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又吉直樹

著者情報
著者名:又吉直樹
またよしなおき
マタヨシナオキ

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      第2図書係補佐
      カテゴリー:読書、読書法
      3.9
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      • 第2図書係補佐。又吉直樹先生の著書。私は作家としてや読書家としての又吉直樹先生が大好き。又吉直樹先生が正真正銘の本好き、読書好きであることが、本書からも伝わってきます。とこれを読んでから、又吉直樹先生の作品を読むと、また違った魅力が見えてくるはず。又吉直樹先生も子供のころは本博士、読書博士なんて呼ばれていたのかもしれませんね。 >> 続きを読む

        2018/08/09 by 香菜子

    • 他5人がレビュー登録、 24人が本棚登録しています
      東京百景
      4.3
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      • 「熱い思想を、夢を語って尊敬されるくらいなら、阿呆なことを言って笑われたり馬鹿にされたりしていたい」

         昔のバラエティ番組の動画を見ていたら、そこに出ている又吉さんは「気持ち悪い」と女優やアイドルから逃げられていました。
        番組自体、又吉さんを気持ち悪いものとして作っているのでした。

         それが、芥川賞作家になったら、急に文化人になってしまって誰も気持ち悪いなんて言わないという手のひら返すような世の中。
        又吉さんはどう思っているのでしょうか。

         このエッセイ集は3回読んで、また読み返しています。
        これから何度も読み返すと思います。

         18歳で上京して、お笑い芸人をめざしている20代前半まで、下積み時代、20代後半、30歳すぎてテレビなどに出るようになり、知名度があがってきた30代と三部構成になっています。

         決しておごることなく、他人におもねることなく、不器用で、自己嫌悪に陥りながらも、血反吐をはく思いをしながら、東京で芸人をめざす、その痛々しさがこの本の後に出版されて、ベストセラーとなる『火花』の原点とも言えると思います。

         話題作『火花』だけ読んで「なんだおもしろくない」と放り出すのならこの『東京百景』もまわりくどくて「おもしろくない」でしょう。

        『火花』『東京百景』その他、又吉直樹さんの書く小説は面白可笑しい娯楽ではありません。

         芸人が本を書いて賞をもらった、ばかりが独り歩きして、本の内容になかなか触れてもらえない、とあきらめたように又吉さんが話していました。痛々しいほど自分を見つめる眼が凄い人です。

         この本を読む限り、20代の思い出だけでなく、20代の頃にかなりの頑固さを貫いており、周りが騒いで、揺れ動く事はあっても芯の部分はぶれないだろう、と思わせるものがあります。

         芸人を目指して上京した若者に、東京という街は、時に冷たく、時に無機質で、時々、ほんの少しだけ優しい。

         人は年をとるとかわっていくもの。若い時のままということはありえないけれど、20代に出来上がった価値観のようなものは残ると思います。

         そのぶれない価値観に一読者としては、すがるしかないのかもしれません。
        >> 続きを読む

        2018/06/08 by 夕暮れ

    • 他1人がレビュー登録、 8人が本棚登録しています
      カキフライが無いなら来なかった
      カテゴリー:詩歌
      4.0
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      • 俳句と、エッセイと、写真。
        お笑い芸人又吉氏と作家せきしろ氏の作品が交互に収録されている。

        目次もあとがきもなく、淡々と作品だけが収められた一冊。
        自由すぎる俳句がおもしろい。本書のタイトルもそう。
        生ぬるい空気感がクセになりそう。
        >> 続きを読む

        2014/07/26 by seimiya

      • コメント 1件
    • 4人が本棚登録しています
      まさかジープで来るとは
      カテゴリー:詩歌
      3.0
      いいね!
      • 鬼才と奇才の第二弾。
        味わいある言葉が、どんどん湧いてくる。

        自由律俳句と、五七五の形式を破り自由な韻律で詠む俳句のこと。
        これって、

        俳句だったの、裏表紙を見て初めて知る。
        自由に気になる言葉を集めて、羅列したものだと思っていたが、
        もう少し、句とすれば意図して、推敲されたもんなんだ。

        例によって、気になった言葉を羅列しますが、
        せきしろさんの方が多くなったのは、
        考えると、事象を述べているのがせきしろさん、心情的頭で考えたのが多いのが又吉さん。
        今、短歌で考えているわたくしめにとっては、自然に、せきしろさんが多くなったようで・・・・。
        それと、我仕事に通じるファッションも取り上げています。

        「せきしろ」

        シャツの予備ボタンはもう捨てていいのか
        ハワイのTシャツを着た老人が震えている
        駐車場の隙間を埋めるようにタンポポ
        大量の小学生が同じ車両に乗ってきた
        犬が顔だけ出している
        白髪と同じ色をしているセーター
        風が顔に当たって左右に分かれて耳で音に
        白一色ではなく模様の入ったシャツだった
        いつもと違って見えるのは長袖Tシャツなんかを着てるせい
        わかったこれはダウンジャケットの羽根だ
        独り水溜まりに映る独り水溜まりにはまる
        カレー食べるんだったrら次で降りるが
        怒っている女だがシャンプーの香りがする
        煮物で窓ガラスが曇る実家
        家にいると決めた日の夕焼けが誘う
        言っていることは正しいが寝癖
        これなんだっけそうコーデュロイだ
        回送バスが飛ばしていた
        ズボンの裾が早くも濡れているデパートで怒られている児今日二人目
        あなたのためにあるような柄
        朝食でも昼食でも夕食でも夜食でもないところが自由だ
        犬が空を見ているように見えるが真偽はわからない
        あの家だけ起きてる


        「又吉直樹」

        こんな大人数なら来なかった
        サラダは取り分けてくれたが
        カレーにしか使えない皿を貰った
        思っていたより小振りな仏像に合掌
        薬を飲んだ朝の小便の色
        礼服に数年前の招待状
        立ち小便の湯気に怯える
        >> 続きを読む

        2019/03/21 by ごまめ

    • 5人が本棚登録しています

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