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夏川草介

著者情報
著者名:夏川草介
なつかわそうすけ
ナツカワソウスケ

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      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      3.8
      いいね! tadahiko
      • 再読。

        でも、面白かったーーー!
        そして、感動したーーーー!!!!!!!!!!!!

        何年ぶりに読んだかな。随分前に、それこそ刊行当時に読んだと思うのですが、久しぶりに隣の部屋を見たらふと棚にあって、「あ、読んでみよう・・」と思い読み始めたら面白くて止まらなくてほぼほぼ一気読み。この梅雨寒の夜にひっそりとでも味わい深く、熱く読み、今ほど読み終わりました。

        こういう医療系の話ってちょっと苦手なんですよね。
        読んでると当たり前ですがいろいろな病気やその病気で苦しんでいる人たちの描写があって時には病気や症例が詳しく書いてあって「あ、そういうことも起きるんだ・・」と要らぬ知恵がついたりしてそれが「ああ、もしかしたら大事な人がそうなったら・・・」とか不安が不安を呼んで怖くなったりするんです。自分も特養ホームに父が入所していまして今は元気に日々を暮らしていますがいつどうなるかはわからないですしいつ何が起きてもおかしくない年齢でもあるので本当に怖くなって想像が妄想を呼び苦しくなったりします。だから、基本こういう作品は読まないようにしています。


        ですが、この「神様のカルテ」はそういう暗い話も登場人物たちのコミカルででもあたたかく毀誉褒貶なやり取りで読んで怖くなり震えている自分の心を温めてくれる。時に怖くなっても勇気や感動を齎してくれる・・そんな光と影を内包した不思議な作品だなぁと思うんです。


        主人公の一止に我が愛しの細君。男爵に学士殿。看護師の東西に外村さん。次郎に水無さん。化かされ続けてる大狸先生に古狐先生。名前を列挙しているだけでこの面々の賑やかな笑い声が聞こえてくる、そんな良い意味の錯覚を覚えるくらいのキャラクターたち。みんながみんないろいろな想いを抱えて真っ直ぐに生きている様は本当に勇気をもらえます。基本、小説の中の話は創作物として一線を画しているのですがこの作品だけはそうはいかないといいますか、なぜかリアリティを伴ってズバズバと自分の心と躰に刺さるんです。


        だからかもしれませんが、何度読んでも涙は溢れ流れ落ち、寂寥感のなか不思議とあたたかい気持ちになり気がつけば捲る頁が無い・・という現象が起きているんです・・・全くもって不思議です。


        今回も安曇さんの話では滂沱の涙が滴り落ちました。
        人は孤独だけれども決して不幸ではない。そんな当然のことを思い出させてもらえました。


        2巻もどこかにあるはずなのでもしまた偶然見つけたら本を開いてみたいと思います!


        ちなみに個人的に好きなキャラクターは看護師の東西ですね。
        こんな器量があって仕事バリバリこなして淹れるコーヒーが美味い。そして、可愛い・・・なにを迷う必要がありましょうか・・・!笑


        ああ、自分にも美味しいコーヒーを淹れてくれる天使、現れないかなぁ・・・


        ・・・コホン。
        逸れました・・・すみません(笑)


        たまの夜更かしもいいんじゃないでしょうかね。


        今回も良い読書が出来ました!!
        >> 続きを読む

        2019/07/07 by 澄美空

    • 他10人がレビュー登録、 44人が本棚登録しています
      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      4.1
      いいね! masa920
      • 長野県松本市の地域医療に携わる医師のお話です。
        私は医療関係には疎いし苦手ですが、語り手である主人公の古風な喋り方とテンポの良さで楽しく読むことが出来ました。地域医療の問題、日々出会う様々な患者との接し方、病院で働く中での心の持ち方に読み入ってしまいます。悩んだり細君に癒されながら働く主人公にはきっと好感が持てるので、どんどん頁を進めたくなる本だと思います。 >> 続きを読む

        2018/04/09 by nona

    • 他4人がレビュー登録、 29人が本棚登録しています
      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      4.3
      いいね!
      • 第2弾。
        相変わらず温度差を感じつつ読んだけれども、まぁ...少しアツくなるところがあって良かったかな。やっぱり人間味を感じられたのかね?

        「医師の話ではない。人間の話をしているのだ。 」
        >> 続きを読む

        2018/07/22 by motti

    • 他3人がレビュー登録、 23人が本棚登録しています
      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      5.0
      いいね!
      • シリーズ3作目。新しく本庄病院に赴任してきた女性医師の存在が一止の医者としての考え方を変えるきっかけになる巻。その考えが明らかになるまでの過程が読んでいて良かった。心に残ったのは大学病院へ赴任すると決めた一止の送別会でサシで飲んだ大狸先生の「何があっても医者を続けなさい」の一言。辛いことがあっても何かを続けるという意味が大切だという点で読んでいて心に染みた。上手くまとまりませんが感想はこんなところです。 >> 続きを読む

        2016/12/10 by おにけん

    • 他2人がレビュー登録、 14人が本棚登録しています
      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      3.7
      いいね!
      • 古狐先生
        大狸先生
        お医者
        看護師
        患者
        病気


        神様のカルテ1を読んでから違う本を数冊読んでからのこの本です。
        医療の現場の厳しさや苦しさ、患者を思う先生方。
        一番辛いのはやはりご家族だけではなくお医者様や看護師さんたち医療従事者なのではないのでしょうか。
        何でも治せるとはいいませんが、治すための治療法を誰よりも知っているのに、できないこと・どうしようもないことが目の前に立ちふさがってしまうのは一番辛いことだと思う。
        今回のお話は一緒に働いてきたお医者様の一人が倒れたことによって発覚した病気。すでに最期のステージまで来ていた。途方にくれるとはこういうことなのかなと感情移入してしまいました。
        そしてまた、助けられるのも人なのだなとも思いました。
        >> 続きを読む

        2016/01/18 by -water-

    • 13人が本棚登録しています
      神様のカルテ
      カテゴリー:小説、物語
      3.6
      いいね! yana
      • まず文体の美しさに惹かれました。信州が舞台ですが、行ってみたいですね♪地域医療で戦う医者の話で、映画化もしてます。主人公の奥さん、ハル役に宮崎あおいがやってますが、これ以上ないキャスティングだと思います。夫婦のやりとりが、素晴らしくてほんわかな気持ちにさせてくれます。 >> 続きを読む

        2014/06/09 by yana

      • コメント 5件
    • 9人が本棚登録しています

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