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AppelAndrew W

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著者名:AppelAndrew W

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      最新コンパイラ構成技法
      カテゴリー:情報科学
      5.0
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      • コンパイラの作成技術に関する理論と仕組み的な実践が記されている本。前半は一通りコンパイラ作成技術の基礎を駆け足で説明しています。字句解析~構文解析~意味解析~中間コード生成の流れやベーシックブロック(BB・基本ブロック)の連なりの話や構文木の話。後半は今時の実践的なコンパイラの仕組みの説明になっています。ガベコレの仕組み(ガベコレ制作にはもっと良い本がございますが)、オブジェクト指向言語への対応、関数型言語対応、多相型(多態もしくは多様とも呼ばれますが、一般には多態、数学を意識した場合は多相(相という概念があるため)と呼ぶのが自然な気がします)対応。そこからデータフロー解析を経て若干のコンパイラによる最適化処理の話が説明されています。と言ってもループの展開やパイプライン対応や階層化メモリ(cache)への対応といった部分のみです。この本を読めばコンパイラの仕組みと若干の最適化技術を知ることができるのではないかと思います。他方で、最適化技術は言語機能と結びついたり、対象コンピュータのマイクロアーキテクチャと結びついたりして複雑怪奇かつ奥深い物なので、この本でも入口までしか至っていないように思います。それでも、コンパイラの基礎から最適化の入り口までを結びつけているこの本の功績は大きいです。コンパイラについて深く、実践的な内容を知りたい人にお勧めです。
        あと、Operational Semanticのしっくりくる訳語が定義されていました。意味動作。一言で言えばSemanticとは、その文法の意味するところとその振舞いたる動作、そういう事です。文法に対し、こいつが定義されて初めて血の通った言語と言えると思います(というか、これが定義されていなければ言語作者以外の他人は使用できない)。
        >> 続きを読む

        2012/12/02 by Shimada

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