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福原美穂子

著者情報
著者名:福原美穂子
ふくはらみほこ
フクハラミホコ

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このランキングは1日1回更新されます。
      心を上手に透視する方法
      カテゴリー:社会学
      4.0
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      • 自己啓発本や心理系の本をよく読む人ならとくに新鮮な内容はない。ただ、インパクトが大きく、魅力的なタイトルでうまく人をひきつけている一冊。その割に新刊1,500円(税別)はちと高い。とくに時代によって手法が通用しなくなるようなものではないので、中古本で買えば十分な内容である。もうひとつ文句を言うと、いまいちどういう人にむけられて作られた本なのかよくわからない。「他者を操る」ことが主眼に置かれていそうだが、内容的にはけっこう「自分が変わる方法」にもページが割かれている。微妙 >> 続きを読む

        2015/10/29 by Ada_bana

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      特捜部Q
      3.5
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      • 490ページは長いので、話は相当多岐に亘る、登場人物も多いのかと思ったが、それはまったく見当はずれで読みやすかった。

        読みにくい名前にもちょっと慣れてきた。

        ミレーデ・ルンゴー事件を解決して、特捜部Qのカール警部補は名前を知られるようになっている。

        ノルウェーから視察団がくるということで、地下の部屋を整えるのに大童、そこに新人のパンク頭の女性ロースが配属されてくる。一癖ある彼女もカールにとって悩みの種になりそうだった。が、なぜかアサドとは気が合い、カールの課題も軽くこなす。なかなか有能なところがあった。

        今回の特捜部Qは、富裕な家庭の師弟が通う寄宿学校で20年前に起きた事件を調べる。

        犯人は10年前に自首して収監されている。しかしカールの机の上にはどこからか来たのか分厚い事件関連ファイルがあり、犯人にもいささか疑問がある。
        この事件は根が深いように感じられた。

        20年前に兄妹が殺され、家庭は崩壊した。その頃、妹のボーイフレンドは警察官になっていた。

        当時の家を訪れたカールは廃屋を調べ、事件から手を引こうとした。犯人は自首しているのだ、アサドは言った「理解できません。」「だって被害者のために何か出来るのはわたしたちだけではありませんか。」

        寄宿学校の卒業生たちは、それぞれ事業で成功し、親から譲られた以上の名声を得、社会の上層部に大きな影響力を持つようになっていた。
        現在でも、当時の事件に関わった5人が集まって、余暇は広大な土地に建つ別荘で過ごし、株取引で成功したウルレクが、世界規模で集めた猛獣や鳥などを放して狩り、そこでさまざまな犯罪隠匿の相談をしていた。

        彼らは寄宿生時代から、弱者を見つけて殴打し死に切れないものには大金を渡して口を封じ、死んだものは密かに処分していた。

        寄宿生仲間にキニーという女性がいた。彼女はグループの中でおとりになって被害者をおびき寄せ、罪の意識なく最後には死ぬほどの暴行を加える役だった。
        しかし、仲間に犯され妊娠する、子供に愛情が芽生え始めたころに、妊娠を封じたい仲間に暴行を受け流産する。その後、その恨みから身を隠し、仲間を狙い始める。

        使いきれない財産を犯罪に使い、異常な性癖を満足させてきたグループをカールたちは追う。

        キニーも彼らを執拗に狙っている。このキニーの暴れ方はハンパでない(^^)

        カールは類似の事件から手がかりをつかむ。

        邪魔者は仲間でも殺す犯人たち。犯罪捜査は徐々に絞られ、「Q]とキミーは命の危険を感じつつ最後の戦いに臨む。

        文中に交互に現れる犯罪者たちの現在と、カールたち特捜部の捜査。

        社会では学閥になっている寄宿生たちの、かばいあう関係は、警察の中まで及んでいる、妨害に会って捜査が難航する。

        猟奇的なおぞましい話が延々と続き、このシリーズを読み始めたのは選択ミスではないかと思うほどだった。

        今回はこの点で少し評価が下がる、でもチームになんだかうるさくて面白そうなロースが来た、やはり続きを読みたい。
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        2014/11/29 by 空耳よ

