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HruschkaPeter.

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      アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン
      カテゴリー:経営管理
      4.0
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      • 「ピープルウェア」、「デッドライン」、「熊とワルツを」など数々のソフトウェア開発の名著で知られるトム・デマルコ氏共著作品。

        ソフトウェア開発現場で見られる幾つものシチュエーションを分かりやすいタイトルを付けて小話として紹介。長年ソフトウェア開発現場で活躍してきた作者達の豊富な経験から得られれた86の事例集。どれも2~3ページの短いもので気軽に読める。

        こういうプロジェクト運営は失敗するといったありきたりのアンチパターンではない。あえてパターンの善悪を付けず読み手側が共感し、深く考え、自身を律することが自然と促される作品。

        「アドレナリン中毒の組織は、猛烈に動き回ることが健全な生産力のあかしだと信じている。」

        ドキッとしたあなた!おすすめです。

        特に印象深く残ったのは以下の3篇。
        --
        「アドレナリンジャンキー」(表題)
        次から次へと発生する緊急のプロジェクト。繰り返されるプライオリティの変更。緊迫した雰囲気の中で死に物狂いではたらくアドレナリン中毒のチーム。

        「アトラス」
        エリカは非常に有能なリーダーで何もかもきちんとやり遂げ、確実にプロジェクトを成功に導く。
        しかし、何でも自分で出来てしまうため部下からリーダー候補が育つことがない。またスケーラビリティを持てないためプロジェクトの人数が一定を超えると途端に巧く回らなくなる。

        「その名はベン」
        仕事好きで有能なベン。彼に任せればどれだけ多い仕事でも楽しそうに仕事をこなしてくれる。上司は彼に頼りきりでどんどん仕事を任せるが、仕事に楽しさを見いだせなくなったベンは会社を去ってしまう。
        --
        他にも「映画評論家」、「ソビエト式」、「死んだ魚」、「テンプレートゾンビ」などなど・・・多数。

        こういった組織は上司からすると優秀な人物を中心に回る優れたプロジェクトチームのように見えてしまう。特にアドレナリンジャンキーなどアジャイル開発をアグレッシブに率先している組織のようにも見える。
        しかし、問題が顕在化した時にはもはや手がつけられないほど根は深刻なもの。

        ただ単にプロジェクトを成功させるだけなら普通のプロジェクトマネージャー。メンバーがやりがいを持って最大限の力を発揮できる組織運営が大切なのだと気付かされる。この書籍で紹介されているパターンを実地に活かしていきたい。
        >> 続きを読む

        2015/03/16 by ybook

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