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高村透

著者情報
著者名:高村透
たかむらとおる
タカムラトオル

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      バンク! = BANK! コンプライアンス部内部犯罪調査室
      カテゴリー:小説、物語
      4.0
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      • "伏魔殿"

        この作品を読み終わって真っ先に出てきた言葉です。

        銀行を舞台に銀行内、組織内で起こる様々な事件や事案を調べ、解決する「コンプライアンス部」の面々のお話。

        縦割り社会の中で次々に起こる事案に真っ向から立ち向かう新入社員の有村。その有村が所属する「コンプライアンス部内部犯罪調査室」には様々な精鋭達がいる。そんな彼らを日々悩ませる銀行、組織のあれやこれや。有村は新人なので直属の上司の八代や向井と一緒に事案解決に挑む。結構内容がリアルなのであれ?と思ったら矢張り作者は元銀行員。そりゃあ、銀行内や組織のなんやかんや知ってる訳だ。笑

        有村と八代の恋模様?も途中途中に挟まれていてそれはそれで面白いけど矢張り本題の銀行内での事案解決が一番面白かった。

        「花咲舞が黙ってない」程痛快劇ではないけれど1話1話ちゃんと起承転結があって面白いし一応繋がっているのであの時あの人はこういう思いでこう動いていたんだな、というのが読み進めていくと分かってくるのでそれも面白さの一因であり良い意味で増幅させているなぁと。

        個人的には最後の話がグッと来た。
        普通に働いていてもなくても親の介護は大変…自分も経験したけど、そりゃあもう…
        自分で言うのもあれだけど、壮絶、凄絶だった。余り詳しく書くとネタバレになるので控えるが今の社会では中々介護をするのは厳しい。だからといって犯罪を犯して良いとは当たり前だけれど思えない。でもね、綺麗事では済まないのもまた事実。この話を読んで改めて介護の現実を知り身につまされた。

        他の話も普通にある事案だから小説なんだけれど何処か経験談、ノンフィクションを読んでいるようだった。

        因みに最近外れを引く事が多かったメディアワークス文庫で考えてみれば3連続当たりを引く…あれ?実は外れはたまたまだった。笑

        まぁ、兎にも角にもまた良い読書が出来て良かったです!

        さて、次は何を読もうかなぁ。
        >> 続きを読む

        2018/03/13 by 澄美空

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