      • コメント 2件
    • 2人が本棚登録しています
      特捜部Q Pからのメッセージ
      4.0
      いいね!
      • 特捜部Qを二冊読んで、3冊目のこの本を楽しみにしていた。

        北欧ミステリ賞「ガラスの鍵」受賞に輝く著者の最高傑作!
        と紹介がある。勢いに乗って「!」マークは私がつけた(^∇^)
        600ページ近くますます大部になっていた。

        何しろ、奇人変人の助手のアサドともローセとも私にとっては、とうとう友人気分、カール警部補とは同僚気分になって馴染んできた。

        漏れ聞くとボトルメールが始まり。波に運ばれたビンの中の手紙なんてロマンかも。

        ケヴィン・コスナーのあのかゆくなるような悲恋映画まで頭の中に顔を出してきた。

        海に囲まれたデンマーク、入り組んだ湾のあるコペンハーゲンならこういう話も生まれるだろう。


        特捜部Qに、未解決だった誘拐事件の証拠品らしい、手紙が入った壜が届いた。スコットランドの北端で仕事をサボって海を見ていた警察官が拾ったものだ。
        手紙は痛んでいたがかすかに文字が読み取れた。

        書き出しは「助けて」

        アサドとローセはこの手紙を拡大コピーして壁に貼り、何とかして読み解こうとしていた。二人は何を話しかけても夢中で壁のコピーを見上げている。
        カールはしぶしぶこの捜査をすることになってしまった、もうこの二人には、これよりほかの事件の捜査は無理だとさじを投げた。

        それでもカールは、よその管轄であったが連続放火事件の方が気になって仕方がなかった。

        ローセは体調が悪く双子のユアサがやってきた、これもまたローセに輪をかけて自分本位で周りのことなど気にもしない変人だったが、顔かたちはローセにそっくり、さすがに双子で仕事も出来る。幸いにアサドとも気が合って捜査が進んで行く。

        手紙には差出人はPとだけしか読めなかったが、海辺の小屋に監禁された兄弟らしい。

        カールのやる気なさを見て、アサドは例によって「可愛そうな兄弟をわれわれが」と息巻いている。

        一方、子どものいる夫婦がいた。夫は仕事を口実に長期に家を空け妻は夫の粗暴さを危険だと思ってきた。彼こそ、他人の家から兄弟を誘拐して大金を稼いできた犯人だった。

        デンマークにも国教とは別に巷には小さな閉鎖的な宗教が多くあった。その中でもひときわ外部から隔絶した宗教団体がいくつもあった。
        彼はその中で子沢山の信者を選び、二人の子どもを誘拐、身代金を受け取ると一人を殺し一人を親元に帰していた。信者同士は家庭内のこのような事件は宗教人としては恥に感じて他人には隠していた。
        犯人はそういう事情にも通じていて、殺された子は、外部に子は破門して追放した、というのを知っていた。財産のありそうな家族の中に入り込み、子どもを狙った犯人は常に成功を収めてきた。

        Pもこうして誘拐された、手紙を書いた兄は殺され、帰されてきた弟は家族から離れた家に住んでいた。
        しかしやっとここまで辿り着き、あとを追って来たカールたちにも、両親は家族ともども閉鎖的で協力しない。

        流れ着いた手紙は優秀な科学捜査部門の処理と、二人の助手の活躍でほとんど解読され、ここにいたって、カールの鼻は手がかりを少しずつ嗅きつけ、追いつめながら犯人に近づいていく。



        大筋はこうだが、その中には犯人との知恵比べのような部分もある。犯人の過去も現在も事件に深く関わっている。 夫を怪しんだ妻の追跡劇もある。

        一方なぜかカールが気にする連続放火の話が入る。話は次回まで続いて持ち越しということらしいが、こんな話はどうも紛らわしく、何のかかわりがあるのだろうかと思った。

        そんなこんなで、少し捜査が多岐にわたり、すっきりしない部分もある。

        「Q」では犯人が早くから登場するものは多く、話に厚みがあるが、今回は少しハードボイルドな部分が多い。

        三作の中では一番の出来だという、裏表紙の力の入った紹介も分かる、やはりこれも標準以上の作品で読んで面白かったが、どうも前作二つの方が好きかな。
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        2014/12/02 by 空耳よ

      • コメント 2件
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      特捜部Q
      4.0
      いいね!

      • ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q Pからのメッセージ」(上・下巻)を読了

        この小説は、デンマークの警察小説シリーズの第3作目で、北欧五か国の優れたミステリに贈られるガラスの鍵賞を受賞した作品です。

        コペンハーゲン警察に未解決事件を専門に扱う特捜部Qが設置された。
        主人公のカール・マーク警部補は、その部門の責任者だ。

        ある日、特捜部Qに一つのボトルメールが届けられた。
        スコットランド北部の警察官が、最初はそれを入手したのだが、諸々の事情があって数年もの間、店晒し状態にされていた。

        カールがそれを見た時には、封入されていた紙はすっかり劣化し、全文を判読することが難しくなっていたのだ。

        だが、アシスタントたちの力を借りて、カールはそれが救助を求めるものであることを突き止める。
        血で書かれた手紙は確かに「助けて」という文字から始まっていた-------。

        著者は、カールたち特捜部員の動きと並行して、正体不明の人物が幼い兄妹を誘拐しようとする過程を描いていく。

        それは、さながら囲碁の盤面を見ているようで、特捜部Qと謎の誘拐犯が置いていく石が、どのような陣の取り合いをしているかは、途中のくだりを読んだだけではよく判らない。

        そして、事態はカールがボトルメールの書き手を突き止める中盤あたりから大きく動き出す。
        語り口は淡々としているのに、醸し出される雰囲気が緊迫感に満ちており、この著者が紡ぎ出す物語世界に引き込まれてしまいます。

        この犯罪には宗教的な背景が大きく関係しているが、そういう知識がなくても読み進めるのにはまったく問題がない。

        また、痛ましい事件との対比物として、特捜部内の人物関係がスラップスティックに描かれるのが、この作品の救いになっていると思う。

        変人ばかりを部下に持ったカールには、同情の言葉もないですね。

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        2019/01/16 by dreamer

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      心を上手に操作する方法
      カテゴリー:超心理学、心霊研究
      3.0
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      •  現代社会において、「心理操作」は、日常のいたるところで行われています。
         油断していると、知らない間に、とんでもない窮地に立たされることもあるかもしれません。
         著者は、「他人から影響を受けるだけでなく、トリックにひっかかり、知らないうちに本来は望んでいないことをさせられる。そこが、心理操作の恐ろしいところだ」と指摘しています。
         心理操作は、常に暗示によって行われます。
         簡単に心理操作にだまされないようにするためには、心理操作やそれに用いられる暗示のメカニズムや構造を知り、その対処法を知る必要があります。

         詳細なレビューはこちらです↓
        http://maemuki-blog.com/shohyou/science/havener-sousa
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        2013/10/24 by ヨッシィー

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      青い象のことだけは考えないで! 思考を上手に操作する方法
      4.0
      いいね!
      •  「青い象のことだけは考えないで!」と言われると、ほとんどの人は「青い象」のことを思い浮かべてしまうのではないでしょうか。
         それだけ、人間の思考は、暗示にかかりやすく、一つの方向に誘導されやすいことを示しているともいえます。

         著者は、「思考の枠」を取り払うことで、ものごとをありのままに受けれることで僕たちは自由になることができる、と指摘してます。

         本書は、マインドリーダーとしての体験から得た、思考を自由にするためのトリックやメソッドを科学的観点から解説し、それらを応用するための方法を分かりやすく解説した一冊です。

         人間の思考は自分が思っている以上にいい加減で騙されやすいものであり、制約された不自由なものであることが、本書を読むとよく分かります。
         しかし、いい加減で騙されやすいからこそ、自分自身でポジティブな方向に誘導することも可能であるということです。
         人間の感覚が不自由なものであることを自覚し、その上で「ものごとをありのままに受け入れる」意識を忘れずに、騙されやすい脳の性質を上手く利用して、自分の思考をいい方向に少しずつでも変えていきたいですね。

         詳細なレビューはこちらです↓
        http://yosshy0322.blog.fc2.com/blog-entry-895.html
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        2013/03/06 by ヨッシィー

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【福原美穂子】(フクハラミホコ) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト(著者,作家,作者)

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