハルミ。


        この2人のおかげで落ち込んでいた良平や夫の不倫で離婚危機にあった百合子もだんだんと元気を取り戻していく。


        「四十九日の法要は宴会のように賑やかに。」と望んでいた乙美の願いを残された者たちはどう応えるのか、と思ったらとてもあったかい法要となりきっと乙美も空からその様子を嬉しそうに見ていたんだろうな、と思う。


        子どもが欲しくても出来ない百合子や子どもを作らず先妻の子の百合子だけに愛情を注いだ乙美、それを見守る良平の想いも愛に満ち溢れていた。


        こんな想いのこもった四十九日法要を少し羨ましく思った。


        私にも子どもはいるが、うーんそこまで
        考えてくれないだろうなぁ。
        >> 続きを読む

        2016/02/17 by kaori

    • 他2人がレビュー登録、 9人が本棚登録しています
      なでし子物語
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • 御曹司の立海と、使用人の孫燿子。
        立海は、家長と若い妾との間の子で、体が弱く、療養に訪れた先の常夏荘で燿子と出会う。
        その燿子は、実の母に置き去りされ、祖父が働く常夏荘に引き取られたという境遇。
        迷惑。足手まとい。厄介者。グズ。ゴミ。頭が足りない。。
        そんな扱いしか受けていない燿子にとって、立海は、心を通わすことが出来た初めての友達だったともいえる。
        家柄は違えど、心に深い傷を持ち、敏感すぎるほど感じやすいふたりが、徐々にたくましくなっていく様に、元気をもらった。

        それと、常夏荘を取り仕切る女主人と、その亡き夫との新婚旅行でのエピソードにキュンと来た。
        ふたりの物語も、ぜひ覗いてみたいなあ。
        >> 続きを読む

        2016/02/08 by shizuka8

    • 他1人がレビュー登録、 2人が本棚登録しています
      ミッドナイト・バス
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 新潟県の片田舎で長距離バスの運転手として働く利一
        手塩にかけて育てた息子と娘は成人したが、彼らの心の中は理解できず・・・・・
        東京で働いていた息子は、仕事を辞め故郷に戻り、娘と言えば奇抜な恰好をしたネットアイドルになっていた・・・・・
        そんなある日、彼の長距離バスに乗車してきた女性は、十六年前に家族を捨て家を飛び出していった別れた妻だった
        バラバラになった家族の再生
        未来へ飛び立つため助走が始まる

        --------------------------------------------------------------------------------

        伊吹有喜さん
        大好きな作家さんであります

        穏やかでありながらとっても繊細で少しでも強く抱きしめたら今にもグシャグシャに潰れてしまいそうな家族の物語です

        十六年前
        利一は家族を連れ、故郷へ戻ってきた
        善かれと思った帰郷であったが、妻は去り、子どもたちの心も傷つけた・・・・・・
        そんな家族一人一人の再生の物語を長編として、その傍らを通り過ぎていく人々のまた別の人生を短編として描いたお話です
        穏やかではあるけれども、揺れ動く激しい心の葛藤、憤り、そして、最後には、それぞれの再出発を生き生きとみずみずしい文章で表現された心に響く作品
        誰にでもある弱い心・・・・・あるときは厳しく、あるときはやさしく、お互いを想い、支え合う人々・・・・・
        んーー富良野の黒板家を思い出した!!!
        純くんも蛍ちゃんも元気かな

        このような静かで、心で読むような作品

        大好きです(*^_^*)
        >> 続きを読む

        2014/06/08 by momokeita

      • コメント 2件
    • 5人が本棚登録しています
      風待ちのひと
      カテゴリー:小説、物語
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      • 心の風邪をひいてしまった哲司。母の遺品整理のために来た美鷲での物語。喜美子とのゆったりした日々。美しい美鷲の風景が目に浮かぶようだった。がんばりすぎてしまった人ってたくさんいる。もっとがんばれじゃなくて、頑張ったねって言ってあげられる人でありたい。だめな自分でもそのまま受け入れてくれる人。そんな人がいたら素敵だろうな。なんだかほんわかする気分になる一冊でした。 >> 続きを読む

        2013/10/21 by ayuka

      • コメント 12件
    • 6人が本棚登録しています
      四十九日のレシピ
      カテゴリー:小説、物語
      3.5
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      • デビュー作「風待ちのひと」で第三回ポプラ社小説大賞特別賞受賞した著者の二作目にあたる長編作品。

        泣ける本として話題になりましたが、自分は涙を流す程では無かった。
        それでもほんのり心が温まる優しさに溢れた作品だった。

        どこかファンタジー的でやや強引な展開という印象をうけたが、大切な人に愛情をそそぐ重要性を伝えようという気持ちが詰まっている。

        テクニックではなくまっすぐな気持ちで小説を書く人だなと感じた。
        おそらく同性の女性読者のほうが共感しやすいのだろうと思う。
        >> 続きを読む

        2012/11/23 by ybook

      • コメント 2件
    • 9人が本棚登録しています

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